『札幌記念(GⅡ)2021ソダシ血統考察』YRA

 

血統調査員のYRAです。

「血統表は競走馬の設計図!」ということで

 

今週は8月22日に北の大地で開催された、スーパーG2を勝ったソダシを取り上げます。

 


8枠13番ソダシは、好スタートを切ると積極的に前にとりついて行き、2番手のポジションを確保。

道中きっちり折り合ってレースを進めていたが、3コーナーのカーブでブラストワンピースが並びかけてくるとそのまま一緒に上がって、早くも先頭へ。

そのまま4コーナーも通過して直線を迎えたため、さすがに最後まで持たないかと思われたが、結局後続を寄せ付けることなく、最後まで危なげない姿でゴール板を駆け抜けた。

本馬はこれで6勝目。重賞は桜花賞(G1)に続く5勝目。

 

 

ソダシの父クロフネは現役時、10戦6勝。

主な勝鞍はジャパンカップダート、NHKマイルカップ。

3歳時に毎日杯(G3)で重賞初制覇を飾ると、NHKマイルカップで初戴冠。

その勢いで続くダービーに駒を進めたが、5着まで。

秋になりダートに転向すると、武蔵野S(G3)、ジャパンカップダート(G1)を圧倒的な強さでレコード連勝。

JRA史上初の芝・ダート両方でのG1勝ち馬となった。

種牡馬としても、もちろん芝・ダート兼用で、双方でG1勝ち馬を輩出するなど、息の長い活躍をしている。

種牡馬としての過去最高ランクは第4位(2008、2010年)で2020年は第17位。

 

母ブチコは現役時、16戦4勝。白毛のブチ模様で人気を博した。

繁殖として本馬が初仔。いきなりG1馬を輩出し繁殖力の高さを予感させている。

血統背景は、父キングカメハメハ(~Mr. Prospector~ネイティヴダンサー系)×母父サンデーサイレンスの組み合わせ。

その母シラユキヒメも白毛馬だった。

 

父クロフネは、母に「Mr. Prospector+サンデーサイレンス」を持つ馬との配合が〇。

朝日杯フューチュリティステークス(G1)を制したフサイチリシャール、NHKマイルカップ(G1)のクラリティスカイ、さらにJBCレディスクラシック(G1)を連覇したホワイトフーガもこのパターンである。

また父は産駒の活躍が牝馬に偏りがちな所謂「フィリーサイアー」でもある。

そんな父は2019年で種牡馬を引退。

種牡馬として晩年まで活躍馬を輩出し、最後にこのソダシのG1初制覇(阪神JF)を見届けた後、今年の1月17日に旅立って逝った。

今後も空から孝行娘がどれだけの勲章を積み上げていくのか見守っていてくれることだろう。

 

 


戦前のnetkeibaのコラムでは、過去6年の傾向からポイントの血として「Vice Regent」と「Danzig」を、直近3年の傾向からは種牡馬「ディープインパクト」と「ハービンジャー」をそれぞれ取り上げました。

それらの傾向をもとにnoteでは本命◎を「Vice Regent」を持つソダシに打ち、結果は1着。

また、2着のラヴズオンリーユーの父はディープインパクトで、3着ペルシアンナイトの父はハービンジャー(系統はDanzig系)でした。

血統傾向通りの決着ということで、今週は「反省なし!」で気持ちよく筆を置こうと思います。

それではまた来週~!

 

 

投稿者プロフィール

YRA
YRA
血統の設計図から好走率を占う予想家
趣味の一口馬主が高じて牧場通いをするも「馬関係者でも走る馬はわからない」という結論に至る。そこから少しでも走る馬を見極めるために血統に没頭。血統から展開されるレース回顧は好評を得ている。

稼ぎに直結する日刊コンピの法則:無料メルマガ登録