『中山金杯(GⅢ)2021ヒシイグアス血統考察』YRA

あけましておめでとうございます!

 

血統調査員のYRAです。

「血統表は競走馬の設計図!」ということで

 

新年一発目の勝ち馬血統考察は、1月5日に開催された中山金杯(G3)を勝ったヒシイグアスです。

 

 


5枠9番ヒシイグアスは五分のスタートから、抑えて中団8~9番手の馬群の中でレースを進める。

4コーナーから外へ持ち出しながら進出を開始すると、前から7番手の位置で直線を迎えた。

そのまま追い出しを開始すると、残り200mを切って4番手に浮上。

そのまま脚色は衰えず、最後はココロノトウダイとの叩き合いをクビ差制してゴール板を駆け抜けた。

本馬はこれで5勝目。3連勝で嬉しい重賞初制覇となった。

 

ヒシイグアスの父ハーツクライは現役時代、国内外で19戦5勝。

主な勝ち鞍はドバイシーマクラシックと有馬記念。

有馬記念で無敗の3冠馬ディープインパクトに土をつけた唯一の日本馬である。

2020年の種牡馬ランクは第3位。

 

母ラリズはアルゼンチン産馬。現役時、13戦9勝の戦績。

主な勝鞍はコンデッサ賞、オクレンシア賞(G3・芝1000m)

現役引退後、日本に輸入され繁殖馬となった。

これまでデビュー済み産駒は本馬を含め6頭。

父ネオユニヴァース(3勝)→父ダイワメジャー(4勝)→父ネオユニヴァース(地方7勝)→父キングカメハメハ(未勝利)→父ハーツクライ(本馬)→父ブラックタイド(未勝利・現役)

3頭が中央で勝ち上がっており、全て複数勝ちを収めている。

様々な相手と交配されている中で今回重賞馬を輩出。繁殖力は高い。

血統背景は父Bernstein(Storm Cat~Storm Bird~ノーザンダンサー系)と母父Rainbow Corner(~Blushing Groom~ナスルーラ系)の組み合わせ。

 

父ハーツクライと母父Storm Bird系との組み合わせはウインバリアシオン(日経賞(G2)、青葉賞(G2))、ゴーフォザサミット(青葉賞(G2))、コレクターアイテム(アルテミスS(重賞))を始め、活躍馬多数の良好配合。

 

父産駒は基本晩成傾向で、今回5歳で初めて重賞を制したあたりは「まさに」といったところ。

 

 


戦前のnetkeibaのコラムでは、血統傾向から「Nijinsky」の血を本レースのポイントとして挙げました。

結果、1~3着までのいずれも該当しない馬で独占することに・・・

強いて言うなら本馬の母方にある「Kings Lake」はNijinskyの直仔なのですが、さすがにそこまで入れてしまうと・・・ね。

 

血統からは来年以降、より一層難解になってしまい、今後どういう傾向を掴むべきか。

新年早々、来年へちょっと気が重たくなる最初の重賞結果でありました。

 

今年もよろしくお願いします!

投稿者プロフィール

YRA
YRA
血統の設計図から好走率を占う予想家
趣味の一口馬主が高じて牧場通いをするも「馬関係者でも走る馬はわからない」という結論に至る。そこから少しでも走る馬を見極めるために血統に没頭。血統から展開されるレース回顧は好評を得ている。

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