『ダイヤモンドS2021の穴馬探し予想PART1』シベリアン

「ダイヤモンドS」の
穴馬探しをお届けします。

ダイヤモンドSは
2月20日(土)に
東京芝3400mで
行われる、東京での
平地最長距離レースです。

土曜施行ですので
さっそく、当レースの
ポイントをお伝えします。

 

 

 

【ポイント1】
ハーツクライ産駒が
強い

 

→ダイヤモンドSは
ハ-ツクライ産駒が
強いレースです。
15年以降(2.1.1.5)、
複勝率44%。

人気馬中心とはいえ
2012~2018年まで
7年連続で馬券絡み。
さすがはサンデー屈指の
長距離砲で「府中の血」の
トニ-ピンも厚く備えて
いますから、当レースで
強いのは必然と言えます。

 

 

 

【ポイント2】
「前走で逃げた馬」が
異常に弱い

→当レース近10年の
出走馬のうち「前走で
逃げた馬」の成績が
連対ナシの(0.0.2.15)。

これは単純なハナシで、
前走で逃げたくらいの
「前がかり」な馬では
このレースは持たない、
という事でしょう。

今年も「該当馬」が
出走してくる予定ですが
推奨予定はありません。

 

 

 

【ポイント3】
「格下馬」の一発に
要注意

→当レースの近10年の
前走「クラス」別の
成績を診てください。

 

重賞     複勝率19% 5.3.4.52 
オープン特別 複勝率20% 5.3.2.40
条件クラス  複勝率22% 0.2.4.21

 

このように、前走で
3勝クラスや2勝クラスの
いわゆる「格下戦」を
使ってきた馬の成績も
ソコソコ良好です。
2・3着に6頭が快走し
複勝率比較ではトップ。

しかも、当レースで
「穴」をよく空けて
いるのがこの格下組。

近10年に好走した
「前走条件クラス」6頭の
うち4頭が下記のように
6番人気以下でした。

 

11年 3着キタサン 6番人気 →前走3勝クラス
12年 2着ギュスタ 1番人気 →前走3勝クラス
13年 3着メイショ 6番人気 →前走3勝クラス
15年 3着カムフィ 8番人気 →前走3勝クラス
19年 2着サンデー 8番人気 →前走2勝クラス
20年 3着オセアグ 2番人気 →前走3勝クラス

 

単純に格下馬=実力が
足りないと判定されて
人気が薄くなりますが
当レースに出てくる
実力上位馬や人気馬は
とりわけG3レベルですし
安定味に乏しい馬が大半。

条件さえ合えば格下馬が
台頭できる余地もあると
いうことでしょう。

 

 

 

【ポイント4】
4歳馬が強い

 

→以前は長距離路線=
新陳代謝が順調でなく
ベテラン馬の活躍が多い
イメージがありましたが
近年は、かなり様相が
変わってきました。

当レースでも4歳馬の
台頭が非常に顕著です。
近10年の馬齢別成績は
下記のとおり。4歳馬は
「ほぼ半分」の馬が
馬券圏に走っています。

 

4歳  複勝率48% 3.3.4.11  
5歳  複勝率22% 3.2.1.21 
6歳  複勝率18% 2.1.3.27
7歳上 複勝率12% 2.4.2.57

 

 

 

【ポイント5】
「前走から斤量が
増えている馬」が強い

→近10年の出走全馬の
前走からの斤量増減別の
成績を診てください。

 

前走から斤量増 複勝率44% 5.2.1.10
前走と同斤量  複勝率21% 2.5.5.46
前走から斤量減 複勝率14% 3.3.4.60

 

このように、前走から
斤量が増えている馬が
好アベレージです。

前走から斤量が増えた
=近況好調or地力が
もともと上位の馬で、
今回のハンデを重めに
背負わされた馬ですが、
それらの馬がハンデに
めげることなく近況の
好調度(or力の元値の
高さ)を活かしてよく
走っていると言えます。

 

 

 

【ポイント6】
前走2000m出走馬が
大不振

→近10年(1.1.0.20)、
複勝率はたったの9%。
前走で2000m戦に
出てくるような馬では
あまりに「適性面」が
違うという事でしょう。

昨年は16番人気の
ミライへノツバサが
前走2000m出走から
1着に激走しましたが
あくまでレアケース、
ということなのです。

 

 

 

以上6点を鑑みたうえで
今年の推奨馬をPART2で
会員様にお伝えします。

PART2・穴馬結論編に続きます。