『パラダイスS2021の穴馬探し予想PART1』シベリアン

「パラダイスS」の
穴馬探しをお届けします。

次週末の中央競馬は
宝塚記念ウィーク。

平地重賞は
その宝塚記念1クラしか
行われません。

そこで今週は
日曜の東京メーン、
パラダイスSの展望も
お伝えします。

さっそく、
パラダイスSの
ポイントをお伝えします。

 

 

【ポイント1】
枠傾向に異変アリ                          …   

 

→早速、下記データを
診てください。

 

1枠 複勝率11% 1.2.1.34
2枠 複勝率15% 1.3.2.34
3枠 複勝率12% 1.1.3.36
4枠 複勝率20% 0.3.5.33
5枠 複勝率20% 4.2.3.35
6枠 複勝率27% 4.4.4.32
7枠 複勝率15% 4.4.0.45
8枠 複勝率31% 8.4.5.38

 

これは、今開催の
今開催の東京芝1400mの
「枠別」成績です。
(先々週終了時)

いつも当欄で記して
いるように、この
東京芝1400mは
馬場状況に関係なく
常に「内枠有利」が
お約束の距離条件。

しかし。
今開催はビックリの
状況が発生しています。

上記のように
成績がハッキリと
「内枠<外枠」と
なっているのです。

なにせ5~8枠が20勝、
1~4枠が3勝です。
これほど極端な結果は
記憶にありません。

それほど、今開催の
東京の芝は「内々が
利となっていない」
特殊な状況と言えます。

先週からDコースに
替わりました。
土曜の12Rだけは
内枠ワンツーでしたが
他4クラはすべて8枠の
勝利。2着馬もすべて
中外枠でした。傾向は
変わっていません。

 

 

【ポイント2】
「逃げた馬」が
よく粘っているレース

→下記のように近8年で
(2.1.1.4)と堅調です。

 

13年 10着 サザンスターディ
14年 12着 タイキパーシヴァル
15年 3着 ミナレット
16年 12着 ゼウス
17年 1着 ウインガニオン
18年 1着 ショウナンアンセム
19年 2着 ツーエムマイスター
20年 6着 グランドロア

※2013年から
 当時期の施行となっています

 

この時期の東京の芝は
荒れ芝と化している
コトが多いですから
普通なら「外差し」が
効きそうに思いますが、
当レースに関しては
たとえ荒れ芝でも、前に
行った馬も後ろの馬も
同じような脚色になる
ことが多く、結果的に
差しが届かず逃げた馬の
粘込みが効いています。

 

 

【ポイント3】
関西馬が不振

→近8年の東西所属別・
成績を診てください。
関西馬が不振です。

 

関東馬 複勝率29% 7.5.6.44
関西馬 複勝率15% 1.3.2.34

 

いつも、関西馬が
大挙出走してくる
レースですが、この
ように相当な不振。

たとえば阪急杯や
阪神カップなど
「関西で行われる
芝1400m重賞」でも
関東馬がアウェ-ながら
けっこう走るように
芝1400m=関東馬が
関西馬と互角に伍せる
距離条件なのですが、
当レースに関しても
そんな傾向が如実に
現れているという事。

このレースに限れば
「関西馬というだけで
プラス評価」の必要は
特に無いでしょう。

 

13年 10着 サザンスターディ
14年 12着 タイキパーシヴァル
15年 3着 ミナレット
16年 12着 ゼウス
17年 1着 ウインガニオン
18年 1着 ショウナンアンセム
19年 2着 ツーエムマイスター
20年 6着 グランドロア

 

 

【ポイント4】
今開催の種牡馬傾向は

→今開催の
東京芝1400mの
「種牡馬別」成績を
診てください。

※先週終了時、
 出走数8以上の種牡馬のみ

 

エピァネイア    複勝率50% 0.3.1.4
モ-リス      複勝率50% 2.1.1.4
ディープインパクト 複勝率45% 1.3.1.6
ストロングリターン 複勝率38% 0.3.0.5
リオンディーズ   複勝率33% 2.0.1.6
ロードカナロア   複勝率30% 4.1.2.16
アドマイヤムーン  複勝率25% 1.0.1.6
エイシンフラッシュ 複勝率18% 1.1.0.9
キンシャサノキセキ 複勝率13% 0.1.1.14
ダイワメジャー   複勝率10% 0.1.0.9
スクリーンヒーロー 複勝率10% 1.0.0.9
マツリダゴッホ   複勝率 0% 0.0.0.8
ル-ラ-シップ   複勝率 0% 0.0.0.8
ジョ-カプチーノ  複勝率 0% 0.0.0.8

 

注目点は
ダイワメジャー、
キンシャサノキセキ、
マツリダゴッホ、
ル-ラ-シップの
産駒らが不振な点。

というのも、それら
種牡馬の産駒は
逃げ先行型がかなり
多いですが、そんな
産駒の利が活かせない
今の馬場状態、という
事だろうと診ています。

 

 

 

以上の点を鑑みたうえで
今年の推奨馬をPART2で
会員様にお伝えします。

PART2・穴馬結論編に続きます。

投稿者プロフィール

シベリアン
シベリアン
高い情報収集能力で他を圧倒する予想家
2010年に発表した競馬教材「マグマの法則」が異例の大ヒットとなり業界で一躍有名に。高い情報収集能力から導き出される論理的な予想と、読み込ませる文章力にファンが多い。ザ・シークレット・ホースで『穴馬結論編』を公開中。