『日経賞2023の穴馬探し予想PART1』シベリアン
「日経賞」の
穴馬探しを
お届けします。
日経賞は
3月25日(土)に
中山芝2500mで
行われる、伝統の
古馬G2重賞。
今年は
一昨年・昨年の
菊花賞馬対決が実現。
楽しみな好カードと
なりました。
土曜施行ですので
早速、日経賞の
レース傾向を幾つか
お伝えしましょう。
【ポイント1】
叩き台モードの
関東馬よりも…
→タイトルホルダー・
アスクビクターモアの
菊花賞馬対決が話題の
今年の当レースですが、
両馬とも「関東馬」。
そこで、下記を
診てください。
関西馬 複勝率27% 5.7.6.48
関東馬 複勝率17% 5.3.4.58
これは、近10年の
日経賞の東西所属別・
成績です。このように
大きなアベレージ差。
関西馬が優勢です。
日経賞は基本的に
春の天皇賞を目指す
「関東馬」のための
ステップ重賞。
いっぽう春天を目指す
「関西馬」には、前週に
ステップレースとして
阪神大賞典が用意されて
います。
にもかかわらず
日経賞では「関西馬」の
成績が良好。近3年は
関西馬が2頭ずつ馬券に
絡んでいます。
地元関西で行われる
ステップ戦を使わず、
わざわざ前哨戦から
手間ヒマかけて関東へ
遠征させて日経賞を
走る関西馬=それだけ
日経賞への本気度が
高いということ。
それが、そのまま
この「西高東低」の
戦績に現れていると
診ます。
叩き台の関東馬よりも、
本気の関西馬。今年も
狙おうと思っています。
「関東2強」が出走する
今年は意味あい的にも
尚更です。
【ポイント2】
極端な
距離延長&短縮馬が
苦戦傾向
→これも日経賞の
大きなポイントです。
日経賞では
前走の距離が
2000m以下、または
3000m以上だった
馬が苦戦しています。
つまり、
極端な距離延長の馬、
極端な距離短縮の馬は
苦しい、というコト。
近10年の前走距離別の
成績を診てください。
2000m以下 複勝率10% 0.0.3.26
2200m 複勝率18% 2.3.2.31
2400m 複勝率36% 5.3.1.16
2500m 複勝率41% 3.3.3.13
3000m超 複勝率 9% 0.1.1.20
スタミナ要素の強い馬が
優勢のレースですから
前走で2000m以下の
レースを使ったような
中距離志向の強い馬が
いきなり中山2500mに
距離を延長してきても
厳しいのでしょう。
とはいえ、前走で
3000m超のレースを
使ってきたような
いわば「鈍足系」の
マラソンランナーでは
さすがに機動力の面が
足らないというコト。
長すぎず、短すぎず。
各馬の前走距離に
要注意です。
【ポイント3】
意外に牝馬が好成績
→近10年の牡牝別・
成績を診てください。
牡 複勝率21% 9.9.9.102
牝 複勝率38% 1.1.1.5
このように意外にも
牝馬が快調です。
春は期牝馬限定重賞も
数々組まれていますが
その中で、牡馬相手の
中山2500mにあえて
使ってくる牝馬=
それだけ舞台適性の
高い馬ゆえ好戦可能、
という事なのでしょう。
一昨年の快勝馬・
ウインマリリンなどは
まさにそのクチでした。。
【ポイント4】
前走非重賞出走馬が
苦戦
→近10年の前走別の
成績を診てください。
「非・重賞」出走馬が
不振です。
重賞 複勝率25% 9.9.10.82
非・重賞 複勝率 9% 1.1.0.21。
【ポイント5】
一杯追いの馬は
狙えない?
→近5年の出走馬の
「最終調教を栗東坂路で
施した馬」の最終調教の
強さ別・成績を診て
ください。
馬なり 複勝率14% 0.1.0.6
それ以外 複勝率41% 2.3.1.8
このように
馬なり追いではなく
強めや一杯などの
強度で追ってきた馬が
断然好アベレージです。
強く追い切っても
さほどへこたれない
強靱なスタミナ馬に
よるレースですし、
まだ余裕残りのコトも
多い春期のレース。
関東への長距離輸送が
ありながら、しっかり
直前に追ってきた馬に
アドバンテージが
発生しています。
【ポイント6】
4歳馬の台頭が多い
→近10年の日経賞の
馬齢別・成績を診て
ください。4歳馬の
アベレージが抜けて
良好です。
4歳 複勝率44% 6.5.1.15
5歳 複勝率24% 2.2.4.26
6歳 複勝率16% 2.2.2.31
7歳超 複勝率10% 0.1.3.35
以上6点を鑑みたうえで
今年の推奨馬をPART2で
会員様にお伝えします。
PART2・穴馬結論編に続きます。
日経賞 ポイント3・6 該当馬
【ポイント3/牝馬】 2頭
ライラック
コトブキテティス
【ポイント6/4歳馬】 2頭
ライラック
アスクビクターモア
投稿者プロフィール
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高い情報収集能力で他を圧倒する予想家
2010年に発表した競馬教材「マグマの法則」が異例の大ヒットとなり業界で一躍有名に。高い情報収集能力から導き出される論理的な予想と、読み込ませる文章力にファンが多い。ザ・シークレット・ホースで『穴馬結論編』を公開中。
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