『ヴィクトリアマイル(GⅠ)2022ソダシ血統考察』YRA

血統調査員のYRAです。
「血統表は競走馬の設計図!」ということで

今週は5月15日に開催された、上半期女王決定戦・ヴィクトリアマイルを勝ったソダシを取り上げます。

 


3枠5番ソダシは、好スタートから少し抑えてなだめて3~4番手の好位を形成。
3~4コーナーを楽な手応えでまわってきて直線へ。
残り400mを切って3番手に浮上するとさらに加速。
200mをきったところで間を割って内のローザノワールを交わして先頭へ。
そのまま振り切って最後は後続に2馬身の差をつけてゴール板を駆け抜けた。
本馬はこれで7勝目。G1は阪神JF、桜花賞に続く3勝目。

ソダシの父クロフネは現役時、10戦6勝。
主な勝鞍はジャパンカップダート、NHKマイルカップ。
3歳時に毎日杯(G3)で重賞初制覇を飾ると、NHKマイルカップで初戴冠。
その勢いで続くダービーに駒を進めたが、5着まで。
秋になりダートに転向すると、武蔵野S(G3)、ジャパンカップダート(G1)を圧倒的な強さでレコード連勝。
JRA史上初の芝・ダート両方でのG1勝ち馬となった。
種牡馬としても、もちろん芝・ダート兼用で、双方でG1勝ち馬を輩出するなど、息の長い活躍をしている。
種牡馬としての過去最高ランクは第4位(2008、2010年)で2021年は第21位。
(2021年逝去)

母ブチコは現役時、16戦4勝。白毛のブチ模様で人気を博した。
繁殖として本馬が初仔。いきなりG1馬を輩出し繁殖力の高さを予感させている。
血統背景は、父キングカメハメハ(~Mr. Prospector~ネイティヴダンサー系)×母父サンデーサイレンスの組み合わせ。
その母シラユキヒメも白毛馬だった。

父クロフネは、母に「Mr. Prospector+サンデーサイレンス」を持つ馬との配合が〇。
朝日杯フューチュリティステークス(G1)を制したフサイチリシャール、NHKマイルカップ(G1)のクラリティスカイ、さらにJBCレディスクラシック(G1)を連覇したホワイトフーガもこのパターンである。
また父は産駒の活躍が牝馬に偏りがちな所謂「フィリーサイアー」でもある。
そんな父は2019年で種牡馬を引退。
種牡馬として晩年まで活躍馬を輩出し、最後にこのソダシのG1初制覇(阪神JF)を見届けた後、2021年の1月17日に旅立って逝った。
今回またひとつ勲章を積み上げた愛娘を、きっと空から微笑んで見守ってくれていることだろう。

 


戦前のブログでは過去7年の傾向から相性の良い血としてディープインパクト系種牡馬を紹介し、2着ファインルージュをS評価としました。
勝ったソダシは得意のマイル戦ということでA評価に。
ということでこの2頭は想定通りの走りをしてくれたのですが、3着レシステンシアは無印に。
ダイワメジャー産駒なので本来は、マイル戦は評価しないといけないのですが、古馬になり1200~1400mがベストになったと判断していた為、軽視してしまいました。
この点は来年しっかりと頭に入れておきたいと思います。

↑今週はオークス!是非遊びに来て下さいね(^_^)v

投稿者プロフィール

YRA
YRA
血統の設計図から好走率を占う予想家
趣味の一口馬主が高じて牧場通いをするも「馬関係者でも走る馬はわからない」という結論に至る。そこから少しでも走る馬を見極めるために血統に没頭。血統から展開されるレース回顧は好評を得ている。

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