『競馬で勝ちたいなら馬券術はこう組み立てよう!』田中洋平

 

自分のオリジナル馬券術を完成させて、

競馬で勝てるようになりたい!

 

競馬予想を楽しんでいる人なら、

誰もが考えることだと思います。

 

でもなかなか勝てるなネタが思いつかない。

 

あとは調べ方がわからない。

 

なんてことで、

なかなか現状を打破できていない人が多いかと思います。

 

そこで今回は馬券術を組み立てるヒントを、

お伝えします。

 

まず調べ方についてですが、

これはデータベースソフトのTARGETを入手してください。

 

 

これがないと、

過去データを調べられないので、馬券術は組めません。

 

準備できましたか?

 

では次に、競走馬が走りそうな状況を空想しましょう。

 

・前走よりも相手が弱くなった

・前走は苦手コースだったけど、今回は得意コース

・放牧(休養)している間に、馬が成長した

・前走は芝で大敗したけど、今回は得意なダート戦

・前走は斤量57kgだったけど、今回は54kgで走れる

・暑い時期が苦手で、今回は涼しい秋のレースに出走

・牡馬牝馬の混合戦だったけど、今回は牝馬限定戦

 

などなど、ネタはたくさんあると思います。

 

共通することは、

前走より有利な条件で走れそうな状態を想像してください。

 

え?

 

何も思いつかない?

 

それは競馬に対する知識量が、足りてないという証拠。

 

さすがにそれでは厳しいので、

レースを何回も見たり、雑誌や書籍を読んで、

あなたの知識を蓄積してくださいね。

 

では今回、私が例として考えたネタを説明して行きます。

 

放牧(休養)している間に、馬が成長した

 

人間と同じで、

馬も成長するにつれて、馬体が大きくなっていきます。

 

430kgでデビューした馬が、

引退時には460kgまで成長することはザラ。

 

もちろんデビューから完成していて、

あまり馬体重が増えない馬もいますが、

成長するのが一般的と考えてください。

 

だから前走より10kg以上、

馬体重が増えていたら、馬が成長したと考えられます。

 

楽をしてデブになっただけの場合もありますが、

それも含めて、前走より10kg以上体重増の馬を狙うのが第一条件。

 

続いて第二条件が、

放牧(休養)明けであること。

 

放牧と言っても、

いまは外厩でビシバシと鍛えられているのが普通。

 

それで馬体重が増えてきたということは、

稽古が身になっていると考えられます。

 

そして第三の条件が、2~5歳であること。

 

競走馬のピークは一般的に4~5歳。

 

成長期の過ぎた6歳以上の馬が、

前走より10kg以上増えたのは、太ったと考えられます。

 

そして最後の第四条件。

 

それは前走より斤量が減って、レースに出走できること。

 

当たり前のことですが、

背負う斤量が軽くなれば、前走より速く走れますよね。

 

ではまとめます。

 

・前走より馬体重が10kg以上アップ

・休養明け(前走から10週以上あいている)

・2~5歳

・前走より斤量が軽くなった

 

この4つで以下の成績になります↓

 

 

障害戦はぜんぜんなので、切っても良いかもしれません。

 

前走より馬が成長しているのに、

斤量が軽くなったら、そりゃ走れますよね。

 

「おぉ!なんか今日は体が軽いな!」

 

と競走馬も思うことでしょう。

 

あとチョイ足しで条件を追加するなら、

前走の馬体重が480kg以下だった馬。

 

まだ成長途上で体が小さかった馬が、

プラス10kg以上で、馬体が成長したと考えることができます。

 

 

前走馬体重480kg以下だった条件を加えると、こうなります。

 

この馬券術を組み立てる上で厳守して欲しいのが、

前走より楽になる状況を、しっかりと意識すること。

 

組み立てる。

 

これを意識せずに、

よく分からない理論を組み合わせても、

あまり良い結果は得られないでしょう。

 

・前走より馬体重が10kg以上、減っている

・連戦中でぜんぜん休めていない

・6歳以上でピークを過ぎている

・前走よりも斤量が重くなった

 

この真逆の条件だと、まともに走れる方がおかしいですよね。

 

仮にこの状況で、

回収率が100%を超えていたとしても、

それは信用してはいけません。

 

人間だったら、倒れる寸前の状況でしょう。

 

・最近体重が減ってきた

・仕事が忙しくて、1か月休みがない

・もうすぐ定年という年齢

・以前よりも仕事量が増した

 

はい、悪いことは言わないので、

病院で検査してもらった方がいいですよ。

 

という状況ですよね。

 

これは競走馬も同じで、走れるはずがないのです。

 

回収率重視で馬券術を組み立てると、

こんなあり得ない状況でも、回収率が100%を超えているのでOK!

 

みたいになってしまうので、注意してください。

 

繰り返しになりますが、

前走より有利になる条件を組み立てて行く。

 

これが王道です。

 

参考になれば幸いです。

 

投稿者プロフィール

田中洋平
田中洋平
田中洋平(日刊スポーツ公認のコンピ指数研究家)
かつてはダイニングバーの経営者だったが、現在は競馬研究ひと筋。「競馬最強の法則」の馬券ブラックジャーナルコーナーにおいて、2009年に逃げ穴馬馬券術を紹介。2010年には同誌にて「コンピアナライズを追え」で巻頭でデビューを果たし、2012年にKKベストセラーズより「新コンピアナライズ・ゾーンレベル」を出版。現在は日刊スポーツ公認のコンピ指数研究家として日刊公式ウェブサイト「極ウマ・プレミアム」にてコラム、テクニカル6を連載中。また重賞特集号として日刊スポーツが発行しているタブロイド紙のコンピ予想も担当している。

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