『弥生賞ディープインパクト記念の穴馬探し予想PART1』シベリアン
「弥生賞・
ディープインパクト記念」の
穴馬探しをお届けします。
「弥生賞・
ディープインパクト記念」は
3月6日(日)に
中山芝2000mで行われる
皐月賞トライアル。
3着までに入った馬に
皐月賞の優先出走権が
与えられます。
早速、当レースで
大切なポイントを
お伝えしましょう。
なお、当レースは
一昨年から「弥生賞・
ディープインパクト記念」と
レースタイトルが
改題されています。
【ポイント1】
新馬戦・未勝利戦・
1勝クラス経由馬が
通じない
→タイトルどおり。
最近はクラシックに
直行する素質馬が増え、
トライアル戦の価値が
地盤沈下気味ですが、
それでも流石は弥生賞。
新馬戦・未勝利戦・
1勝クラスを勝ってた
ばかりの馬が、あまり
通用していません。
近10年の前走別成績を
診てください。
新馬未勝利戦 複勝率 6% 0.1.0.16
1勝クラス 複勝率12% 2.2.0.29
——————————
オープン特別 複勝率30% 2.1.0.7
重賞(G1以外)複勝率29% 4.3.3.25
重賞(G1) 複勝率71% 2.3.7.5
このように一目瞭然。
新馬戦、未勝利戦、
1勝クラスを勝ってきた
ばかりの好走は、わずか
5頭だけです。複勝率も
かなり低調。
昨年は「該当馬」の
シュネルマイスターが
2着でしたが、すでに
ココで2番人気の評価を
得ていた「大方の人が
分かっていた強い馬
でした。
前走G1出走馬は
複勝率71%と堅調ですが
勝ち切ってはいません。
前走でG1に出たほどの馬=
実績十分で賞金も持って
いるコトが多いですから、
弥生賞は叩き台モードで
出走→堅実には走るが
2着3着に取りこぼすコトも
多いというコトでしょう。
実績上位馬の2・3着付も
妙味のレースと言えます。
【ポイント2】
社台ファーム生産馬に
魔のデータ?
→近10年の当レースで
社台ファーム生産馬が
なんと(0.0.1.15)、
複勝率6%。ここまで
成績が低迷していると、
やはり「何かの要因」が
ある、と診たほうが
いいのでしょう。
ちなみに
ノ-ザンファームの
生産馬は(5.5.4.16)、
複勝率47%。明暗が
クッキリです。
【ポイント3】
いかにも
「ディープインパクト記念」
らしいレース
→弥生賞はもともと、
ディープ産駒が非常に
強いレースです。
通算成績(6.1.2.13)、
勝率27%、複雑率41%。
まさに、新しい
レースタイトル通りの
傾向が出ている?と
いうコト。
序盤からタフに流れる
皐月賞とは全く違い、
トライアルらしく
各馬が様子見しながら
緩めに流れたうえで
動き出しも遅くなるコトが
多いのが、この弥生賞。
そのため最後の直線で
瞬発力勝負になるコトも
多く、ゆえにそんな
走りがめっぽう得意な
ディープ産駒が数多く
好走しているのでしょう。
そんな弥生賞から一転、
皐月賞はタフなペースで
流れますから両レースは
昔から「直結性」が低く
弥生賞で勝ってきた馬が
むしろ苦労している、と
いうワケです。
【ポイント4】
ユルい流れになって
速い上がりが
活きやすいレース
→前項【ポイント3】の
続きの話になりますが
弥生賞は緩く流れる事が
多いですから、ラストは
「上がり勝負」必定。
結果的にラストで速い
上がり脚を出した馬が
好走する傾向が顕著です。
実際に、
近10年の出走全馬の
「上がり3ハロンの
順位別」の成績を診て
ください。上がり上位馬の
成績が非常に堅調です。
上がり1位 複勝率67% 3.4.1.4
上がり2~3位 複勝率48% 4.3.4.12
上がり4~5位 複勝率37% 2.1.4.12
上がり6位以下 複勝率 6% 1.2.1.58
ですので、各馬の
近走のレース内容や
血統から「速い上がりを
使えそうな馬か否か」を
見極めておく準備作業が
肝要になります。
【ポイント5】
キャリアが多すぎる
馬では苦しい
→近10年の当レースの
「キャリア」別の成績を
診てください。すでに
6走以上を消化している
ような馬では厳しいのが
当レースです。
キャリア1走以下 複勝率11% 0.1.0.8
キャリア2走 複勝率29% 2.2.1.12
キャリア3走 複勝率39% 4.4.4.19
キャリア4走 複勝率33% 2.1.4.14
キャリア5走 複勝率19% 2.0.1.13
キャリア6走以上 複勝率 9% 0.2.0.20
【ポイント6】
前走凡走馬は苦しい
→近10年の当レースの
前走「履歴」別の成績を
診てください。前走の
レースの格に関わらず
前走で崩れていた馬は
信用できないレースです。
◆前走1~5着 複勝率31% 10.9.9.62
◆前走6着以下 複勝率 8% 0.1.1.23
以上6点を鑑みたうえで
今年の推奨馬をPART2で
会員様にお伝えします。
PART2・穴馬結論編に続きます。
◆弥生賞【ポイント1/前走新馬・未勝利・1勝級に出走 ~軽視馬として】1頭
アスクビクターモア
【ポイント2/社台ファーム生産馬 ~軽視馬として】2頭
アスクビクターモア
ボーンディスウェイ
【ポイント3/ディープ産駒】1頭
アスクビクターモア
投稿者プロフィール
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高い情報収集能力で他を圧倒する予想家
2010年に発表した競馬教材「マグマの法則」が異例の大ヒットとなり業界で一躍有名に。高い情報収集能力から導き出される論理的な予想と、読み込ませる文章力にファンが多い。ザ・シークレット・ホースで『穴馬結論編』を公開中。
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