『小倉2歳ステークス(GⅢ)2021ナムラクレア血統考察』YRA

 

血統調査員のYRAです。

「血統表は競走馬の設計図!」ということで

 

今週は短距離2歳重賞、小倉2歳ステークス(G3・芝1200m)を勝ったナムラクレア取り上げます。

 


8枠9番ナムラクレアは好スタートから控えて6~7番手の位置。

4コーナーカーブから追い出しを開始し、大外に持ち出して直線へ。

一気の加速でぐんぐんと前を捉えていくと、あっという間に先頭に躍り出て、最後は2着馬に2馬身差をつけてゴール板を駆け抜けた。

本馬はこれで2勝目。前走から連勝で初重賞を手にした。

 

 

ナムラクレアの父ミッキーアイルは現役時20戦8勝。

主な勝ち鞍はNHKマイルカップとマイルチャンピオンシップ。

父ディープインパクト×母父系デインヒルの組み合わせは父の上級マイラー仕様配合。

2020年種牡馬ランクは第79位(初)

 

母サンクイーンⅡはアメリカ産馬。現役時、7戦1勝(海外)。

現役引退後、日本に輸入され繁殖となった。

繁殖としてデビュー済み産駒は本馬を含み6頭。

父ディープインパクト(1勝)→父ディープブリランテ(2勝)→父ヨハネスブルグ(未勝利)→父ヴィクトワールピサ(1勝・現役)→父キズナ(未勝利)→父ミッキーアイル(本馬)

このように4頭が勝ち上がり、本馬で重賞初制覇。繁殖力はぼちぼち高そうだ。

血統背景は、父Storm Cat(ノーザンダンサー系)×母父Kris. S(Roberto~Hail to Reason~ターントゥ系)の組み合わせ。

3代母Coup de Genieはモルニー賞(フランスG1・芝1200m)、サラマンドル賞(フランスG1・芝1400m)の勝ち馬。

 

父ミッキーアイルは初年度からメイケイエール(チューリップ賞)を出しており、本馬は2年目の産駒。

このメイケイエールに代表されるようにサンデーサイレンスのクロスは成功パターンになりつつあるが、そのクロスを持つことで気性がかなり荒くなる可能性は高まる。

本馬はサンデーサイレンスのクロスがなく、その父Haloのクロスを持つ。

 

ミッキーアイルはディープインパクト産駒ということで、父ディープインパクトと相性が良い血と組み合わせることが成功の近道。

そういった意味では本馬のStorm Catは○。

初年度産駒を見た限りは低調だったが、ここで本馬が重賞を獲ったようにこの組み合わせは今後巻き返してくる可能性は高い。

 


本レースにおいては過去の戦績から、種牡馬ロードカナロアとダイワメジャーの相性が良いと戦前のブログで取り上げました。

今年はロードカナロア産駒の出走はなく、代わりに「ロードカナロアが持つStorm Catに注目!」としていたのですが、本命◎はダイワメジャー産駒でStorm Catの父Storm Birdを併せ持つソリッドグロウに打ちました(結果9着)。

今回取り上げたようにナムラクレアはStorm Catを持っていたので、血統の傾向には合致。

さらに前走(フェニックス賞1着)までとはいかずとも、今回も少し馬場が荒れていたことも本馬には向きましたね。

 

これにて夏競馬終了です。

今週からはG1の季節、秋競馬がいよいよスタート!

競馬界がどんどん盛り上がっていく季節に突入しますので、より一層楽しんでいきましょう。

 

投稿者プロフィール

YRA
YRA
血統の設計図から好走率を占う予想家
趣味の一口馬主が高じて牧場通いをするも「馬関係者でも走る馬はわからない」という結論に至る。そこから少しでも走る馬を見極めるために血統に没頭。血統から展開されるレース回顧は好評を得ている。

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