『京都新聞杯2022の穴馬探し予想PART1』シベリアン
「京都新聞杯」の
穴馬探しをお届けします。
西日本の開催は、
次週から中京に替わります。
6月12日まで6週開催。
京都新聞杯は
5月7日(土)に
今年も中京芝2200mで
行われる3歳重賞です。
土曜施行ですので
さっそく当レースの
ポイントをお伝えします。
【ポイント1】
前走で、やっと
初勝利した馬ではキツい
→当データは施行場と
関連性があまり高くない
データになりますので、
あえて近10年傾向から
ご紹介します。
当レースの前走別成績を
診てください。
重賞 複勝率34% 4.3.5.23
オープン 複勝率13% 0.1.1.14
1勝クラス 複勝率25% 6.6.4.49
未勝利戦 複勝率 0% 0.0.0.27
このように、前走で
未勝利戦を使ってきた馬が
全く好走していません。
このようなデータを
いつも皆さんに数多く
お示ししていますが、
さすがに(0.0.0.27)と
いうアベレージは強烈。
ここまで極端なら
あれこれ考えず軽視で
正解だと思いますが、
前走で未勝利戦を使って
きた馬=ようやく前走で
初めて勝った馬=つまり
この時期まで勝てなかった
ような馬では、ガチンコで
各馬がダービーを目指す
このレースに出てきても
なかなか厳しいのです
【ポイント2】
キャリアが少ない馬では
キツい
→上記【ポイント1】と
関連するハナシですが
このレースでは毎年、
キャリアが少ない馬の
好走があまりありません。
近10年のキャリア別の
成績は下記のとおり。
キャリア2戦下 複勝率 7% 0.0.1.13
キャリア3戦 複勝率26% 1.3.1.14
キャリア4戦 複勝率15% 1.1.2.22
キャリア5戦 複勝率35% 5.1.4.19
キャリア6戦 複勝率26% 1.3.1.14
キャリア7戦超 複勝率14% 2.2.1.32
キャリア2戦以下の馬の
不振ぶりが目立ちます。
スローで流れるとはいえ
出走全馬がダービーを
めざすシビアなレース。
ほどほどの経験を経て
きた馬でないと厳しい
面があるのでしょう。
【ポイント3】
中京施行だった
昨年の好走馬の「共通項」
→中京で行われた
昨年の当レースの
1~3着馬には
共通項がありました。
下記を診てください。
1着 レッドジェネシス
→関西馬
→左回り出走経験あり
→前2走が芝2000m・2400m
→前走4角3番手から最速上がり
→サンデー内包
2着 ルペルカーリア
→関西馬
→左回り出走経験あり
→前2走が芝2000m・1800m
→前走4角2番手から上がり4位
→サンデー内包
3着 マカオンドール
→関西馬
→左回り出走経験あり
→前2走が芝2200m・2200m
→前走4角6番手から上がり3位
→サンデー内包
共通項は次の5点です。
・関西馬
・このレース以前に左回り出走経験があった
・前2走とも芝1800m超だった
・前走で4角6番手より前の位置から
上がり4位以内の速い上がり脚を使った
・サンデーの血を内包している
1・2・3番人気の
人気3頭で決まった
レースでしたので
実力順に決まっただけと
言えなくも無いですが、
とはいえ4・5番人気馬は
上記5項目を「全て」は
満たしていませんでした。
結果、馬券に絡めず。
ですから、この5項目=
中京開催における
当レースの取捨基準の
「最低ライン」として
今年も意識しておきます。
近走で比較的前めから
キレ脚を使っていたコト、
サンデーを内包していた
コト、左回り経験など
「中京開催ならでは」の
条件も散見された印象の
共通項でした。
【ポイント4】
中京芝2200m戦で
注目したい傾向
→2020年以降に行われた
全ての中京芝2200m戦の
全出走馬を「最終調教の
コース」別に仕分けると、
各々成績は下記のとおり。
栗東Cウッド 複勝率33% 25.23.30.160
栗東坂路 複勝率24% 25.28.20.230
——————————
美浦ウッド 複勝率16% 6.5.4.80
美浦坂路 複勝率16% 1.0.4.27
——————————
ポリ 複勝率21% 2.2.2.22
このように、栗東の
Cウッドで最終追いを
施されてきた馬が優勢。
前述したように
中京芝2200mコース=
「距離ぶん以上の
スタミナが求められる
タフなコース」ですから、
総合力を鍛えられる
栗東Cウッドで追われて
きたような馬の戦績が
優勢となっているのかも
しれません。
以上4点を鑑みたうえで
今年の推奨馬をPART2で
会員様にお伝えします。
PART2・穴馬結論編に続きます。
京都新聞杯 ポイント1~3 該当馬
【ポイント1/前走で未勝利戦を勝った馬】▼軽視馬として 4頭
ストップザタイム
セイクリッド
ミスターホワイト
リカンカブール
【ポイント2/キャリア2戦以下の馬】▼軽視馬として 4頭
ストップザタイム
セイクリッド
ブラックブロッサム
リカンカブール
【ポイント3/昨年好走馬の「5つの共通項」を全て満たす馬】 3頭
ブラックブロッサム
ポットボレット
メイショウラナキラ
投稿者プロフィール
-
高い情報収集能力で他を圧倒する予想家
2010年に発表した競馬教材「マグマの法則」が異例の大ヒットとなり業界で一躍有名に。高い情報収集能力から導き出される論理的な予想と、読み込ませる文章力にファンが多い。ザ・シークレット・ホースで『穴馬結論編』を公開中。
最新の投稿
- レース考察2024年4月13日『アンタレスS2024の穴馬探し予想PART1』シベリアン
- レース考察2024年4月13日『皐月賞2024の穴馬探し予想PART1』シベリアン
- レース考察2024年4月13日『アーリントンC2024の穴馬探し予想PART1』シベリアン
- レース考察2024年4月13日『中山グランドジャンプ2024の穴馬探し予想PART1』シベリアン