『イン強襲の岩田康誠騎手は外枠がお得というギャップ』田中洋平

 

コロナがなかなか落ち着かないですが、

2021年の競馬が始まりました。

 

通常のスポーツやイベント系の興行は、

ファンの入場料やグッズ関連の売上に頼っているビジネスモデルのため、

人が集まらないと売り上げが立たない。

 

イコール、コロナ渦では、

このビジネスモデルはなかなか厳しい。

 

しかし競馬の場合は、

競馬場への入場料やグッズの売り上げなんて微々たるもの。

 

でも人間の欲望から生み出される数十億円の寺銭(テラ銭)があるから、

コロナ渦でも滞りなく運営ができる。

 

しかもネット投票を浸透させたことで、

低コストで大衆から徴収できるようになったのは大きいですよね。

 

国が権利を押さえているだけあって、素晴らしいビジネスモデル。

 

だから競馬関係の施設でクラスターでも起きない限り、

競馬が中止になる可能性は低そうです。

 

ということで、

安心して2021年も競馬を勉強して行きましょう。

 

そして今日注目するのは、

ケイデンスコールで京都金杯を制した岩田康誠騎手。

 

1枠2番のスタートから内をロスなく回り、

直線は得意のイン強襲!

 

と行きたかったところですが、

鮫島克駿騎手騎乗の11番ボンセルヴィーソに進路を塞がれて、

外に切り替えて強襲!に変更。

 

12番人気の低評価をはねのけて、見事な優勝でした。

 

岩田康誠騎手と言えば、やはりイン強襲。

 

でしょう。

 

グイグイと馬を押しながら、馬群のすき間を抜けてくる。

 

こんなイメージですよね。

 

なので、きっと内枠の成績が良いだろうと、

TARGETで枠順別のデータを調べてみました。

 

 

データを見れば一目瞭然ですが、内枠ではなく8枠がダントツでした。

 

2枠の勝率と回収率も良い感じですが、

複勝率がイマイチなので、きっと大穴馬をネジ込んだのだと思われます。

 

反対に8枠は、勝率、連対率、複勝率、

すべてのカテゴリーでナンバー1の成績。

 

これは岩田康誠騎手が、

8枠を得意としている揺るぎない証拠になるかと思います。

 

イン強襲のイメージが強い騎手なのに、何でなのかな?

といくつかのレースを見てみました。

 

すると勝利方程式を発見。

 

岩田康誠騎手が8枠から勝利しているレースのほとんどが、

外枠スタートからグイグイと押して行って、先頭に立っていることが多い。

 

またはちょっとムリ目に2~3番手のポジションを取っている。

 

という感じですね。

 

良くも悪くも空気を読まない。

 

普通ならスッと引いて遠慮するところを、

外枠から被せてポジションを取りに行く騎乗が多いということです。

 

失礼ですが、これならイメージ通りですね。

 

岩田康誠騎手が8枠に入った時を狙うだけで、回収率155%!

 

さらに前走4コーナーで3番手以内だった馬を狙う。

 

これはグイグイと押してポジションを取りに行ける馬に

騎乗している場合を想定していて、下記の成績になります。

 

勝率28% 連対率34% 複勝率40%

単勝回収率211% 複勝回収率100%

 

このようにウハウハの成績に。

 

岩田康誠騎手 → イン強襲だから内枠が得意

岩田康誠騎手 → 8枠が得意?とは思えない

 

このように世間のイメージと逆のことが起こっているから、

きっと回収率がハネているのでしょう。

 

2021年は

この「世間のイメージと逆」という部分を意識しましょう。

 

そうすれば、おのずと回収率がアップするはずです。

 

ぜひ参考にしてください。

 

 

投稿者プロフィール

田中洋平
田中洋平
田中洋平(日刊スポーツ公認のコンピ指数研究家)
かつてはダイニングバーの経営者だったが、現在は競馬研究ひと筋。「競馬最強の法則」の馬券ブラックジャーナルコーナーにおいて、2009年に逃げ穴馬馬券術を紹介。2010年には同誌にて「コンピアナライズを追え」で巻頭でデビューを果たし、2012年にKKベストセラーズより「新コンピアナライズ・ゾーンレベル」を出版。現在は日刊スポーツ公認のコンピ指数研究家として日刊公式ウェブサイト「極ウマ・プレミアム」にてコラム、テクニカル6を連載中。また重賞特集号として日刊スポーツが発行しているタブロイド紙のコンピ予想も担当している。

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