『フローラステークス(GⅡ)2022エリカヴィータ血統考察』YRA

血統調査員のYRAです。
「血統表は競走馬の設計図!」ということで

今週は4月24日に開催されたオークストライアル・フローラステークス(G2・芝2000m)を勝ったエリカヴィータを取り上げます。

 


2枠2番エリカヴィータは五分のスタートを切ると、インの4番手を確保。
そのまま3~4コーナーから直線へ。
残り400mを切って追い出しを開始すると、残り200mで2番手まで浮上。
いっぱいになった逃げ馬パーソナルハイを一完歩ずつ追い込んでいくと、最後はゴール前で3/4馬身差し切ってゴールイン。
本馬はこれで2勝目。嬉しい重賞初勝利でオークスへの切符を手にした。

エリカヴィータの父キングカメハメハは現役時代、日本で8戦7勝。
2004年の日本ダービーを制して、同年の秋初戦・神戸新聞杯(G2)を制した後、屈腱炎を発症しそのまま現役を引退した。
主な勝ち鞍はNHKマイルカップと日本ダービー。
2020年の種牡馬ランクは第6位。
(2019年死去)
2011・12年には種牡馬ランク1位に輝いたこともある。
この世代がラストクロップ。

母マルシアーノは現役時、11戦3勝(条件馬)。
勝鞍の内訳はダート1600m~1800m
繁殖としてデビュー済み産駒は本馬を含み2頭。
父エピファネイア(1勝)→父キングカメハメハ(本馬)
2頭とも勝ち上がっており、この度重賞馬を輩出。
繁殖力の高さは今後も期待が持てそうだ。
血統背景は、父フジキセキ(サンデーサイレンス系)×母父Pleasant Colony(~Ribot~セントサイモン系)の組み合わせ。
4代母にはフランス産馬でロイヤルオーク賞(フランスG1・芝3100m)勝ち馬のLady Berryがいる牝系。

父キングカメハメハ×母父フジキセキの組み合わせはオープン馬グレートタイム(仁川S(L))やミッキーラブソング(安土城S(OP))=ユラノト(マリーンS(OP))兄弟と同じ。
万能キンカメらしく牝系により様々なタイプの適性が出る。

このような血統なので、「本馬は東京芝1600mでデビュー勝ちを収めていますが、母を見るとダートでの適性もありそう。」と考察していたのですが、芝の重賞馬になってしまいましたね。
ちょっと見当違いな考察をしてしまったと反省しています。

ただ、良馬場だったとは言え、天候は雨が降る中でのレースでした。
このことがこの馬にとって追い風となった可能性は高そうです。

今狙えるキンカメの血についてはこちらから。


戦前のブログではこのレースに相性が良い血として「Danzig」と「Lyphard」の組み合わせを紹介しました。
その傾向をもとにこの血を合わせ持つ馬達を中心に評価したのですが、該当馬の最先着はルージュエヴァイユの5着でした。
(評価馬の最先着は2着のパーソナルハイがA評価でした。)
ということで今年は傾向に当てはまらない結果になったので、このことは来年覚えておきたいと思います。

 

投稿者プロフィール

YRA
YRA
血統の設計図から好走率を占う予想家
趣味の一口馬主が高じて牧場通いをするも「馬関係者でも走る馬はわからない」という結論に至る。そこから少しでも走る馬を見極めるために血統に没頭。血統から展開されるレース回顧は好評を得ている。

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