『福島牝馬S2022の穴馬探し予想PART1』シベリアン
「福島牝馬S」の
穴馬探しをお届けします。
福島牝馬SSは
4月24日(土)に
福島で行われる
牝馬限定のG3重賞。
1着馬には
ヴィクトリアマイルへの
優先出走権が
与えられます。
土曜施行ですので
さっそく当レースの
ポイントをお伝えします。
なお、昨年の当レースは
新潟で行われています。
したがって、下記で
「近10年のデータ」と
記しているモノは全て、
新潟開催の2011年・
2021年の2年分を除いた、
「2010年以降に福島で
行われた計10年分」の
データとなります。
【ポイント1】
距離延長馬が
全くダメなレース
→タイトルどうり。
近10年の当レースの
前走距離別・成績を
診てください。
1600m以下 複勝率 8% 0.0.3.34
1800m 複勝率24% 9.9.4.69
2000m以上 複勝率24% 1.1.3.16
このとおり、
前走でマイル以下の
距離を使っていた馬が
好走できていません。
37頭も走って
なんと連対ゼロです!
福島芝1800mで
行われる当レースは
タフな要素が何かと
多いレースですので、
前走でマイル以下の
距離を使っていたような
あまりスタミナ寄りに
振れていない馬では
基本的に厳しいという
ことなのでしょう。
【ポイント2】
非・重賞経由馬が不振
→近10年の前走別成績を
診てください。
非・重賞 複勝率14% 0.3.4.42
重賞 複勝率24% 10.7.6.72
このように、前走で
「非・重賞レース」を
使ってきた馬が未勝利。
複勝率も不振です。
微妙なメンバーが集う
イメージもけっこう
強いレースですが、
じつは「非・重賞」を
直近で使ってきたような
格下感のある馬では
キツいレース、という
ことなのです。
【ポイント3】
関西ジョッキーの
福島勝負遠征には
要注意?
→賞金がさほど高くない
ローカルのG3重賞。
しかも関西からの交通が
不便な福島での施行。
ですから関西の騎手に
とって、このレースは
普通に考えれば
「よほど手応えがある
馬でないと遠征意欲が
出ないレース」です。
それでもこのレースに
乗りにくる関西所属の
ジョッキーは…やはり
好勝負できると診ている
から、と考えたほうが
良いでしょう。
というのも近10年の
当レースで関西所属の
騎手が5勝しているのです。
これが新潟施行なら
関西所属騎手の活躍も
必然と診ますが、
福島施行ならハナシは
違います。騎手動向には
ぜひ注意したいレース。
【ポイント4】
最内枠が苦戦
→近10年の枠別成績を
診てください。
1・2枠 複勝率11% 1.1.2.31
3・4枠 複勝率33% 6.4.2.24
5・6枠 複勝率18% 2.3.2.31
7・8枠 複勝率18% 1.2.4.33
このように内枠が苦戦。
最も低アベレージです。
1枠=コースロスが無く
有利と考えがちですが
時折記しているように
牝馬重賞では、その
セオリーが「逆」の目に
出る事も多め。多頭数で
シビアな重賞ての1枠=
内でモマれやすいため、
繊細な牝馬にとっては
逆アドバンテージとも
なりえるワケです。
【ポイント5】
4歳馬が苦戦
→近10年の馬齢別の
成績を診てください。
4歳 複勝率12% 2.4.2.53
5歳 複勝率29% 5.6.5.40
6歳 複勝率23% 2.0.3.17
7歳上 複勝率10% 1.0.0.9
このように4歳馬が
遺戒に苦戦しています。
4歳馬には期待値込みの
やや厳しいハンデが
課せられるケースが多い
ことも、当現象の要因の
ひとつかもしれません。
【ポイント6】
思い切った穴も
狙えるレース
→紛れの多い福島での
施行という事もあってか
近10年で9番人気以下の
けっこうな穴馬が8頭も
馬券圏に好走。
ほぼ1年に1頭は、
「大きめの穴」が
快走しているのです。
ただ、新潟で行われた
2011年も9→5→3番人気、
昨年も7→1→10番人気と
変わらず穴馬が走りました。
以上6点を鑑みたうえで
今年の推奨馬をPART2で
会員様にお伝えします。
PART2・穴馬結論編に続きます。
福島牝馬 ポイント1~3 該当馬
【ポイント1/前走マイル以下の馬】 ▼軽視馬として 7頭
キタイ
サトノダムゼル
サンクテュエール
シャーレイポピー
シンハリング
ハギノリュクス
ムジカ
【ポイント2/前走が非重賞出走の馬】▼軽視馬として 2頭
エヴァ-ガーデン
キタイ
サトノダムゼル
シャーレイポピー
シンハリング
ハギノリュクス
ホウオウエミーズ
【ポイント3/関西のジョッキーが騎乗予定の馬】 5頭
キタイ 古川吉
シャーレイポピー 鮫島駿
ジュランビル 松若
ハギノリュクス 菱田
ルビーカサブランカ 武豊
投稿者プロフィール
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高い情報収集能力で他を圧倒する予想家
2010年に発表した競馬教材「マグマの法則」が異例の大ヒットとなり業界で一躍有名に。高い情報収集能力から導き出される論理的な予想と、読み込ませる文章力にファンが多い。ザ・シークレット・ホースで『穴馬結論編』を公開中。
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