『皐月賞2022ジオグリフ血統考察』YRA

血統調査員のYRAです。
「血統表は競走馬の設計図!」ということで

今週は4月17日に開催された牡馬クラシック一冠目、皐月賞を勝ったジオグリフを取り上げます。

7枠14番ジオグリフは五分のスタートから、先団後ろ6~7番手を確保。
3~4コーナーで大外を回しながら直線へ。
勢いそのままに前を捉えていくと、200mを切って先に先頭を捉えに行ったイクイノックスとの競り合いに。
最後はゴール前で力強く抜け出し、一馬身の差をつけて優勝。
見事、クラシック一冠目の座を手にした。
本馬はこれで3勝目。父ドレフォンにとっても種牡馬として嬉しいG1初制覇となった。

ジオグリフの父ドレフォンはアメリカ産馬。現役時、9戦6勝(海外)
主な勝ち鞍はBCスプリント(ダート6F)、キングスビショップS(ダート7F)、フォアゴーS(ダート7F)
デビュー2戦目の未勝利戦から4連勝でG1ホースの座まで駆け上がった。
現役引退後、日本に輸入され種牡馬入りすると、初年度から200頭を超える繁殖牝馬を集めた。
血統背景はStorm Cat系で、これはへニーヒューズやヨハネスブルグと同じ。
母父にはBCクラシック(ダート10F)勝ち馬のGhostzapperを内包するので距離の融通が効く産駒も出る。
この世代(2019年産)がファーストクロップ。
2021年種牡馬ランクは第40位(初)。

母アロマティコは現役時、27戦6勝(オープン馬)。
主な勝ち鞍は巴賞(OP・芝1800m)
繁殖として、デビュー済み産駒は本馬を含め4頭。
父ハービンジャー(2勝)→父エピファネイア(未勝利)→父モーリス(3勝)→父ドレフォン(本馬)
3頭が勝ち上がり、本馬でG1馬を輩出。繁殖力は高い。
血統背景は、父キングカメハメハ(Kingmambo~Mr. Prospector~ネイティヴダンサー系)×母父サンデーサイレンスの組み合わせ。

父ドレフォンの初年度産駒の傾向からは芝・ダート兼用で比重はダートの方が高め。
どちらに出るかは交配によるところが大きく、本馬の母は先述した通り「キンカメ×サンデー」
本馬の場合は母の芝適性が色濃く出ているということになる。

今回初年度産駒からG1馬を輩出(しかもクラシック!)したことで父ドレフォンにとっては種牡馬として最高のスタートを切ったといえる。

 


戦前のブログではディープインパクトを始めとした主流血統の相性が良いレースであると紹介しました。
その傾向をもとに血統S評価はディープインパクト産駒に打ちました。
(結果はアスクビクターモアの5着が最高)
今回考察したジオグリフは全頭血統考察で距離延長が楽しみと考察し、A評価に。
また、晩成ハーツクライ産駒の中でも仕上がりの早いドウデュース(3着)もA評価としました。
イクイノックスは無印としたのですが、5ヶ月ぶりであのレースぶり(2着)ですから充分力を見せたと言えます。
ダービーではかなり楽しみな存在ですね。

↑日々様々な情報を発信中!是非遊びに来て下さい。

投稿者プロフィール

YRA
YRA
血統の設計図から好走率を占う予想家
趣味の一口馬主が高じて牧場通いをするも「馬関係者でも走る馬はわからない」という結論に至る。そこから少しでも走る馬を見極めるために血統に没頭。血統から展開されるレース回顧は好評を得ている。

稼ぎに直結する日刊コンピの法則:無料メルマガ登録