『京成杯(GⅢ)2023ソールオリエンス血統考察』YRA

血統調査員のYRAです。
「血統表は競走馬の設計図!」ということで

今週は1月15日に開催された京成杯(G3)を勝ったソールオリエンスを取り上げます。

 


4枠4番ソールオリエンスは五分のスタートから、中団6番手の位置。
その隊列のまま向正面を通過し3~4コーナーへ。
3~4コーナーで少しずつピッチを上げながら、大外に持ち出して直線へ。
他馬とまるで違う脚色で、残り200mの地点で先頭にとりついた。
そのまま一気に抜け出すと、最後は流しながらゴール板を駆け抜けた。
本馬はこれで2勝目。無敗で重賞初タイトルを手にした。

ソールオリエンスの父キタサンブラックは現役時、20戦12勝。
主な勝ち鞍は、天皇賞(春)2回、天皇賞(秋)、ジャパンカップ、菊花賞、有馬記念、大阪杯とG1を7勝。
3歳時から活躍し春のクラシックに出走した(皐月賞3着、ダービー14着)が、大輪を咲かせたのはひと夏越えての菊花賞だった。
そこからは安定した強さで大きなレースを勝ちまくり、最終的に7つものG1タイトルを積み上げた。
馬主は北島三郎で、「国民の愛馬」と謳われた。
種牡馬としてこの世代が2世代目。
2022年種牡馬ランクは第14位。

母スキアはフランス産馬で、16戦3勝(海外)
フランス重賞(芝2100m)を勝っている。
繁殖としてこれまでデビュー済み産駒6頭を輩出。
父Leroidesanimaux(2勝)→父ディープインパクト(5勝・重賞馬・現役)→父ハーツクライ(地方4勝)→父ドゥラメンテ(2勝・現役)→父ダイワメジャー(2勝・現役)→父キタサンブラック(本馬)
父ディープの産駒は富士S(G2)を勝ったヴァンドギャルド。
本馬で2頭目の重賞勝ち馬を輩出ということで、繁殖力はかなり高い。
血統背景は父Motivator(モンジュー~Sadler’s Wells~ノーザンダンサー系)と母父クエストフォーフェイム(~Blushing Groom~Red God~ナスルーラ系)の組み合わせ。

キタサンブラックは重厚さがある血統なので、配合ではスピードの血を取り入れることが大切。
本馬は母系に「デインヒル~Danzigのライン」があるので、スピード値の増強が施されている。
さらにSadler’s Wellsを内包しているので底力も備わっているという配合。

1戦1勝馬としてこのレースに挑むことになった為、その力は未知数だったが、今回見せたスケールの大きさは初年度産駒のイクイノックスを彷彿とさせ、今後が本当に楽しみとなった。

 


戦前の血統紹介では、一発を秘めるキタサンブラック産駒である本馬(1着)とドゥラメンテ産駒であるシャンパンカラー(6着)を取り上げました。
シャンパンカラーについては距離が長かったですね。
今回の結果を受けてその照準はNHKマイルCに合わせていくことになるでしょう。

2着オメガリッチマンは、全頭考察の中で「現状はゆったりとした距離が良さそう」と述べたように距離延長のここでハマりました。
(個人的には、馬券は買っていなかったことが悔やまれます・・・。)
距離適性はクラシックディスタンスにありますから、クラシックに向けてトライアルに挑んでいくことになるでしょう。

3着セブンマジシャンは前走ホープフルSからの成長が見られましたが、道中不利を受けてしまいました。
力は示しているので、また次走期待できます。

以上となります。
最後までお読み頂き、ありがとうございました。

投稿者プロフィール

YRA
YRA
血統の設計図から好走率を占う予想家
趣味の一口馬主が高じて牧場通いをするも「馬関係者でも走る馬はわからない」という結論に至る。そこから少しでも走る馬を見極めるために血統に没頭。血統から展開されるレース回顧は好評を得ている。

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