『福島記念の穴馬探し2022の穴馬探し予想PART1』シベリアン

「福島記念」の
穴馬探しをお届けします。

福島記念は
11月13日(日)に
G1のウラで行われる
G3のハンデ重賞です。

さっそく、福島記念の
ポイントを記します。

 

 

【ポイント1】
前走「G2凡走」からの
巻き返しに要注意

→タイトルどおり。
近10年の当レースの
「前走クラス」別の
成績を診てください。

 

G1    複勝率50% 2.0.1.3    
G2    複勝率32% 3.5.5.28  
G3    複勝率 9% 2.1.1.41   
オープン 複勝率15% 2.3.3.47
条件級  複勝率18% 1.1.0.9   

 

「G1経由馬」は
出走数が少ないものの
出走してくれば
よく走ります。

それ以上に勢いが
あるのが、前走G2組。

近5年だけを見ると
馬券圏好走15頭のうち
9頭が前走G2組です。

ちなみに、その9頭の
前走G2での成績は
下記のとおり。

 

・毎日王冠10着〈9番人気〉
・毎日王冠 9着〈11番人気〉
・札幌記念 9着〈6番人気〉
・オールカ 4着〈5番人気〉
・オールカ 5着〈5番人気〉
・札幌記念 9着〈8番人気〉
・オールカ 2着〈3番人気〉
・京都大賞 9着〈10番人気〉
・京都大賞10着〈7番人気〉

※人気はそのG2でのもの

 

つまり、強豪が揃う
京都大賞典などのG2で
あまり人気にならず
着順も良くなかった
「前走履歴がきわめて
平凡だった馬」が、
ローカルG3の福島記念に
出走することで一気に
巻き返した、という形。

それだけ福島記念の
レースレベルが低調とも
言えますが、ともあれ
このパターンに該当する
馬を探すのも一興とは
言えるレースなのです。

 

 

【ポイント2】
重いハンデの馬が
堅調に走っている

→過去10年のハンデ別・
成績を診てください。

 

54キロ以下   複勝率14% 3.2.2.43
55~56.5キロ  複勝率17% 5.5.4.67
57キロ以上   複勝率32% 2.3.4.19

 

ハンデ重賞ですが
57キロ超を背負った馬の
成績が良いのが特徴。

近年はハンデ戦でも
実力上位馬に極端に重い
ハンデが付きませんから
実力馬が程々の斤量を
味方に好走するケースが
多めですが、福島記念も
その傾向が顕著です。

 

 

【ポイント3】
ジョッキーが
乗り替わらなかった馬を
要マーク

→近5年の出走全馬を
騎手の乗り替わりの
有無別成績で分けると
下記のとおりです。

 

乗り替わりナシ 複勝率28% 2.3.5.26 
乗り替わりアリ 複勝率11% 3.2.0.39

 

乗り替わりナシの馬が
圧倒的に好成績。

それもそのハズです。
当レースは「G1」の
ウラで行われますが、
そんな日にもかかわらず
わざわざ遠い福島での
ローカルG3に「前走に
引き続いて」乗りに来る
ジョッキー=それだけ
福島記念に脈アリ、の
ケースが多いという事。

特に、当日のG1に
乗っていてもまったく
違和感のない騎手が
ココに継続で乗って
きた時は、要マークと
言えるでしょう。

 

 

【ポイント4】
ステイゴールドvs
キングマンボ

→近7年の連対馬14頭の
「父系」を診てください。

 

15年 1着◆  2着
16年 1着   2着
17年 1着☆  2着◆
18年 1着☆  2着
19年 1着☆  2着☆
20年 1着☆  2着◆
21年 1着◆  2着☆

◆  キングマンボ系
☆  ステイゴールド系
空欄 その他

 

このように
2015年以降は
ステイゴールド系・
キングマンボ系の
一騎討ちの様相を
呈しています。
連対馬14頭のうち
10頭が「該当馬」。

両系統が持ち合わせる
素養が当レースに
ピタリ合っている、と
いうコトなのでしょう。

 

 

【ポイント5】
栗東坂路追い切り馬に
要注目?

→近5年の出走全馬の
調教場所別・成績を
診てください

 

栗東CW 複率13% 1.1.0.14
栗東坂  複率38% 2.3.3.13
美浦W  複率16% 2.1.2.27
美浦坂  複率 0% 0.0.0.5
————————
ポリ   複率 0% 0.0.0.4

 

注目は栗東坂路組。
複勝率が抜けています。
要パワーの当レースと、
パワー中心に鍛えられる
栗東坂路の「相性」が
良いのかもしれません。

 

 

【ポイント6】
外枠不利

→福島記念は典型的な
外枠不利のレースです。

近10年の当レースの
枠別成績を診てください。

 

1・2枠 複勝率28% 6.1.4.29   
3・4枠 複勝率15% 2.2.2.34  
5・6枠 複勝率23% 2.5.2.30  
7・8枠 複勝率10% 0.2.2.36  

 

好走馬30頭のうち、
11頭が1・2枠。

しかも、勝ち馬は
全て「5枠から内」。

7・8枠は10年間で
たった2連対。しかも
その2頭は1・3番人気。

つまり「内>外」の
枠傾向は明確で、かつ
外枠馬は1頭も連穴を
あけていないのです。

近年は、芝の状態が
かなり良い秋の福島。
先行押し切りにせよ
後ろから捌くにせよ
好枠から発進して
道中内を進めてくる
馬に利があるという
ことなのです。

秋の荒れ馬場を味方に
外枠の差し追込馬が
バンバン届いていた
昭和・平成の光景は
今はもうありません。

 

 

以上6点を鑑みたうえで
今年の推奨馬をPART2で
会員様にお伝えします。

PART2・穴馬結論編に続きます。

 

 

 

福島記念 ポイント1・3・4 該当馬

【ポイント1/前走G2で4着以下】 6頭
  アドマイヤアルバ
  アラタ
  オニャンコポン
  サトノセシル
  フィオリキアリ
  ユニコーンライオン

【ポイント3/騎手が乗り替わらない予定の馬】 7頭
  ヴァンケドミンゴ  酒井
  オニャンコポン   菅原明
  カテドラル     団野
  パトリック     藤岡佑
  フォワードアゲン  江田照
  ベレヌス      西村淳
  ロザム-ル     菊沢

【ポイント4/父ステイゴールド系かキングマンボ】 6頭
  アラタ
  オニャンコポン
  ゴールドスミス
  フォワードアゲン
  ロザム-ル
  ヴァンケドミンゴ

投稿者プロフィール

シベリアン
シベリアン
高い情報収集能力で他を圧倒する予想家
2010年に発表した競馬教材「マグマの法則」が異例の大ヒットとなり業界で一躍有名に。高い情報収集能力から導き出される論理的な予想と、読み込ませる文章力にファンが多い。ザ・シークレット・ホースで『穴馬結論編』を公開中。

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