『高松宮記念の穴馬探し予想PART1』シベリアン

「高松宮記念」の
穴馬探しをお届けします。

春のG1シーズンが
いよいよ本格始動!

高松宮記念は
3月27日(日)に
中京芝1200mで行われる
スプリントG1です。

さっそく当レースで
大切なポイントを
お伝えしましょう。

なお、高松宮記念は
2012年から中京の
新コース(急坂付)で
行われています。

2011年以前の
当レースのデータは
参考になりませんので、
当欄でお示しするデータは
すべて2011年以降、
近10年のものとなります。

【ポイント1】
芝1200mの
G1レースなのに
不思議な現象が…

→14年、コパノリチャード(1着)。
16年、ミッキーアイル(3着)。
19年、ミスターメロディ(1着)。
20年、グランアレグリア(2着)。
21年、レシステンシア(2着)。
21年、インディチャンプ(3着)。

これは、近10年の
高松宮記念で馬券に
絡んだ全30頭のうち、
「高松宮記念が自身初の
芝1200m出走だった」
馬の顔ぶれです。

このように、なんと
好走30頭中6頭が
芝1200mの未経験馬!

「芝1200mの頂点を
決めるレース」なのに、
芝1200m未経験馬が
こんなに好走していると
いう、おかしな現象が
起きているのです。

特に近3年は
「該当馬」が4頭も
馬券絡み。好走馬の
全9頭のうち4頭が
1200m未経験馬。
ちょっと異常です。

前走まで1400m超の
距離で活躍してきた
(1200m戦としては)
ややスタミナ寄りの馬が
走れるタフなG1とも
言えますし、近年は
純1200m路線の
レベルが特に下がって
いるコトも、当現象に
繋がっているのかも
しれません

今年も当パターンに
該当する馬が出走予定。
要マークです!

【ポイント2】
「ダート馬」が
しばしば激走するレース

→近10年の
好走馬30頭のうち8頭が
高松宮記念の前までに
ダート1600m以下での
好走実績がある馬でした。

12年1着 カレンチャン    2番人気 1.1.0.0
14年2着 スノードラゴン   8番人気 7.6.3.10
17年1着 セイウンコウセイ  5番人気 1.3.0.0
17年2着 レッツゴードンキ  2番人気 0.1.0.0
17年3着 レッドファルクス  1番人気 4.1.1.3
18年3着 ナックビーナス   10番人気 1.2.0.1   
19年1着 ミスターメロディ  3番人気 2.2.0.0
19年2着 セイウンコウセイ  12番人気 1.3.0.0

いちばん右の度数は、
高松宮記念を迎えるまでの
ダート1600m以下での
成績です。

これもまた
「芝のG1」としては
かなり珍しい現象と
いえるでしょう。

2018年は該当馬の
ナックビーナスが
3着穴を提供。
2019年にいたっては
該当馬ワンツーでした。

2012年に新装された
中京コース=急坂が
直前の「前半」部分に
設けられ馬力&地力が
相当求められるように。

馬場も2012年以降は
タフな構造になりましたし
しかもこのレースは常に
前傾ラップとなるため、
レース質はかなり厳しい。

よって、ラップ的にも
レースの中身的にも
「ダートの短距離戦で
好走してきた」ほどの
タフな資質を持つ
タフなダート実績馬が
結果を出している…と
いうコトなのでしょう。

【ポイント3】
配当妙味は
父ミスプロ系から?

→近10年の好走馬、
全30頭のうち13頭が
父ミスプロ系です。

特に近5年に限ると
好走馬15頭のうち
じつに9頭が父ミスプロ系。
該当馬の上位占有率が
大きく上昇中です。

ちなみに9頭の人気順は
5・2・1・2・3・12・
9・4・2。

つまり、1番人気馬は
1頭しかいません。
配当妙味も提供している
父ミスプロ系とも言って
いいでしょう。

ちなみに
ミスプロ系の中で
父キングマンボ系は
(2.2.2.11)複勝率35%、
父エンドスウィ-プ系は
(2.2.2.10)複勝率38%。
好アベレージです。。

【ポイント4】
前走オーシャンS組が
不振

→近10年で該当馬が
(1.2.4.58)複勝率11%と
大不振。

そもそも高松宮記念と
スプリンターズSの
両G1も「直結性」が
薄いですが、それほど
中山の1200m戦と
中京の1200m戦では
共通項が少ない、とも
言えます。高松宮記念で
オーシャンS経由組が
厳しいのは必然、と
言えるのかもしれません。

【ポイント5】
「坂路調教馬」天国

→近10年の(外国馬を除く)
連対馬19頭が1週前調教・
最終調教をどのコースで
行ったかを診てください。

12年1着馬 2番人気  ★  ★
12年2着馬 3番人気  ★  ★
13年1着馬 1番人気  ★  ★
13年2着馬 2番人気  ★  ★
14年1着馬 3番人気  ★  ★
14年2着馬 8番人気  ★  なし
15年2着馬 6番人気  ★  ★
16年1着馬 1番人気  ★  ★
16年2着馬 2番人気  ★  ★
17年1着馬 5番人気  ☆  ☆
17年2着馬 2番人気  ★  ★
18年1着馬 2番人気  ★  ★
18年2着馬 3番人気  ★  ★
19年1着馬 3番人気  ☆  ★
19年2着馬 12番人気  ☆  ☆ 
20年1着馬 9番人気  ★  ★
20年2着馬 3番人気  ★  ☆
21年1着馬 2番人気  ★  ★
21年2着馬 1番人気  ★  ★ 

印は左から
最終調教のコース、 
1週前調教のコース。

★=坂路、
☆=その他のコース。

このように
19頭のうち16頭が
最終調教を「坂路」で
行っていた馬でした。

そして、19年1着馬を
含めると19頭中17頭が
1週前または最終調教を
「坂路」で行っていた
馬という事になります。

もともと短距離戦=
「坂路調教馬」が
多いジャンルですが
改修前の平坦だった
旧中京の高松宮記念では
『坂路でなくウッドなど
平地コ-スの調教馬』も
多く好走していました。

しかし2012年から
中京の直線に急坂が
新設された途端、この
レースで坂路調教馬が
いっそう多く好走する
ようになったのです。

坂の形態が変わった事で
急坂を駆ける坂路調教の
馬に「利」が発生したと
診ています。

【ポイント6】
7歳以上の馬は全滅

→近10年の馬齢別・
成績を診てください。
7歳以上のベテラン馬が
ほぼ全滅の状態です。
但し4歳~6歳は互角。

4歳  複勝率23% 3.2.4.30
5歳  複勝率22% 5.2.3.36
6歳  複勝率23% 1.6.3.34
7歳超 複勝率  2% 1.0.0.49

以上6点を鑑みたうえで
今年の推奨馬をPART2で
会員様にお伝えします。

PART2・穴馬結論編に続きます。

高松宮記念 ポイント1~3 該当馬

【ポイント1/芝1200m未経験】3頭
  グレナディアガーズ
  サリオス
  ロータスランド

【ポイント2/JRAのダート1600m以下で好走実績アリ】4
  キルロード
  ダイメイフジ
  ナランフレグ
  レイハリア

【ポイント3/父ミスプロ系】6頭
  キルロード
  カイザーメランジェ
  ダイアトニック
  ダイメイフジ
  ファストフォース
  レイハリア

投稿者プロフィール

シベリアン
シベリアン
高い情報収集能力で他を圧倒する予想家
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