『秋華賞の穴馬探し予想PART2』シベリアン

【ポイント2】
「キングマンボ」持ちの馬、
ミスプロ系の馬で妙味を狙え!

 

→近年の秋華賞の血統に
おける最大の「キモ」。

 

近5年の秋華賞で馬券圏に
好走した全15頭の血統を
診てください。

 

12年1着(1) ジェンティル
12年2着(2) ヴィルシーナ ◇
12年3着(6) アロマティコ ●
13年1着(3) メイショウマ
13年2着(2) スマートレイ
13年3着(15) リラコサージ ●
14年1着(3) ショウナンパ
14年2着(1) ヌ-ヴォレコ
14年3着(4) タガノエトワ ●
15年1着(1) ミッキークイ
15年2着(5) クイーンズリ
15年3着(8) マキシマムド ●
16年1着(3) ヴィブロス  ◇
16年2着(5) パールコード
16年3着(8) カイザーバル ◇

 

(カッコ数字)は人気順

 

 

父or母父がキングマンボ系の
馬に●印を付けました。

 

また、父or母父が
「キングマンボ系以外の
ミスプロ系」の馬には
◇印を付記しました。

 

出走頭数が多くないにも
かかわらず、このように
父or母父キングマンボ系の
馬(●印)が2012年から
2015年まで、毎年1頭ずつ
馬券に絡んでいます。

 

しかもその4頭の人気順に
注目してください。
4頭すべて上記のように
「その年で馬券圏に好走した
馬のうち、最も人気薄」
だったのです。

 

昨年は●印が付く目ぼしい
馬が見当たらない年でしたが、
ならば「代役」とばかりに
同系のミスプロ持ちの馬が
1・3着に快走しました。
しかも、3着カイザーバルは
馬券圏に好走した3頭の中で
最も人気薄でした。

 

また上記以前の2011年も
母父ミスプロ系の馬が
7番人気で2着に快走。
(キョウワジャンヌ)
しかも「その年に馬券圏に
好走した馬のうち、最も
人気薄」でした。

 

つまり、秋華賞では
ミスプロの血が6年続けて
妙味を提供中…とも言える
ワケです。

 

秋華賞は毎年、淀みのない
タフな流れ=極端に言えば
ダート戦っぽい「3歳牝馬に
とっては厳しいペース」で
流れます。

 

しかも、前回原稿でお伝え
したように、そんな中でも
頑張って前~中団で運ばねば
ノーチャンスという、とても
シビアなレース。

 

ゆえにスタミナとパワーの
総合バランスに長けるうえに
ダート活躍馬も多く輩出して
いるキングマンボ、および
その元々の大系統であり
「ダートで通用する馬力が
長所の馬」を多く出している
ミスプロの筋を備える馬が
秋華賞で数多く快走しており、
特に穴馬が快走するためには
欠かせない血統ファクターと
なっているのでしょう。

 

ともあれ、まずは
キングマンボ持ちの馬に
注目。もし目ぼしい馬が
見当たらなければ、次は
父or母父がミスプロ系の馬に
注目…というレースです。

 

 

 

【ポイント3】
小回りトラックだが、特に
内枠有利のレースではない

 

→近10年の秋華賞における
枠別成績を診てください。

 

1枠 0.4.1.15 複勝率25%
2枠 2.2.2.14 複勝率30%
3枠 2.0.1.17 複勝率15%
4枠 1.0.0.19 複勝率 5%
5枠 0.2.0.18 複勝率10%
6枠 0.1.2.17 複勝率15%
7枠 3.0.3.23 複勝率20%
8枠 2.1.1.26 複勝率13%

 

 

小回りの京都2000m=
外枠は多少のロスが生じる
トラック形態ですが、
ココはごちゃつく多頭数の
牝馬G1。たとえ多頭数でも
外めを揉まれずスムーズに
進めた方が奏功することも
少なくありません。

 

よって、枠別成績で診ても
極端な内枠有利の傾向は
出ていません。「やや
内枠が優勢」という程度。

 

むしろ「中枠」の成績の
悪さのほうが気になります。
馬群のど真ん中で揉まれる
くらいなら、思い切って
外を回してスムーズに
進路をとったほうが道が
開けているレース、とも
言えるワケです。

 

なお、近10年は毎年、
2ケタ馬番の「外枠馬」が
最低1頭は馬券に絡んで
います。

 

単純に内有利などと考えず
「各々の枠がその馬に合って
いるか否か」を考えた方が
賢明と言えましょう。

 

 

 

【ポイント4】
前走「紫苑S」組や、
ローズS負け組にも注意

 

→近10年の秋華賞における
前走別成績を診てください。

 

ローズS   7.8.4.58 複勝率 25%
クイーンS  1.0.1.5  複勝率 29%
紫苑S    2.1.0.42 複勝率 7%
オープン特別 1.0.0.36 複勝率 3%
1000万下   0.1.1.24 複勝率 8%

 

 

一昨年までの10年間では
紫苑S組が(1.0.0.38)と
さっぱりダメでしたが、
昨年はいきなり紫苑S組が
ワンツーフィニッシュ。

 

紫苑Sは、昨年から重賞に
格上げされました。
出走メンバーが厚くなり、
レースレベルも高くなった
ワケですが、その途端に
秋華賞で前走紫苑S組が
快走したのです。もう、
秋華賞において紫苑S組は
軽視不可と診るべきでしょう。
紫苑S組の好走はますます
今後増えると思います。

 

なお、前走ローズS出走→
秋華賞で好走した馬は
近10年で19頭いますが
うち5頭は、ローズSで
「4着以下」に負けていた
馬でした。2ケタ着順に
大敗していた馬も2頭おり
ローズSからの「一変」も
要マークです。

 

 

 

 

以上4点を鑑みたうえで、
今年の推奨馬をPART3で
会員様にお伝えします。

投稿者プロフィール

シベリアン
シベリアン
高い情報収集能力で他を圧倒する予想家
2010年に発表した競馬教材「マグマの法則」が異例の大ヒットとなり業界で一躍有名に。高い情報収集能力から導き出される論理的な予想と、読み込ませる文章力にファンが多い。ザ・シークレット・ホースで『穴馬結論編』を公開中。

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