『日本ダービー2023の穴馬探し予想PART1』シベリアン

「日本ダービー」の
穴馬探しを
お届けします。

日本ダービーは
5月28日(日)に
東京で行われる、
3歳王者決定戦。

今年の3歳馬、
7708頭の頂点を
決します。

さっそく、
日本ダービーの
ポイントを
お伝えします。

 

 

【ポイント1】
近年の「穴馬」の
共通項とは?

→2017年までは
平穏決着が続いて
いましたが、近5年は
7番人気以下の穴馬が
毎年1頭ずつ馬券に
絡んでいます。

 

18年3着 コズミックフォース 16番人気
19年1着 ロジャーバローズ  12番人気
20年3着 ヴェルトライゼンデ 10番人気
21年3着 ステラヴェローチェ  9番人気
22年3着 アスクビクターモア  7番人気

 

上記の穴馬5頭には
4つの「共通項」が
ありました。

 

◆前走が
 皐月賞で3~8着、または
 ダービー前哨戦で連対

◆前走1~6番人気

◆ダービー前の時点で
 すでに重賞連対実績あり

◆ここまでの
 出走キャリア6走以内

 

コズミックフォース・
ロジャーバローズ・
ヴェルトライゼンデ・
ステラヴェローチェ・
アスクビクターモア。

近年のダービーの
「穴の使者」5頭は
すべて、上記4点に
全該当していました。

つまり…皐月賞で
連対こそできなかったが
負けすぎなかったor
前哨戦で連対、しかも
その時に人気だった、
すでに重賞連対経験も
持つ馬がダービーで
穴を出しているのです。
出走数は多すぎない事。

今年も、この4条件に
パーフェクト該当する
馬は数頭います。

その顔ぶれチェックも
穴探しの作業として
有用かもしれません。

 

 

【ポイント2】
マイル~1800m重賞
連対実績に注目を

→ダービーはじつは
マイルや1800m戦で
求められるスピード・
機動力が活きやすい
レース。距離ぶんの
スタミナ云々よりも
優先度が高いです。

だからでしょう。特に
近年のダービーでは
マイル重賞、または
芝1800mの重賞で
すでに連対した実績を
持っていた馬が、よく
好走しています。

近7年に絞ると
下記のように好走21頭中、
14頭(★印)が該当。

 

16年1着馬
16年2着馬 ★
16年3着馬 ★
17年1着馬
17年2着馬 ★
17年3着馬
18年1着馬 ★
18年2着馬 ★
18年3着馬
19年1着馬
19年2着馬 ★
19年3着馬
20年1着馬 ★
20年2着馬 ★
20年3着馬 ★
21年1着馬 ★
21年2着馬 ★
21年3着馬 ★
22年1着馬 ★
22年2着馬 ★
23年3着馬

 

特に最近の年ほど
★印の付く馬の好走が
多くなっています。
近3年は「該当馬」の
ワンツー。

近年の好走馬のうち
ちょうど3分の2が
マイル重賞、または
芝1800m重賞の
連対馬なのです。

 

 

【ポイント3】
ジョッキーが
乗り替わった馬は
かなり厳しい

→有名すぎる?
ダービー鉄板の
データですが
アペレージ差が
依然大きいですので
今回もご紹介。

近10年の出走全馬の
騎手の乗替りの有無別・
成績を診てください。
継続騎乗馬が圧倒的に
優勢です。大一番を
迎えて騎手が替わった
ような馬ではそもそも
苦しいと言えます。

 

継続騎乗 複勝率22% 9.9.8.93
乗替り  複勝率 6% 1.1.2.55

 

一昨年の推奨馬・
シャフリヤールは
乗替りでしたが、
これは元々、彼の
お手馬だった事から
あえて推したもの。

あえて乗替りの馬を
もし狙うなら、その
シャフリヤール並みの
他の強力な推し要素が
ないと推せないとも
言えます。

 

 

【ポイント4】
栗東Cウッド組が
意外に不振

→近7年のダービーの
最終調教「場所別」の
成績を診てください。

 

栗東坂路   複勝率22% 5.0.3.29
栗東Cウッド 複勝率10% 0.3.1.37
——————————
美浦坂路   複勝率 0% 0.0.0.3
美浦ウッド  複勝率18% 1.3.3.31
——————————
ポリトラック 複勝率50% 1.1.0.2

 

栗東Cウッド組が
大量出走していながら
あまり振るいません。
近7年未勝利。しかも
馬券に絡んだ4頭すべて
4番人気以内でした。

 

 

【ポイント5】
どうなる青葉賞組

→コレも有名すぎる
データですが
ダービー=青葉賞組が
鬼門中の鬼門。近10年、
(0.0.3.20)の酷さで
連対がありません。

2番人気濃厚の
スキルヴィングは
この鉄板ジンクスを
打ち破るコトが
できるでしょうか?

ちなみに3着に来た
3頭のうち、2頭が
関東馬でした。
コレが関西馬ですと
1ケ月の間に2度も
東京へ輸送した上で
2400mを2度走る
コトになりますから
あまりにタフすぎて
厳しくなる側面が
あるのでしょう。

 

 

【ポイント6】
前走2ケタ人気馬は
全滅中

→近10年でなんと
(0.0.0.37)と全滅。
番組が整備されている
クラシックの頂点戦に
おいて、前走ですでに
低人気だったような
馬ではそもそも厳しい、
というコトでしょう。

 

 

【ポイント7】
今年は前に行く馬に
要注意?

→先週土日の東京は
芝のレースで逃げた
馬がよく残りました。

オークスはそもそも
差し圧倒的有利の
レースですから
ともかくとして、
それ以外の土日の
東京芝11クラのうち
5クラで逃げた馬が
馬券圏に粘りました。

しかも
その5頭の人気順は
9・4・5・2・10。
穴馬でも残れた馬場、
と言えました。

そんな馬場状態の
うえで次週からは
Cコースですから、
先週までの馬場が
いきなり差し馬場に
転じるとも考えづらく
かつ今年は1番人気が
極端な差し追込み型。

今年は、
穴は「前」から
出るのでは…と
今のところは思います。

 

 

【ポイント8】
キャリア7走を
超えると厳しい

→近10年の当レースの
キャリア別・成績を
診てください。
7走以上の馬は極端に
成績が落ちます。

 

3走  複勝率20% 1.1.0.8
4走  複勝率24% 3.4.2.28
5走  複勝率23% 4.3.3.33
6走  複勝率17% 1.1.4.29
7走超 複勝率 6% 1.1.1.50

 

ダービーまでに
使い倒してきた
馬では「上積み」に
乏しくかなりキツいと
いうコト。ダービー=
現時点での余力量の
勝負でもあるのです。

 

 

 

以上8点を鑑みたうえで
今年の推奨馬をPART2で
会員様にお伝えします。

PART2・穴馬結論編に続きます。

 

———–
日本ダービー  ポイント1・3 該当馬

【ポイント1/4項目に全て該当する馬】 6頭
  シーズンリッチ
  ファントムシーフ
  ノッキングポイント
  サトノグランツ
  スキルヴィング
  ハーツコンチェルト

【ポイント3/騎手が乗り替わる予定の馬】 ▼軽視馬として 9頭
  シーズンリッチ
  ファントムシーフ
  ノッキングポイント(鞍上未定)
  タスティエーラ
  ドゥラエレーデ
  トーセントラム
  フリームファクシ
  ベラジオオペラ
  ホウオウビスケッツ

投稿者プロフィール

シベリアン
シベリアン
高い情報収集能力で他を圧倒する予想家
2010年に発表した競馬教材「マグマの法則」が異例の大ヒットとなり業界で一躍有名に。高い情報収集能力から導き出される論理的な予想と、読み込ませる文章力にファンが多い。ザ・シークレット・ホースで『穴馬結論編』を公開中。

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