『新潟千直は騎手で買え!スゴイ隠れキャラを発見!』田中洋平

 

先週から2022年シーズンの新潟開催がスタートしました。

 

今年の新潟開催のスケジュールはこの通り↓

 

5月7日~5月30日まで(8日間)

7月30日~8月7日まで(4日間)

8月13日~9月4日まで(8日間)

10月15日~10月30日(6日間)

 

まだ2日しか終わってないので、あと24日も開催があります。

 

タイトルにもある直線千メートル戦を、存分に楽しめますね。

 

新潟名物、直線千メートル戦は、

あまりにも有名ですが、外枠(7~8枠)が有利です。

 

理由は簡単。

 

他のレースでは、距離ロスのない内ラチ沿いを馬が走るので、

内ラチ沿いの馬場が荒れるから。

 

わざわざ距離ロスのある外ラチ沿いを走る馬はいないので、

外ラチ沿いは馬場がきれい。

 

その外ラチ沿いを走れる7~8枠の馬は、

走りやすいのでスピードに乗ることができる。

 

というわけですね。

 

まーこんなことは、競馬ファンなら誰でも知っています。

 

ということで今日は、

新潟千直が得意な騎手という目線で考えたいと思います。

 

新潟千直を得意な騎手と言えば、私は西田雄一郎騎手を真っ先に思い浮かべました。

 

しかしもう引退して、今は調教師ですからね。

 

では、新世代のミスター千直は誰なのか?

 

着度数に並べたら、こんな顔ぶれになりました。

 

 

騎手はトレンドの移り変わりが激しいので、

期間は2020年から2022年4月までの2年とちょっと。

 

勝利数では菅原明良騎手が単独トップ。

 

騎乗機会や2着、3着の実績も考慮すれば、

2位の鮫島克駿騎手の方がすごいかもしれませんね。

 

と言うことで、ここからが本題。

 

着度数によるランキングより、

本当にスゴイ騎手を見つけたいと思います。

 

トップ10ジョッキーの枠順別の成績をご覧ください。

 

 

どうですか?

 

スゴイ騎手が、誰だか分かりましたか?

 

これは私なりの答えですが、

スゴイと思うのは、やはり内枠から穴馬を持って来ている騎手。

 

外枠の穴馬は、

ちょっとしたキッカケで爆走します。

 

理由はもうお分かりだと思いますが、外枠が有利だから。

 

当たり前です。

 

ということは、不利な内枠から、

能力の足りない穴馬(人気薄)で勝てるということは、

これは騎手のウデが良いとしか言いようがない。

 

と思いませんか?

 

ということで、先ほどの枠順別の成績を再び見て欲しいのですが、

1~3枠で勝利しているのは、下記の4名だけ。

 

菅原明良騎手 3枠+7番人気

小林脩斗騎手 3枠+2番人気(10番人気で3着あり)

武藤雅騎手 2枠+5番人気

菊沢一樹騎手 2枠+7番人気

 

小林脩斗騎手は2番人気なので微妙ですが、

3枠から10番人気の馬で3着している実績があるのでOKとします。

 

菅原明良騎手は2021年のアイビスサマーダッシュで、

1枠1番のバカラクイーン(14番人気)で3着もあって、上手いですよね。

 

これはもう、ミスター千直と言って良いでしょう。

 

反対に杉原誠人騎手は、

6枠より外の馬でしか馬券に絡んでいません。

 

このように枠順別の成績をみれば、

新潟千直で注意しないといけない騎手が見えてきます。

 

そして最後にもう1人、スゴイ隠れキャラを紹介しましょう。

 

それは津村明秀騎手。

 

期間中の新潟千直勝利数は、1勝だけ。

 

しかし2着7回、3着が2回あります。

 

もともとガシガシと勝ち切る騎手ではないイメージで、

ソツなく流れに乗って、スマートな競馬をする騎手という感じでしょうか。

 

ただ新潟千直は、けっこう得意なようです。

 

 

3枠での勝利は14番人気でのもの。

 

さらに8番人気で3着もあります。

 

期間中の津村明秀騎手の成績がコチラ。

 

勝率5% 連対率38% 複勝率48%

単勝回収率282% 複勝回収率212%

 

約2回に1回は、馬券圏内にはいる複勝率で、

さらに内枠からも飛んでくるので、侮れない存在ですね。

 

勝利数が少ないので目立たないですが、

津村明秀騎手は「隠れミスター千直」と言えるでしょう。

 

もし新潟千直で津村明秀騎手を見かけたら、必ず馬券に入れることをオススメします。

 

投稿者プロフィール

田中洋平
田中洋平
田中洋平(日刊スポーツ公認のコンピ指数研究家)
かつてはダイニングバーの経営者だったが、現在は競馬研究ひと筋。「競馬最強の法則」の馬券ブラックジャーナルコーナーにおいて、2009年に逃げ穴馬馬券術を紹介。2010年には同誌にて「コンピアナライズを追え」で巻頭でデビューを果たし、2012年にKKベストセラーズより「新コンピアナライズ・ゾーンレベル」を出版。現在は日刊スポーツ公認のコンピ指数研究家として日刊公式ウェブサイト「極ウマ・プレミアム」にてコラム、テクニカル6を連載中。また重賞特集号として日刊スポーツが発行しているタブロイド紙のコンピ予想も担当している。

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