『フラワーCの穴馬探し予想PART1』シベリアン

「フラワーC」の
穴馬探しをお届けします。

フラワーCは
3月21日(月・祝)に
中山芝1800mで行われる
G3の3歳牝馬重賞です。

早速、当レースで
大切なポイントを
お伝えしましょう。

 

 

 

【ポイント1】
これがキモ!
関西馬+
関西のジョッキー!

→近10年の当レースに
おける、東西別成績を
まず診てください。

 

関西馬 複勝率24% 4.4.4.39
関東馬 複勝率19% 6.7.5.77

 

このように関西馬が
わずかに優勢ですが
そんなコトよりも
注目したいのは、馬と
鞍上との組み合わせ。

というのも、
同じ関西馬でも
「関西騎手が乗った馬」と
「関東騎手が乗った馬」で、
下記のように大きな成績差が
発生しているのです。

 

関西馬(4.4.4.39)のうち…
A. 関西所属騎手が騎乗 複勝率50% 4.3.3.10
B. 関東所属騎手が騎乗 複勝率 7% 0.1.1.27

 

一昨年は象徴的でした。
勝ったのは12番人気の
A該当馬。いっぽう、
B該当馬は全滅でした。

昨年もA該当馬が2着。
B該当馬は全滅でした。

正式なトライアルでも
ないこのレースに
わざわざ関西から騎手を
連れてきてまで遠征して
くる、関西の3歳牝馬=
このフラワーCへの、
そして賞金を上積みしての
クラシック戦線参入への
勝負気配が高い、という
ことではないでしょうか。

ともあれ
これほど極端な
アベレージの差が
発生していますので
特に関西馬を狙っている
方は要チェック。

私も個人的に、
該当馬のボックスは
押さえておこうと
思っているほどです。

 

 

 

【ポイント2】
「距離実績」が無い
人気馬は危ない

→近10年の当レースには
19頭の「1800mおよび
1800m超の距離で
馬券圏に好走した事が
1度も無かったのに、
5番人気以内に推されて
いた馬」が出走して
いましたが、下記の
ように(2.1.2.14)。

人気馬とは思えない、
低調なアベレージです。

 

12年 マイネボヌ-ル   10着 0.0.0.0
13年 サクラプレジ-ル  1着 0.0.0.0
13年 レッドマニッシュ  8着 0.0.0.1
14年 クリスマス     7着 0.0.0.0  
14年 チョコレートバイン 8着 0.0.0.0
14年 ニシノアカツキ   10着 0.0.0.1
15年 アルビアーノ    1着 0.0.0.0 
15年 ロッカフラベイビー  4着 0.0.0.0 
15年 ジャポニカーラ    6着 0.0.0.0
16年 ルフォール      8着 0.0.0.0 
16年 アオイサンシャイン  6着 0.0.0.0 
17年 ドロウアカード   3着 0.0.0.0
17年 ハナレイムーン   5着 0.0.0.0
17年 ディーパワンサ   6着 0.0.0.0
18年 トーセンブレス   2着 0.0.0.0
18年 モルフェオルフェ  8着 0.0.0.1
19年 ランブリングアレ- 3着 0.0.0.0
20年 ミアマンテ     6着 0.0.0.0
21年 イズンシーラヴリー 4着 0.0.0.0

※いちばん右の着度数は、
 フラワーCの前までの
 「1800m以上」のレースでの成績

 

昨年も「該当馬」の
イズンシーラヴリーが
4着に沈みました。

つまり「距離実績が
無いのに上位人気に
なっているマイラー」は
あまり好走していない、
ということ。

明らかに当レースの
「消しどころ」と
化しています。

実戦経験の乏しい
3歳牝馬が「小回り+
内回りでタフに流れる
中山芝1800m」を走る
フラワーC。レース質は
けっこうシビアです。

ゆえに、1800m戦や
それ以上の距離で
好走した実積が皆無の
マイラー然とした馬では、
たとえ上位人気馬でも
厳しいのでしょう。

 

 

 

【ポイント3】
直近の「対牡馬」戦で
好走した実績のある
馬を狙いたい

→近10年の当レースで
馬券圏に好走した
30頭のうち20頭が
「直前2走のうち、
少なくともどちらかで
牡馬混合戦で掲示板に
載っていた」馬でした。

昨年も「該当馬」の
ワンツー。

そもそも中山1800mは
3歳牝馬にとってタフな
コース。牡馬と好戦して
きた「強じんな履歴」が
いっそう活きやすい、と
いう事かもしれません。

ともあれ直近レースで
牡馬と戦ってきたという
「出走履歴」だけで
アドバンテージに解釈して
OKというワケです。

 

 

 

【ポイント4】
「逃げそうな馬」は
一応マークを

→近10年の当レースで
「逃げた馬」の成績は
(3.0.1.6)複勝率40%。
掲示板には5頭載りました。
今年も逃げそうな馬は
一応マークが必要です。

 

12年 ヘレナモルフォ   4着
13年 ロゼラニ      10着
14年 ホクラニミサ    13着
15年 アルビアーノ    1着
16年 エンジェルフェイス 1着
17年 ドロウアカード   3着
18年 モルフェオルフェ  8着
19年 コントラチェック  1着
20年 ナリノクリスティー 10着
21年 アビックチア    13着

 

 

 

【ポイント5】
内枠馬が苦戦

→近10年の当レースで
1枠馬の成績は
(1.0.0.14)複勝率7%。
2枠馬の成績も
(1.1.0.13)複勝率13%と
内枠に入った馬が低調です。

中外枠に入ったほうが
揉まれずスムーズに
進められるということかも
しれません。今の外差しが
効く馬場なら尚更です。

 

 

 

以上5点を鑑みたうえで
今年の推奨馬をPART2で
会員様にお伝えします。

PART2・穴馬結論編に続きます。

 

 

 

◆フラワーC 【ポイント1/関西所属騎手が騎乗予定の関西馬】 3頭
           キタサンシュガー (坂井騎手予定)
           スタニングローズ (川田騎手予定)
           パーソナルハイ  (藤岡康騎手予定)

       【ポイント2/1800m、1800m超で好走実績ナシ ▼軽視馬として】6頭
           アプサラ-
           アポロルタ
           キタサンシュガー
           サク
           スタニングローズ
           ニシノラブウインク

       【ポイント3/近2走で芝の牡混合戦で掲示板に載った馬】 9頭
           キタサンシュガー
           コルベイユ           
           サク
           シンティレーション
           スタニングローズ
           ダイム
           ティズグロリアス
           デインティハート
           ニシノラブウインク

 

投稿者プロフィール

シベリアン
シベリアン
高い情報収集能力で他を圧倒する予想家
2010年に発表した競馬教材「マグマの法則」が異例の大ヒットとなり業界で一躍有名に。高い情報収集能力から導き出される論理的な予想と、読み込ませる文章力にファンが多い。ザ・シークレット・ホースで『穴馬結論編』を公開中。

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