『セントウルS2022の穴馬探し予想PART1』シベリアン
「セントウルS」の
穴馬探しをお届けします。
セントウルSは、
9月11日(日)に
今年も「中京」に
舞台を替えて行われる
スプリント重賞です。
さっそく、
セントウルS in 中京で
勘案すべきポイントに
ついてお伝えします。
【ポイント1】
中京施行の当レースでは
調教の終い時計に注目?
→中京施行の近2年に
限った、出走全馬の
最終追い切りにおける
終い1F時計別の成績を
診てください。
終い11.9秒以内 複勝率36% 1.1.2.7
終い12.0秒以上 複勝率 9% 1.1.0.21
このように、圧倒的な
大差がついています。
非・自動計測データも
一部混じっていますので
完全に正確なデータとは
言えませんが、それでも
「終いを伸ばしていた
馬のほうが走れている」
傾向は明白。今年もこの
点には注目しています。
【ポイント2】
秋競馬の開幕週だが
サマースプリントシリーズの
「最終戦」でもある
→サマーシリーズが
大目標の「夏馬」。
スプリンターズSが
大目標の「実力馬」。
セントウルSには、
両方の馬が出てきます。
果たして、どちらの
馬を狙うべきか?
セントウルSにおける
永遠のテーマです。
そこで、
下記を診てください。
06年1着馬(1) ●
07年1着馬(11) ●
07年2着馬(7) ●
07年3着馬(1) ○
08年1着馬(3) ●
08年2着馬(11) ●
08年3着馬(9) ○
09年1着馬(5) ●
09年2着馬(1) ○
09年3着馬(11) ●
10年1着馬(4) ●
10年3着馬(5) ●
11年1着馬(2) ●
11年3着馬(1) ○
12年1着馬(6) ●
12年2着馬(1) ○
12年3着馬(12) ▼
13年1着馬(2) ●
13年2着馬(1) ○
13年3着馬(3) ○
14年1着馬(4) ●
14年2着馬(1) ○
14年3着馬(2) ●
15年1着馬(10) ○
15年2着馬(1) ●
15年3着馬(5) ●
16年1着馬(1) ○
16年2着馬(2) ●
16年3着馬(9) ●
17年1着馬(1) ●
17年2着馬(6) ●
17年3着馬(4) ○
18年1着馬(1) ○
18年2着馬(2) ●
18年3着馬(7) ●
19年1着馬(1) ●
19年2着馬(7) ●
19年3着馬(3) ○
20年1着馬(1) ○
20年2着馬(12) ▼
20年3着馬(2) ○
21年1着馬(1) ○
21年1着馬(2) ●
21年1着馬(4) ○
コレは、サマーシリーズが
始まった2006年以降の
セントウルSで、馬券圏に
好走した44頭の履歴です。
(海外馬・地方馬除く)
●印=前走で
「夏競馬の短距離重賞」を
使われていた馬。
▼印=前走で「夏競馬の
短距離重賞以外のレース」を
使われていた馬。
○印=今回が中10週超の
休明けだった馬。
44頭の内訳は…
●印=25頭
▼印=2頭
○印=17頭
つまりセントウルS=
「夏の短距離重賞」を
使ってきた馬(●印)が
休明けの実力馬(○印)を
好走数で上回っている
レース、なのです。
近3年で診ますと
●印=3頭
▼印=1頭
○印=5頭ですから
休明けの実力馬の
台頭が増えている
近年傾向とも言えますが、
ただその近3年で診ても
○印の好走馬=全て
4番人気以内の人気馬。
穴は、●印+▼印が
出していました。
それは近3年に限らない、
当レースにおける長年の
傾向です。夏競馬回りで
格下だからとバカにされ
人気を落とす→しかし
目下の好調度を活かして
好走することがけっこう
多いワケです。
セントウルS=
サマーシリーズ転戦組で
「妙味」を探りたい
レースと言えましょう。
【ポイント3】
ただし「中京施行」の
近2年に限ると…
→昨年と一昨年は
今年と同じ中京での
施行でしたが、両年とも
「前走マイル出走」の
馬が勝ちました。
また、その2年間の
馬券圏好走馬6頭のうち
5頭が、1400m超を
前走で使っていた
いわゆる「距離短縮馬」。
これを距離ぶん以上の
スタミナが欲しいタフな
中京コースゆえの傾向と
診るか?偶然と診るか?
ポイントの1つとなります。
【ポイント4】
中京施行の当レースでは
前走の番手に注目?
→中京施行の近2年に
限った、出走全馬の
「前走3角番手」別の
成績を診てください。
1~3番手 複勝率30% 2.0.1.7
4~6番手 複勝率33% 0.1.1.4
7番手以降 複勝率 6% 0.1.0.17
前走で逃げていようが
3角5~6番手にいようが
今回の成績について大差は
ついていませんが、前走で
3角7番手以降だと上記の
ようにほとんど全滅状態。
前走で、ソコソコ前目の
競馬をしているコトが
かなり大切だと思われる
セントウルS in 中京です。
【ポイント5】
中京に替わっても
結局「西高東低」
→基本的にセントウルSは
地元関西馬が強いレース。
近10年の東西別成績は
下記のとおりです。
関西馬 複勝率22% 9.9.9.97
関東馬 複勝率12% 1.1.1.22
近2年は中京施行でした。
関東馬にとっては輸送が
ラクな競馬場。ですので
例年と違う東西傾向が
現れるかも…とも思って
いましたが、結果的には
例年と同じ。関東馬の
出番はありませんでした。
【ポイント6】
前走オープン特別組が
ほぼ全滅中
→近10年の出走馬の
前走別成績を診てください。
高松宮記念 複勝率33% 1.1.0.4
——————————
サマースプリントシリーズ
アイビスSD 複勝率33% 1.2.0.6
CBC賞 複勝率18% 0.2.0.9
北九州記念 複勝率17% 3.2.4.45
函館SS 複勝率40% 0.1.1.3
——————————
オープン特別 複勝率 7% 0.0.2.25
準オープン 複勝率 0% 0.0.0.3
このように、前走で
サマーシリーズを
使ってきた馬は堅調です。
対してオープン特別を
使ってきた馬が大不振。
オープン特別組の不振=
夏ローカルのオープンを
使ってきたような馬は
現状頭打ちの場合が多く
オモテ開催に変わった
ココでは、厳しい結果が
出ることが多いワケです。
以上6点を鑑みたうえで
今年の推奨馬をPART2で
会員様にお伝えします。
PART2・穴馬結論編に続きます。
セントウルS ポイント3・4・6 該当馬
【ポイント3/前走マイル出走馬】 3頭
ジャングロ
ソングライン
【ポイント4/前走3角6番手より前だった馬】 5頭
シャンデリアムーン
ジャスパープリンス
ダディーズビビッド
ファストフォース
メイケイエール
【ポイント6/前走オープン特別出走】 ▼軽視馬として 7頭
コムストックロード
サンライズオネスト
シャンデリアムーン
ジャスパープリンス
タイセイアベニ-ル
ダディーズビビッド
ラヴィングアンサー
投稿者プロフィール
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高い情報収集能力で他を圧倒する予想家
2010年に発表した競馬教材「マグマの法則」が異例の大ヒットとなり業界で一躍有名に。高い情報収集能力から導き出される論理的な予想と、読み込ませる文章力にファンが多い。ザ・シークレット・ホースで『穴馬結論編』を公開中。
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