『チューリップ賞2023の穴馬探し予想PART1』シベリアン
「チューリップ賞」の
穴馬探しをお届けします。
「チューリップ賞」は
3月5日に阪神で行われる
桜花賞トライアル。
3着までに入った馬に
桜花賞への優先出走権が
与えられます。
土曜施行ですので
早速、当レースの
レース傾向を幾つか
お伝えしましょう。
【ポイント1】
Cウッド追いの馬に
大注目
→タイトルどおり。
近5年の、最終調教の
コース別成績を診て
ください。
栗東Cウッド 複勝率35% 3.2.2.13
——————————
栗東坂路 複勝率16% 2.1.2.26
他コース 複勝率23% 0.2.1.10
このように
栗東Cウッドで
追われてきた馬が
好アベレージです。
しかも、昨年は
13番人気の該当馬・
ピンハイが2着爆走、
連穴を提供しました。
まだ弱い面を残す
この時期の3歳牝馬。
ゆえに栗東Cウッドで
「追える」ことじたい、
馬の強靱さを現している
明解なアドバンテージと
いうコトなのでしょう。
そもそも坂路組と比べて
Cウッド組の頭数自体が
少ないコトも、今時期に
Cウッドで追えるコトの
優位性を示しています。
【ポイント2】
逃げそうな馬には
要注意?
→近10年で逃げた馬が
(1.0.4.5)複勝率50%。
今の馬場状態を鑑みても
要マークでしょう。
【ポイント3】
1枠馬にも要注意?
→近10年で1枠馬が
(2.3.0.7)複勝率42%。
完全に「枠の利」を
活かせている状況です。
【ポイント4】
関東馬にも
要注意?
→近10年出走馬の
東西所属別成績を診て
ください。関東馬が
奮闘しています。
関東馬 複勝率44% 3.2.2.9
関西馬 複勝率19% 8.7.8.96
そもそも関東馬は
近10年で16頭しか
出走していません。
にもかかわらず7頭が
馬券絡み。なかなかの
「好確率」です。
関東でも桜花賞への
トライアルが組まれて
いますが、そんな
地元戦に目もくれず
桜花賞本番と同舞台・
同距離の当レースに
あえて遠征してくる
関東の3歳牝馬=
実力面も適性面でも
モチベーション的にも、
関西馬と互角以上に
やれるほどの馬が多いと
いう事なのでしょう。
【ポイント5】
前走でマイル以外に
出走していた馬が不振
→タイトルどおり。
前走マイル出走馬が
マイル以外出走馬を
圧倒しています。
近10年の前走距離別・
成績を診てください
前走マイル 複勝率30% 10.7.10.63
前走マイル以外 複勝率 6% 1.2.0.44
このように「違い」は
断然です。当距離への
慣れが見込めるコトも
当然大きいでしょうが
それ以上に桜花賞=
マイルG1ですから
その大目標に向かう
実力馬ほどマイルを
近況で使われており
そんな目標明確な馬が
堅調に走っていると
いうコトなのでしょう。
ともあれ、これほど
明快な傾向が出ており
素直に信用していいと
思います。
【ポイント6】
収得賞金900万下の馬が
1頭は馬券に絡む
→チューリップ賞が
今の新・阪神コースで
行なわれるようになった
近16年のうち15年で、
収得賞金900万円以下の
馬が最低1頭は馬券に
絡んでいます。
16年・17年・昨年は
収得賞金400万円の
1勝馬が好走して
好配を提供しました。
収得賞金900万円下=
「このチューリップ賞で
3着に入り優先出走権を
取らないと桜花賞出走が
賞金的に厳しい」馬。
そんな崖っぷち馬の
今トライアルに賭ける
モチベーションこそが
好走要因となっていると
いうことなのでしょう。
しかも、そのような
崖っぷち馬は総じて
人気が低く馬券的にも
格好の狙い目と化して
いるワケです。
【ポイント7】
キャリアが多すぎる
馬では苦しい
→近10年の出走馬の、
前走までのキャリア別・
成績を診てください。
「5走以上」の馬の
低調ぶりが顕著です。
1走 複勝率25% 0.2.0.6
2走 複勝率25% 2.2.1.15
3走 複勝率31% 4.3.3.22
4走 複勝率24% 4.1.5.32
5走以上 複勝率 9% 1.1.1.32
チューリップ賞を
迎える時点で、もう
5走以上を消化して
いたような馬=この
レースの時点で既に
「出がらし状態」の
早熟馬であるケースが
多いと言えるでしょう。
以上7点を鑑みたうえで
今年の推奨馬をPART2で
会員様にお伝えします。
PART2・穴馬結論編に続きます。
チューリップ賞 ポイント4・7 該当馬
【ポイント5/前走マイル以外に出走】 ▼軽視馬として 7頭
アンリ-ロード
エクローサ
ダルエスサラ-ム
バースクライ
ルミノメテオール
レミ-ジュ
ワレハウミノコ
【ポイント7/キャリア5走以上】 ▼軽視馬として 3頭
アリスヴェリテ
キタウイング
ワレハウミノコ
投稿者プロフィール
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高い情報収集能力で他を圧倒する予想家
2010年に発表した競馬教材「マグマの法則」が異例の大ヒットとなり業界で一躍有名に。高い情報収集能力から導き出される論理的な予想と、読み込ませる文章力にファンが多い。ザ・シークレット・ホースで『穴馬結論編』を公開中。
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