『エプソムカップ(GⅢ)2022ノースブリッジ血統考察』YRA

血統調査員のYRAです。
「血統表は競走馬の設計図!」ということで

今週は6月12日に開催された、エプソムカップ(G3・芝1800m)を勝ったノースブリッジを取り上げます。

 


5枠6番ノースブリッジは五分のスタートから先団に取りつくと、少しなだめながら3番手の位置を確保。
3~4コーナーで外に出しながら直線を向くと、持ったままで先頭に並びかけた。
残り400mを切って気合いをつけると、残り200mで抜け出した。
最後は後続から迫られてくるも譲らず、クビ差封じてゴール板を駆け抜けた。
本馬はこれで5勝目。前走からの連勝で嬉しい重賞初制覇を果たした。

ノースブリッジの父モーリスは現役時、18戦11勝。
主な勝ち鞍は、天皇賞・秋、安田記念、マイルCS、香港C、チャンピオンズマイル、香港マイルとG1を6勝。
2015年には年度代表馬に選出された。
血統背景は父スクリーンヒーロー(~Roberto~ターントゥ系)×母父カーネギー(Sadler’s Wells~ノーザンダンサー系)の組み合わせ。
種牡馬としてこの世代が初年度産駒となる。
2021年種牡馬ランクは第12位

母アメージングムーンは、現役時9戦1勝(条件馬)。
繁殖としてデビュー済み産駒は本馬を含み3頭。
父ロードカナロア(1勝・現役)→父モーリス(本馬)→父モーリス(未勝利)
3頭中2頭が勝ち上がり、本馬で重賞馬を輩出。
今後もまだ楽しみな繁殖牝馬。
血統背景は父アドマイヤムーン(~フォーティナイナー~Mr. Prospector~ネイティヴダンサー系)と母父テンビー(~Nijinsky~ノーザンダンサー系)の組み合わせ。

父のモーリスはサンデーサイレンスを内包しながらも、その他は非主流な血で構成されている血統。
それゆえに配合の基本はサンデー牝馬が中心となる。
本馬は母父アドマイヤムーンにサンデーサイレンスを内包するのでこれに合致している。

父のモーリスが「Roberto+ノーザンテースト」の組み合わせを内包しており、本馬は3歳時には中山適性が高く出ていた。
しかしながら、現役時、天皇賞(秋)、安田記念を勝っているように種牡馬としても全体的に東京での成績が優秀。
本馬もそれに倣い、古馬になって東京2000m戦の3勝クラスを勝ってオープン入りを果たした。

そこからの連勝で今回の初重賞制覇となったが、今日の中間で降った雨により重馬場となったこともモーリス産駒である本馬には追い風となったと推察する。

成長力のある血統なのでこの勢いで頂点まで駆け上がれることができるか注目したい。

 


戦前のブログでは、「ディープインパクト系種牡馬」と「キンカメ系種牡馬」という主流種牡馬の相性が良いレースということを記述し、最上位の評価にザダルを置きましたが、結果は6着。

Mildomの配信ではRobertoの血とSadler’s Wellsの血を合わせて紹介し、ノースブリッジ(1着)とダーリントンホール(3着)はそれぞれ上位評価としました。
ということで是非新たなわしのコンテンツMildomにも遊びにきてくださいね(^_^)v

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投稿者プロフィール

YRA
YRA
血統の設計図から好走率を占う予想家
趣味の一口馬主が高じて牧場通いをするも「馬関係者でも走る馬はわからない」という結論に至る。そこから少しでも走る馬を見極めるために血統に没頭。血統から展開されるレース回顧は好評を得ている。

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