『前走比2ケタ馬体重増減は成績に影響するのか?』嶋原崇

 

馬体重の2桁以上の増減は、とても気になりますが、

成績に影響はあるのか?

今回はこちらをテーマにお届けします。

 

まず、下の表をご覧ください。

 

 

前走比+10キロ以上は、さほど気になりませんが、

前走比-10キロ以下の馬の好走率の低下は気になりますね。

 

どのような条件下で、前走比-10キロ以下が好走率を落とすのでしょうか?

 

まず、前走比-10キロ以下の全成績です。

 

 

特に、牝馬は影響を受けますが、

それでも1番人気に支持されると、耐えてますね。

 

次は、前走比-10キロ以下の馬の「馬体重別」成績です。

 

 

馬体重の軽い馬が、馬体減の

影響を受けやすいのは、納得できます。

 

次は、前走比-10キロ以下の馬の「距離別」成績です。

 

 

短距離になれば、パワー、スピードが求められ、

馬体減は、大きく影響しますが、

距離が長くなるにつれ

馬体減の影響は小さくなっていく傾向があります。

 

前走比-10キロ以上の馬体減の馬が

下記の条件にあてはまると、とても危険です。

・牝馬

・馬体重460キロ以下

・距離~1600m

・ダート

 

 

5番人気以降に出現したら、切ってしまいましょう。

 

まとめ

 

2桁馬体重で前走比+10キロ以上なら、成長分もあって

特に成績に影響は少ない。(特に2,3歳馬)

 

しかし、前走比-10キロ以下のマイナス体重で出てくると

ガレたり、発汗などで成績に直結しやすく、軽視するべきです。

 

特に460キロ以下の馬、牝馬、ダート、短距離は

例えシェイプアップだとしても、反動として成績に影響して成績が低下することを

今後の馬券術のなかに組み入れたいですね。

投稿者プロフィール

嶋原崇
嶋原崇
統計データに精通する仕事人
競馬統計新聞の敏腕編集長。2020年に年間プラス収支を達成して、そこから連続プラス収支継続中。期待値が高い馬券を狙うスタイルで、徹底的に回収率にこだわる仕事人。

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