『関屋記念 2017の穴馬探し予想PART2』シベリアン

 

引き続き「関屋記念」の
穴馬探しです。

 

PART1では
関屋記念の血統ポイントに
ついてお伝えしました。

 

今回は、他の当レースの
ポイントを記していきます。

 

 

 

【ポイント2】
とにかく
「父が非サンデー系」の馬が
妙味を提供するレース

 

→タイトルどおり。
コレが関屋記念「最大の
特徴」です。

 

近10年の関屋記念で
5番人気以下で3着以内に
好走した「穴馬」12頭の
父の血統系統を診てください。

 

07年3着馬 ★  12番人気
08年2着馬 ★   5番人気
08年3着馬 ★   8番人気
09年3着馬 ★  13番人気
10年1着馬 ★   6番人気
10年3着馬 ★  10番人気
12年2着馬 ★   5番人気
12年3着馬 ★   8番人気
14年3着馬 ★   6番人気
15年2着馬 ☆   6番人気
15年3着馬 ★   9番人気
16年2着馬 ★   7番人気

 

☆ 父がサンデー系
★ 父が非サンデー系

 

ビックリの結果です。何と、
このように12頭中11頭が
父が「非サンデー系」。

 

昨年も「非サンデー系」の
ワンツースリーでした。

 

また上記「近10年」以前の
2006年も、非サンデーの
7番人気馬&14番人気馬が
ワンツーをキメています。

 

このように、関屋記念=
「非サンデー系」の馬に
注目すべきレース。

 

非常に極端な傾向が出て
いますが、新潟マイル自体が
父サンデー系の馬が弱い
舞台ではありません。
むしろダイワメジャーや
ディープ・ハ-ツクライら
サンデー系の産駒がよく
走っています。

 

しかし、関屋記念に限ると
「非サンデー系の馬」ばかり
走る&穴をあけるのです。

 

もともと、スピードが出る
野芝=「(非サンデーの)
パワー血統」の馬がハバを
利かせやすいものですが、
馬力不要のスローペースで
キレ・瞬発力だけが問われる
ヌルいレースが多い下級条件の
新潟マイル戦は、野芝適性が
それほど関係なくなるため
父サンデー系の馬が強い。

 

しかしオープン馬が集って
下級条件のレースよりは
タイトに流れるうえに、
前で運ぶ馬が粘り切るタフな
質のレースになることも多い
関屋記念は、野芝適性が
しっかり問われる→スピードを
維持するパワーが必要になる→
パワー血統の非サンデー系の
馬の好走が増える…という
ことで、非サンデー系穴馬の
台頭がこれほど多くなって
いる、と診ています。

 

ともあれ、関屋記念で穴を
あけるのは「非サンデー系」。
顕著な傾向ですので、私が
推察する原因はともかく、
(特に穴を狙われる方は)
この点は意識して頂ければと
思います。

 

 

 

【ポイント3】
4歳馬が強いレース

 

→近10年の関屋記念の
馬齢別成績を診てください。

 

3歳  0.0.2.6  複勝率25%
4歳  3.4.1.10     44%
5歳  4.5.3.49     20%
6歳  2.1.2.38     12%
7歳  1.0.2.18     14%
8歳上 0.0.0.8     0%

 

 

4歳馬は夏競馬スタート前に
収得賞金を半減されたばかり。
賞金的になかなか重賞に
出走できない状況に置かれ
ますが、そんな中でも条件を
満たして出てきた4歳馬は
地力的に決して軽視できない、
というコト。

 

夏の重賞によく見られる
パターンではありますが、
この関屋記念も例外では
ないのです。昨年も4歳馬の
ワンツーでした。

 

 

 

【ポイント4】
外枠>内枠

 

→近10年の当レースの
枠別成績は下記のとおり。
外枠馬の成績の良さが
目につきます。

 

1・2枠 1.1.2.30 複勝率12%
3・4枠 1.2.1.30 複勝率12%
5・6枠 0.3.4.33 複勝率18%
7・8枠 8.4.3.37 複勝率29%

 

 

それでも「内枠に利あり」と
単純に考えるファンも少なく
ないですから、外枠馬には
妙味も発生しがち。外枠馬の
オッズにも要注目となります。
ともあれ「外枠だから評価を
割引く」必要は全くありません。

 

 

 

 

以上4点を鑑みた上で、
今年の推奨馬をPART3で
会員様にお伝えします。

 

PART3・穴馬結論編に続きます。

 

投稿者プロフィール

シベリアン
シベリアン
高い情報収集能力で他を圧倒する予想家
2010年に発表した競馬教材「マグマの法則」が異例の大ヒットとなり業界で一躍有名に。高い情報収集能力から導き出される論理的な予想と、読み込ませる文章力にファンが多い。ザ・シークレット・ホースで『穴馬結論編』を公開中。