『共同通信杯2023の穴馬探し予想PART1』シベリアン

「共同通信杯」の
穴馬探しを
お届けします。

共同通信杯は
2月12日(日)に
東京芝1800mで
行われる、注目の
3歳G2重賞です。

今年もクラシックへ
向けて見逃せない
メンバーが勢揃い。

早速、共同通信杯の
レース傾向を幾つか
お伝えしましょう。

 

 

 

【ポイント1】
1800m未経験馬は
苦しいレース

→コレが共同通信杯の
大事なポイントです。

近10年の当レースに
出走した全馬のうち
共同通信杯の前までに
マイル以下の距離しか
出走経験が無かった
18頭の、共同通信杯の
成績を診てください。

 

14年 ショウナンワダチ  8着
14年 シングンジョーカー 11着
15年 アンビシャス    3着
16年 ファイアクリスタル 5着
17年 タイセイスターリ- 4着
17年 サイバーエレキング 11着
19年 ダノンキングリ-  1着
19年 アドマイヤマーズ  2着
19年 フォッサマグナ   4着
19年 ゲバラ       5着
20年 シングンバズーカ  6着
20年 エン        7着
20年 シコウ       8着
21年 ステラヴェローチェ 5着
21年 カイザーノヴァ   6着
21年 レフトゥバーズ   9着
23年 アバンチュリエ   8着
23年 エイシンシュトルム 11着

 

このように18頭の
合計成績(1.1.1.15)と
まったく振るいません。

一昨年などは
1・3番人気に推された
ステラヴェローチェ・
レフトゥバーズが
傾向どおり5着・9着に
完敗しました。当傾向、
おそるべしです。

共同通信杯はスローで
流れるとはいえ、今の
3歳馬にとってはタフな
東京芝1800mが舞台。

しかも、今回が初の
東京出走という馬も
けっこう出てきます。

そもそも距離分以上の
スタミナを備える馬が
有利とよく言われる
東京コース。

ですので、これまで
あえてマイル以下を
選んで使ってきたような
「距離への裏付けが
現時点で無い」馬では
どうしても厳しくなる
面があるのでしょう。

今年も上位人気馬が
当項目に該当します。
要チェックです。

 

 

【ポイント2】
ロードカナロア産駒に
要注目?

→クイーンSの項でも
触れましたが、今冬の
東京芝1600~1800mで
ロードカナロア産駒が
好調です。

東京新聞杯では推奨馬が
敗れてしまいましたが
今冬通算(5.3.0.5)で
じつに複勝率62%。

時計の出るキレイな
高速馬場で滅法強い
ロードカナロア産駒と
よく言われますが、
まさに目下の馬場で
産駒の特性が活きている、
というコトでしょう。

 

 

【ポイント3】
美浦ウッド組が
圧倒

→近6年の当レースの
最終調教における
「調教の強さ」別の
成績を診てください。

 

栗東坂路   複勝率30% 0.2.1.7
栗東Cウッド 複勝率29% 0.0.2.5
美浦坂路   複勝率 0% 0.0.0.2
美浦ウッド  複勝率33% 4.3.2.18
ポリ     複勝率50% 1.0.0.1

 

このように、
「連対」で診れば
美浦ウッド断然の感。
連対した10頭のうち
7頭をこの組が占め
昨年も美浦ウッド組の
ワンツーでした。

さらに注目すべきは
「穴」もこの組が
連れてきているコト。
複勝回収率148%と
いうアベレージが
それを示しています。
穴党の方も要注目。

 

 

【ポイント4】
穴は「前」から

→近5年の当レースの
馬券圏内に好走した
30頭のうち23頭が
4角5番手よりも前に
位置していました。

しかも23頭のうち
下記のように半数超の
12頭が、4番人気以下。

 

13年1着 4番人気 メイケイペガスター 4角2番手
13年3着 9番人気 マイネルストラーノ 4角2番手
15年3着 4番人気 アンビシャス    4角3番手
16年2着 5番人気 イモータル     4角2番手
17年2着 6番人気 エトルディーニュ  4角2番手
18年1着 6番人気 オウケンムーン   4角5番手 
18年3着 10番人気 エイムアンドエンド 4角2番手
19年3着 4番人気 クラージュゲリエ  4角4番手
20年2着 4番人気 ビターエンダー   4角先頭 
21年1着 4番人気 エフフォーリア   4角3番手
21年2着 7番人気 ヴィクティファルス 4角5番手
23年3着 8番人気 ビーアストニッシド 4角先頭 

 

昨年も、逃げた
ビーアストニッシドが
3着穴を提供しました。

つまり共同通信杯では
「先行した馬」が馬券に
多く絡み、かつ妙味を
連れてきているのです。

スローの上がり勝負に
なりがちな当レース。

しかもクラシック本番を
見据える高素質馬たちは
先を見据えて、ココは
じっくり「溜める」事が
多いため、仕掛け時は
どうしても遅めです。

よって、それと
「逆」の競馬=
脚を溜めこみすぎず
積極的に先行した
ノーマークの伏兵級が
好結果を得易いという
ワケです。

 

 

【ポイント5】
大型馬が好調

→近5年の体重別の
成績は下記のとおり。

 

482キロ以上 複勝率42% 3.2.3.11 
480キロ以下 複勝率22% 2.3.2.25

 

ダブルスコアの差が
付いています。冬期の
タフな馬場への対応力、
そもそものスケールの
面などから、大型馬に
利が働いているのかも
しれません。

しかも、大型馬の
複勝回収率は166%。
穴党の方も注目です。

 

 

【ポイント6】
1戦1勝馬は
要マーク

→近10年で「前走で
新馬戦を使った馬」、
いわゆる1戦1勝馬が
(2.2.2.6)複勝率50%。

じつは複勝回収率も
149%で、ヒモ穴・
複穴を狙う際にも
見逃せない存在と
なっているワケです。
穴党は要マーク。

 

 

 

以上6点を鑑みたうえで
今年の推奨馬をPART2で
会員様にお伝えします。

PART2・穴馬結論編に続きます。

 

 

 

 

共同通信杯  ポイント1・6 該当馬

【ポイント1/マイル以下の距離しか出走経験が無い馬】 ▼軽視馬として 2頭
  キョウエイブリッサ
  レイベリング

【ポイント6/1戦1勝馬】 2頭
  タスティエーラ
  タッチウッド

投稿者プロフィール

シベリアン
シベリアン
高い情報収集能力で他を圧倒する予想家
2010年に発表した競馬教材「マグマの法則」が異例の大ヒットとなり業界で一躍有名に。高い情報収集能力から導き出される論理的な予想と、読み込ませる文章力にファンが多い。ザ・シークレット・ホースで『穴馬結論編』を公開中。

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