『オークス2022スターズオンアース血統考察』YRA

血統調査員のYRAです。
「血統表は競走馬の設計図!」ということで

今週は5月22日に開催された牝馬クラシック二冠目、オークスを勝ったスターズオンアースを取り上げます。

 


8枠18番スターズオンアースは五分のスタートから、少し内に切り込んでいき8番手の位置を確保。
その隊列のまま3~4コーナーを回って来ると再び外に出して直線へ。
残り400mを切ってムチを一発、加速すると差し脚を伸ばしていく。
残り200mを切って内側のスタニングローズを交わして先頭。
そのままリードを広げていき、最後は1.1/4馬身差をつけてゴール板を駆け抜けた。
本馬はこれで3勝目。前走桜花賞に続き、見事クラシック2冠を達成した。

スターズオンアースの父ドゥラメンテは現役時代、国内外で9戦5勝・2着4回のパーフェクト連対。
主な勝ち鞍は皐月賞と日本ダービー。
ダービーでは従来の父キングカメハメハが持つレコード(ディープインパクトも同タイムだった)を更新し、世代の頂点に立った。
そのまま三冠獲りを期していたものの、両前脚を骨折してしまい菊花賞を回避。
古馬となり、ドバイシーマクラシック2着→宝塚記念2着となった後、左前脚を損傷し競走能力を喪失。現役引退となり、種牡馬入りした。
2020年デビューの世代がファーストクロップ。
2021年種牡馬ランクは第11位。
(2021年8月逝去)

母サザンスターズはイギリス産馬で現役時、4戦1勝(海外)。
繁殖として、デビュー済み産駒は本馬を含め2頭。
父ロードカナロア(地方2勝)→父ドゥラメンテ(本馬)
まだまだこれからの繁殖だが、2頭目の本馬でG1馬を輩出。繁殖力は高そう。
血統背景は、父Smart Strike(Mr. Prospector~ネイティヴダンサー系)×母父Monsun(その他系)の組み合わせ。
母母スタセリタはフランス産馬でG1を6勝した名牝。

父ドゥラメンテは初年度からG1馬タイトルホルダー(菊花賞)を出した。
そのように種牡馬としては「距離の長いキンカメ」のイメージで良いのだが、牝馬の産駒はマイル前後で活躍する馬が多い。
本馬もフェアリーS(G3)、クイーンC(G3)を連続2着ときて、前走桜花賞を勝った。
昨年の牡馬クラシック制覇に続き、今年は牝馬クラシック(しかも2冠)を制した。
昨年(2021年)の早逝が改めて惜しまれるが、少ない産駒から今後も多くの活躍馬が輩出されることだろう。

 


戦前のブログでは過去7年の成績から種牡馬ディープインパクトの相性が良いことを紹介しました。
その傾向からディープインパクト系種牡馬を中心に評価していったのですが、ディープ系の最高位はピンハイ(ミッキーアイル)の4着でした。

今回勝ったスターズオンアースにはA評価をしていたものの、2着3着は無印。
このあたりをしっかり吟味して来年ディープインパクト産駒が(ほぼ)いなくなるクラシックの傾向を考えていきたいと思っています。

↑いよいよ今週は競馬の祭典日本ダービー(^_^)v

一緒に楽しみましょう!

投稿者プロフィール

YRA
YRA
血統の設計図から好走率を占う予想家
趣味の一口馬主が高じて牧場通いをするも「馬関係者でも走る馬はわからない」という結論に至る。そこから少しでも走る馬を見極めるために血統に没頭。血統から展開されるレース回顧は好評を得ている。

データ競馬:TARGET frontier JV


・出馬表にデータマイニングの順位・数値を表示させたい
・特定の2頭の直接対戦の結果・経歴を調べたい
・予想するレースが行われるコースにおける、騎手・調教師・種牡馬の傾向を調べたい
・出走馬の前走レベルを簡単に比較する

などなど。

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