『フローラS(GⅡ)2021クールキャット血統考察』YRA

血統調査員のYRAです。

「血統表は競走馬の設計図!」ということで

 

今週は4月25日に開催されたオークストライアル、フローラSを制したクールキャットを取り上げます。

 


8枠15番クールキャットは好スタートから出していき、前から4~5番手の好位を確保。

3~4コーナーでも持ったままで隊列は変わらず、直線へ。

400mを切って追い出しを開始すると、200mを切ってムチを一発。

さらに加速して先頭に立つと、内で粘るスライリーをゴール前できっちり交わして優勝。

4度目の重賞挑戦で、悲願の重賞初制覇を果たした。

 

 

クールキャットの父スクリーンヒーローは現役時、23戦5勝。

主な勝鞍はジャパンカップ(G1)。

血統背景は父グラスワンダー(Silver Hawk~Robero~ターントゥ系)×母父サンデーサイレンスの組み合わせ。

父グラスワンダーは有馬記念(2500m)と宝塚記念(2200m)を勝ったグランプリホースで、非根幹距離(400mで割れない非主流の距離)の適性が高かった。

スクリーンヒーローはそんな父にサンデーサイレンスを配して王道距離を勝ち、種牡馬として代表産駒モーリスを輩出している。

2020年種牡馬ランクは第15位。

 

母メジロトンキニーズは現役時、34戦3勝(条件馬)

繁殖としてデビュー済み産駒は本馬を含み7頭。

父コンデュイット(未勝利)→父チチカステナンゴ(1勝)→父タニノギムレット(1勝)→父タートルボウル(重賞3勝・トリオンフ)→父エイシンフラッシュ(2勝)→父キングカメハメハ(1勝・現役)→父スクリーンヒーロー(本馬)

様々な父と交配されていながら、初仔以外全て中央で勝ち上がっており、本馬と半兄トリオンフが重賞勝ち。繁殖力はかなり高め。

血統背景は父ダンスインザダーク(サンデーサイレンス系)×母父モガミ(Lyphard~ノーザンダンサー系)の組み合わせ。

 

父スクリーンヒーローは活躍馬が牡馬に偏るRoberto系で、牝馬での重賞勝ち馬は本馬の他にはウインマリリンのみ。

このウインマリリンは昨年の本レースの勝ち馬という点が同じ。

尚、母母父に「モガミ~Lyphard」のラインが入るのはスクリーンヒーローの代表産駒モーリスと同じ。

また、本馬が持つ濃いインブリードである「サンデーサイレンス3×3のクロス」は札幌2歳S(G3)のトラスト、千葉S(OP)のウインオスカーが出ており、一見危険な割には活躍馬が出ている。

 

 


戦前のnetkeibaのコラムでは、過去4年連続でDanzigの血を持った馬が馬券圏内に入着しており、特に2017~19年の3年連続で4頭が馬券圏内に入着していた「Danzig+Lyphard」の血を取り上げました。

これをもとにnoteでの本命◎はアンフィニドールに打ったのですが、まさかの逃げを披露して13着・・・。

今回考察したクールキャットも「Danzig+Lyphard」

本命のチョイスこそ間違いましたが、血統傾向の読みは合致していたので、この傾向については来年も覚えておきましょう!

 

投稿者プロフィール

YRA
YRA
血統の設計図から好走率を占う予想家
趣味の一口馬主が高じて牧場通いをするも「馬関係者でも走る馬はわからない」という結論に至る。そこから少しでも走る馬を見極めるために血統に没頭。血統から展開されるレース回顧は好評を得ている。

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