『鳴尾記念2022の穴馬探し予想PART1』シベリアン

「鳴尾記念」の
穴馬探しをお届けします。

鳴尾記念は
6月4日(土)に行われる
芝2000mの古馬重賞。

今年も、阪神でなく
中京の芝2000mで
行われます。

さっそく、
当レースのポイントを
5つお伝えします。

 

 

【ポイント1】
4歳馬が
圧倒的に強いレース

→2012年から
この初夏期の施行に
移った当レース。

それ以降、昨年まで
10年間の馬齢別成績を
診てください。

 

3歳  複勝率 0% 0.0.0.1
4歳  複勝率59% 2.3.5.7
5歳  複勝率36% 5.3.1.16
6歳  複勝率17% 2.2.3.34
7歳超 複勝率11% 1.2.1.34

 

このように4歳馬の
成績が抜けています。

2019年も2020年も
2頭ずつ4歳馬が
馬券圏に好走。
(昨年は4歳馬不在)

勢いのある上がり馬が
中心の4歳馬が、よく
台頭するレースです。

今年も中京施行ですが
当ポイントは、施行場に
関連性が薄いと診ますので
あえて掲載しました。

 

 

【ポイント2】
距離短縮馬が不振

→当レース近10年の
前走距離別の成績は
下記のとおりです。

 

前走から距離延長   複勝率24% 5.4.2.35
前走と同距離     複勝率26% 2.6.6.41
前走から距離短縮(A)複勝率60% 3.0.0.2
前走から距離短縮(B)複勝率13% 0.0.2.14

 

前走から距離短縮(A)=
前走で春天を使った馬。

前走から距離短縮(B)=
前走で春天以外のレースを
使った馬。

前走春天を使ったほどの
強じんな馬ならともかく、
それを除くと短縮馬は
全然走っていないのです。

ここまでハッキリ成績が
悪いと、対象馬をあえて
狙うのはどうでしょうか。

当ポイントも施行場に
関連性が薄いと診て、
あえて掲載しました。

 

 

【ポイント3】
今開催の
中京芝2000mの
「顕著」な血統傾向

→5月7日から始まって
すでに4週が経過した
中京開催ですが、この
4週の芝2000m戦で
起きている顕著な傾向を
2つ、診て頂きます。

まず、この4週の
中京芝2000m戦の
種牡馬成績から。

 

エピファネイア  複勝率50% 2.3.1.6
ハ-ビンジャー  複勝率50% 1.2.1.4
ドリ-ジャーニー 複勝率50% 1.0.0.1
ブラックタイド  複勝率50% 1.0.0.1
モーリス     複勝率50% 0.0.3.3
ディープ     複勝率47% 3.3.2.9
キズナ      複勝率33% 1.0.1.4
ル-ラ-シップ  複勝率33% 0.1.1.4
ロードカナロア  複勝率25% 1.1.0.6
ドゥラメンテ   複勝率25% 1.0.1.6
キングカメハメハ 複勝率20% 0.1.0.4
ハ-ツクライ   複勝率 9% 1.0.0.10
ジャスタウェイ  複勝率 0% 0.0.0.1
ジャングルポケット複勝率 0% 0.0.0.2

 

パワー系種牡馬の成績が
おおむね好調。目下の
中京芝2000mではその
ような素養が活きやすい、
という事なのでしょう。

それ以上に注目して
おきたいのがハーツクライ、
ジャスタウェイ、そして
ジャングルポケットの
不振ぶりです。

ジャスタウェイ=
ハ-ツクライ産駒ですので
両者の成績を合計して
あえて診ると(1.0.0.11)。

しかも、その両者も
ジャングルポケットも
父方にトニ-ビンの血を
太く持つ組成ですから、
やはり父方のスタミナ色が
今開催についてはあまり
求められていない状況、と
いうコトなのでしょう。

 

 

【ポイント4】
今開催の
中京芝2000mの
「顕著」な調教傾向

→次に、この4週間の
中京芝2000m戦の
「最終調教場所」別の
成績を診てください。

 

栗東坂路  複勝率28% 8.8.10.66
栗東ウッド 複勝率52% 6.6.5.16
美浦ウッド 複勝率14% 1.0.0.6
美浦坂路  複勝率 0% 0.0.0.2

 

栗東ウッド組が絶好調。
何と複勝率50%超です。

ここまで極端な傾向が
出る事も珍しいですから
こういった時は、あまり
深く理由を考えすぎず
そのまま当データを巧く
利用したいところです。

 

 

【ポイント5】
中京施行だった
昨年の上位好走馬の
共通項とは?

→中京で行われた
昨年の当レースは
8・9番人気馬の
ワンツーと波乱の
決着でしたが、
この2頭には共通項が
たくさんありました。

下記を診てください。

 

1着 ユニコーンライオン
  →前走左回りで
   4角2番手から1着
  →前走から中2週
  →3番枠
  →G3重賞5着実績あり

 

2着 ショウナンバルディ  
  →前走左回りで
   4角先頭から3着
  →前走から中2週
  →8番枠
  →G3重賞4着実績あり

 

共通点は…
前走も左回りのレースを
使い、しかも前々の競馬で
馬券圏に好走したコト。

また、前走から中2週の
短めのローテーションで
使われ、枠も外すぎず、
G3重賞で掲示板には
載った実績があった事。

以上の履歴を持つ馬は
昨年の当レースで
3頭出走していましたが
うち2頭でのワンツーで
馬連184倍の大波乱決着。

今年、以上の条件に
パーフェクトで、
あるいはそれに近い形で
該当する「穴候補」が
いるかいないか?

それを見繕うのも、
穴探しの作業として
有用かもしれません。

 

 

 

以上5点を鑑みたうえで
今年の推奨馬をPART2で
会員様にお伝えします。

PART2・穴馬結論編に続きます。

 

 

鳴尾記念  ポイント1・2・3 該当馬

【ポイント1/4歳馬】 2頭
  カイザーバローズ
  ジェラルディーナ

【ポイント2/距離短縮馬】  ▼軽視馬として 4頭
  キングオブドラゴン
  サンアップルトン
  ホウオウエクレール
  ヴェルトライゼンテ

【ポイント3/今開催中京芝二千で不調3種牡馬の産駒】 ▼軽視馬として 3頭
  アドマイヤジャスタ
  キングオブドラゴン
  サンレイポケット

投稿者プロフィール

シベリアン
シベリアン
高い情報収集能力で他を圧倒する予想家
2010年に発表した競馬教材「マグマの法則」が異例の大ヒットとなり業界で一躍有名に。高い情報収集能力から導き出される論理的な予想と、読み込ませる文章力にファンが多い。ザ・シークレット・ホースで『穴馬結論編』を公開中。

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