『ラジオNIKKEI賞 2017の穴馬探し予想PART1』シベリアン

「ラジオNIKKEI賞」の
穴馬探しをお届けします。

 

いよいよ、次週末から
夏のローカル競馬が
本格的に開幕。まずは
福島&中京の4週開催が
スタートします。
(函館は継続開催中)

 

ラジオNIKKEI賞は
7月2日(日)に
福島芝1800mで行われる
3歳馬のG3重賞です。

 

さっそくラジオNIKKEI賞の
ポイントをお伝えしましょう。

 

 

 

【ポイント1】
「トップハンデ馬」が
不振

 

→ラジオNIKKEI賞は
3歳限定戦としては異質の
ハンデ重賞ですが、
タイトルどおり
トップハンデを課せられた
馬が不振です。

 

2010年以降の当レースの
トップハンデ馬の成績を
診てください。

 

10年 8着 57キロ ガルボ    13番人気
11年 9着 57キロ ショウナンパ 4番人気
12年11着 56キロ サンレイレー 3番人気
12年12着 56キロ サブジェクト 4番人気
13年 4着 56キロ フラムドグロ 3番人気
13年 5着 56キロ シャイニープ 6番人気
13年15着 56キロ ガイヤースヴ 1番人気
14年11着 56キロ ショウナンワ 4番人気
15年 1着 56.5キロ アンビシャ 1番人気
16年 5着 57キロ ブラックスピ 2番人気
(11年は中山開催)

 

 

このように(1.0.0.9)。
とにかく当レースでは
トップハンデ馬が走りません。

 

そもそも、3歳の重賞で
なぜハンデ戦が要るのか
よく分かりませんが、
ともあれトップハンデ馬=
JRAハンデキャッパーが
「このレースでの出走馬の
中で最も強い」と認めた
ハズの馬。

 

にもかかわわらず、
とてもそんな馬たちの
戦績とは思えない、
惨憺たる戦績なのです。

 

ラジオNIKKEI賞=重賞と
いっても3歳のトップ級は
ただいま「夏休み中」。
当レースに出てくる馬は
B級馬が主でレース自体が
「ドングリの背比べ」です。
しかも力の相場関係がまだ
固まっていない3歳馬に
よるレース。

 

ゆえに本当は「力差が
イメージほどない馬」同士の
レースなのに少しの実績の
違いだけでハンデが強引に
設定されている=そのため
ハンデ差がモロに結果に
響きやすくなっている=
トップハンデ馬が苦しんで
いる、ということなのだと
思います。

 

また、上記トップハンデ馬の
10頭中8頭が4番人気以内の
高人気に推されていた点も
見逃せません。

 

つまり、当レースにおける
トップハンデ馬は(実績が
評価されて)人気に推される
ものの、あまり好走しない=
狙ってトクなことが、何も
ないのです。

 

トップハンデ馬は馬券から
消さずとも、わざわざ
「軸」とする必要はナシ。

 

これが、当レースの予想の
「出発点」となります。

 

 

 

PART2では
さらに別のテーマに
ついて記していきます。

 

PART2に続きます。

 

投稿者プロフィール

シベリアン
シベリアン
高い情報収集能力で他を圧倒する予想家
2010年に発表した競馬教材「マグマの法則」が異例の大ヒットとなり業界で一躍有名に。高い情報収集能力から導き出される論理的な予想と、読み込ませる文章力にファンが多い。ザ・シークレット・ホースで『穴馬結論編』を公開中。