『馬券で失敗する人が犯す間違いはコレ!』田中洋平
突然ですが、
あなたは何情報をメインに予想していますか?
分かりやすく言うと、
競馬新聞などの馬柱を見るときに、
一番はじめに見る場所です。
想像してみてください。
どうですか?
もし【前走着順】だったら最悪です。
「前走2着だから、今回は来るだろう!」
こんな予想をしている人は、
競馬で勝つことができない多数派に入っています。
競馬は少数派に入らないと、勝てないのです。
例えば、前走着順別で今走の回収率を見てみましょう。
前走1着 単勝回収率72%
前走2~3着 単勝回収率72%
前走4~5着 単勝回収率72%
前走6~9着 単勝回収率80%
前走10着以下 単勝回収率65%
いかがですか?
前走6~9着の馬が、一番回収率が高いですよね?
これは世間が思うより、
前走6~9着の馬は好走することが多いという証拠です。
前走着順を参考に予想している人は、
前走2~3着が中心で、前走4~5着の馬が紐馬。
6~9着の馬は騎手が良ければ買う、といった感じでしょう。
これはみんながやっている考えなので、
当たり前のように多数派に入ってしまうのです。
だから前走6~9着の中から、
前走はうまく能力を発揮できなかった馬や、
コースや馬場の適正が合わなかった馬を探しましょう。
これが少数派に入る予想の考え方です。
また前走6~9着の馬の中に、
前走で能力をうまく発揮できなかった馬が存在しなければ、
そのレースは参加しない。
このようなルールを自分で決めて、
徹底的に守る意志の強さも重要です。
あと、前走はうまく能力を発揮できなかった馬や、
コースや馬場の適正が合わなかった馬を探す手順は、
TARGETのレース検索で独自研究するしかないと思います。
もしあなたがTARGETを使いこなせないなら、
勉強して使えるようになるべきです。
競馬最強の法則2017年8月号に載せてもらった、
「速い上がりを使った馬で儲けるワクワク作戦!」
という私のロジックを読んでくれましたか?
このロジックをTARGETで再現して、
前走の着順別の成績を見てください。
前走6~9着の回収率は124%になります。
ほかの着順にも傾向があるので、
ぜひ調べてみて欲しいと思います。
このように自分で色々と調べられる能力が、
ライバルとの力量差に繋がるので、
やはりTARGETは使えるようになりたいですね。
まだTARGETを導入していない人は、
ぜひ挑戦してください。
そして潜在能力の高い馬を見分けたい場合は、
ファイブスターをご利用ください。
投稿者プロフィール
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田中洋平(日刊スポーツ公認のコンピ指数研究家)
かつてはダイニングバーの経営者だったが、現在は競馬研究ひと筋。「競馬最強の法則」の馬券ブラックジャーナルコーナーにおいて、2009年に逃げ穴馬馬券術を紹介。2010年には同誌にて「コンピアナライズを追え」で巻頭でデビューを果たし、2012年にKKベストセラーズより「新コンピアナライズ・ゾーンレベル」を出版。現在は日刊スポーツ公認のコンピ指数研究家として日刊公式ウェブサイト「極ウマ・プレミアム」にてコラム、テクニカル6を連載中。また重賞特集号として日刊スポーツが発行しているタブロイド紙のコンピ予想も担当している。
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