『リーディング1位川田将雅騎手がプラスになるポイント!』田中洋平
現時点で132勝を挙げている川田将雅騎手。
昨年が136勝なので、もう昨年越えは確実でしょう。
ルメール騎手が今夏に1カ月ほどフランスに渡航したため、
その分の上積みもあると思います。
川田将雅騎手といえば、
人気馬に乗って手堅く先行、直線でグイグイと押し切る。
こんなイメージでしょうか。
近3年の成績を見てみると以下の通り↓
勝率28% 連対率44% 複勝率57%
単勝回収率91% 複勝回収率85%
人気サイドの馬に騎乗することが多いですが、
この成績は優秀ですね。
ちなみに4番人気以下の馬に乗ると、
あっさり回収率が100%を超えます。
勝率12% 連対率21% 複勝率36%
単勝回収率131% 複勝回収率97%
これはすごい成績。
手堅いイメージなので、
面白みのない騎乗だと一部で言われているようですが、
人気薄の馬も勝たせているのだから、騎手として優秀ですね。
ただ4番人気以下に騎乗する機会が、ちょっと少ない。
◆2020~2022年
1番人気 528回
2番人気 246回
3番人気 127回
4番人気以下 174回
近3年間で4番人気以下に騎乗する確率は16%だけ。
6回に1回くらいの割合なので、
1日1回は4番人気以下に騎乗するチャンスがありそう。
見つけたら積極的に狙いたいですね。
さらにもうひとつ、
川田将雅騎手のイメージを利用して、
プラスになる方法があります。
それは前走で逃げ先行していない馬で、
前走が違う騎手だった場合。
つまり前走で先頭集団を走っていない馬が、
川田将雅騎手に乗り替わることで、前に行くパターン。
まとめると以下の通り↓
・前走4角5番手以下
・前走違う騎手から川田将雅騎手に乗り替わり
勝率32% 連対率45% 複勝率60%
単勝回収率119% 複勝回収率93%
これだと人気サイドの馬に騎乗した場合も狙えます。
上位人気だと成績が安定するので、このパターンは軸馬に最適ですね。
川田将雅騎手の狙うポイントまとめ。
・4番人気以下に騎乗した場合は即買い
・1~3番人気は前走4角5番手以下で今回乗り替わり
これだけあっさりプラス回収になる騎手も少ないので、
川田将雅騎手は貴重な存在ですね。
ぜひ参考にしてください。
投稿者プロフィール
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田中洋平(日刊スポーツ公認のコンピ指数研究家)
かつてはダイニングバーの経営者だったが、現在は競馬研究ひと筋。「競馬最強の法則」の馬券ブラックジャーナルコーナーにおいて、2009年に逃げ穴馬馬券術を紹介。2010年には同誌にて「コンピアナライズを追え」で巻頭でデビューを果たし、2012年にKKベストセラーズより「新コンピアナライズ・ゾーンレベル」を出版。現在は日刊スポーツ公認のコンピ指数研究家として日刊公式ウェブサイト「極ウマ・プレミアム」にてコラム、テクニカル6を連載中。また重賞特集号として日刊スポーツが発行しているタブロイド紙のコンピ予想も担当している。
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