『ターコイズSの穴馬探し2022の穴馬探し予想PART1』シベリアン

「ターコイズS」の
穴馬探しをお届けします。

ターコイズSは
12月17日(土)に
中山マイルで行われる
牝馬限定ハンデ重賞。

土曜施行ですので
さっそく、当レースの
ポイントをお伝えします。

なお、このレースは
2015年から重賞に
格上げされました。
今年で8年目。

重賞格上げ前と
格上げ後では
レースの性質が
変わっています。

したがって当欄は、
2015年に重賞に
格上げ後「近7年」の
傾向からポイントを
お伝えしていきます。

 

 

【ポイント1】
重賞格上げ後、
関西馬の台頭が急増

→重賞格上げ後、
ターコイズSがいちばん
変わった点はコレです。

重賞格上げ前年の
2014年までは
関東馬が6連勝。

その6年間で
関西馬の馬券絡みは
3度だけでした。

しかし格上げ後の
2015年からの近7年は
馬券に絡んだ21頭中、
なんと16頭が関西馬。

しかも、関東馬は
「上位人気馬」しか
走っていません。
馬券に絡んだ5頭は
全て3番人気以内。

毎年人気薄で馬券に
絡むのは下記のように
関西馬(下記★印)、
なのです。

 

15年1着 ★ 11番人気
15年2着 ★ 16番人気
15年3着 ★ 15番人気
16年1着   1番人気
16年2着 ★ 6番人気
16年3着   3番人気
17年1着 ★ 5番人気
17年2着   3番人気
17年3着 ★ 7番人気
18年1着 ★ 5番人気
18年2着 ★ 10番人気 
18年3着 ★ 13番人気
19年1着   3番人気
19年2着 ★ 2番人気 
19年3着 ★ 1番人気 
20年1着   1番人気
20年2着 ★ 3番人気 
20年3着 ★ 9番人気
21年1着 ★ 4番人気
20年2着 ★ 3番人気 
20年3着 ★ 13番人気

 

昨年は関西馬の
ワンツースリー。
「穴の関西馬」も
3着に爆走しました。

重賞に格上げされ、
賞金が格段に上がった
コトで「本気」の遠征を
敢行してくる関西馬が
増えた、というコト。

さすがは関西ですが
しかも上記のように
人気薄がバンバン走って
います。穴狙いの際は
関西馬の「勝負遠征」に
注視したいレースです。

 

 

【ポイント2】
重賞格上げ後、
「母父ロベルト」馬が
毎年連対中

→重賞格上げ後、
近7年の当レースでは
母父ロベルト系の馬が
毎年きっちり1頭ずつ
連対しています。

 

15年1着馬 母父シンボリクリスエス
16年1着馬 母父ブライアンズタイム
17年1着馬 母父シンボリクリスエス
18年1着馬 母父シンボリクリスエス
19年2着馬 母父シンボリクリスエス
20年2着馬 母父ダイナフォーマー
21年2着馬 母父ダイナフォーマー

 

見た目にはキレイでも
この時期の中山は力の
いる馬場です。ゆえに
母方にロベルト系が
しっかり配されている
馬のほうが、消耗戦かつ
混戦のココで走れている、
というコトでしょうか。

 

 

【ポイント3】
重賞格上げ後は
5歳以上が不振

→重賞格上げ後
近7年の馬齢別の
成績を診てください。
5歳を超えると大きく
アベレージが低く
なっています

 

3歳   複勝率22% 4.2.1.25
4歳   複勝率28% 2.4.3.23
5歳以上 複勝率10% 1.1.3.43

 

全体的に成長曲線が
早い牝馬のレース。
しかも優秀な牝馬ほど
5歳春に引退している
コトも多いですから、
当レースに出てくる
5歳以上の馬は基本的に
厳しいと言えます。

 

 

 

【ポイント4】
重賞格上げ後は
重いハンデの馬が
好走している

→重賞格上げ後
近7年の当レースの
ハンデ別・成績を
診てください。

 

53キロ以下 複勝率15% 3.3.1.40
54キロ   複勝率20% 2.2.2.24
55キロ   複勝率15% 0.0.3.17
56キロ以上 複勝率33% 2.2.1.10

 

このように
55キロ以下の馬には
特に傾向は無いですが、
56キロ以上の馬は
好成績。

しかも人気薄の馬が
けっこう走っています。

 

16年1着 マジックタイム  56キロ 1番人気
16年2着 レッツゴードンキ 56.5キロ 6番人気
18年1着 ミスパンテール  56キロ 5番人気
20年3着 フェアリーポルカ 56キロ 8番人気
21年2着 アンドラステ   56.5キロ 3番人気

 

つまり重いハンデを
背負わされるほど
実力を秘めた馬なのに
直近の低調な成績等が
嫌われて不当に人気を
落としている馬が
いればむしろ積極的に
狙いたいというコト。

そういった馬が
相手関係の弱さなども
味方につけて、重い
ハンデにめげずあっさり
好走してしまうことが
多いレースなのです。

 

 

【ポイント5】
重賞格上げ後の
「枠」の傾向

→重賞格上げ後、
近7年の当レースの
枠別成績を診てください。

 

1・2枠 複勝率14% 2.0.2.24
3・4枠 複勝率29% 2.4.2.20
5・6枠 複勝率11% 1.2.0.25
7・8枠 複勝率21% 2.1.3.22

 

注目すべきは、決して
「内枠有利」ではない
コトでしょう。

中山マイルと言えば
内枠有利、外枠不利の
イメージを持ちますが
内でモマれるとキツい
馬も多い牝馬による
レースでは、決して
内枠絶対有利の状況とは
ならない、という
コトなのです。

 

 

【ポイント6】
重賞格上げ後も
「上がり最速」を
マークするタイプは
たいして信用できない

→重賞格上げ後、
近7年の好走馬21頭の
「出走メンバー中での
上がり順位」を診て
ください。

 

15年1着馬 上がり10位(34.5)
15年2着馬 上がり7位(34.4)
15年3着馬 上がり12位(34.8)
16年1着馬 上がり2位(34.2)
16年2着馬 上がり1位(34.1)
16年3着馬 上がり6位(34.9)
17年1着馬 上がり4位(34.2)
17年2着馬 上がり7位(34.4)
17年3着馬 上がり1位(33.9)
18年1着馬 上がり5位(35.0)
18年2着馬 上がり11位(35.4)
18年3着馬 上がり1位(33.9)
19年1着馬 上がり7位(34.9)
19年2着馬 上がり4位(34.6)
19年3着馬 上がり4位(34.6)
20年1着馬 上がり5位(35.7)
20年2着馬 上がり3位(35.4)
20年3着馬 上がり3位(35.4)
21年1着馬 上がり1位(34.6)
21年2着馬 上がり2位(35.5)
21年3着馬 上がり4位(35.6)

 

このように、上がりが
たいして速くなかった
馬の好走がけっこう
目立ちます。

これは重賞格上げされた
7年に限ったハナシでは
ありません。それ以前も
ずっとそうです。

中山マイルの特性、
当レース自体の性質から
キレる脚・鋭い瞬発力は
「無いほうがベター」。

それよりも、程々の
位置を取ったうえで
パワー・スタミナを
活かして坂をジリジリと
上がり、最後まで渋太く
粘り込むような粘着の
脚を使える馬のほうが
走れるレースなのです。

 

 

 

 

以上6点を鑑みたうえで
今年の推奨馬をPART2で
会員様にお伝えします。

PART2・穴馬結論編に続きます。

 

 

ターコイズS ポイント2・3・6 該当馬

【ポイント2/母父ロベルト】 1頭
  サブライムアンセム

【ポイント3/5歳以上】 ▼軽視馬として 9頭
  アブレイズ
  シャドウディーヴァ
  スカイグルーヴ
  フィオリキアリ
  フェルミスフィア
  ミスニューヨーク
  ライティア
  ラヴユーライヴ
  ローザノワール

【ポイント6/前走上がり最速】 ▼軽視馬として 2頭
  フィアスプライド
  フラーズダルム

 

 

投稿者プロフィール

シベリアン
シベリアン
高い情報収集能力で他を圧倒する予想家
2010年に発表した競馬教材「マグマの法則」が異例の大ヒットとなり業界で一躍有名に。高い情報収集能力から導き出される論理的な予想と、読み込ませる文章力にファンが多い。ザ・シークレット・ホースで『穴馬結論編』を公開中。

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