『買い方を工夫することで勝ち組になるテクニック』田中洋平
勝ち組に入るには、
自分の勝ちパターンを見つけることがオススメです。
仮に自分の勝ちパターンを見つけたとします。
【芝の短距離戦馬券術 回収率130%】
素晴らしいですね。
でもこれに満足せず、
次の新しい勝ちパターンを見付けましょう。
「え?ひとつあれば十分じゃない?」
こう思いますか?
馬券術というのは、好調不調の波が必ずあります。
だから1つだけだと、
思わぬスランプに陥るときが出てくるのです。
あなたはその時、
平常心で勝ちパターンの馬券を買い続けることができますか?
ジリジリと負けが続くと、誰でも不安になると思います。
そこで勝ちパターンを3~5つ併用しましょう。
(1)芝の短距離戦馬券術 回収率130%
(2)重賞レース馬券術 回収率120%
(3)牝馬限定戦の馬券術 回収率115%
(4)距離短縮に特化した馬券術 回収率120%
(5)血統に注目した馬券術 回収率125%
このように複数の馬券術を準備しておけば、
リスクが分散されます。
1つの馬券術がスランプに陥っても、
他の4つでフォローできますからね。
これをポートフォリオと言い、
金融や株、投資の世界でも用いられる手法です。
特定の金融商品に偏った資産配分をすると、
予測外の大きな市場変動で、資産のほとんどを失ってしまう。
そのリスクを避けるために、考え出された手法です。
投資信託の商品に例えるなら、
(1)日本の債権
(2)海外の債権
(3)日本の株式
(4)海外の株式(先進国)
(5)海外の株式(新興国)
上記の5つの商品に分散投資します。
上に行くほどローリスクローリターンの商品で、
下に行けばハイリスクハイリターンの商品です。
これらを同時に抱えることで、リスクヘッジになります。
また債権や株式に分散させるという考えのほかに、
日本の景気が悪くても、先進国の景気が良い、
先進国の景気が悪くても、新興国の景気が良いなど、
世界全体が不景気になることは滅多にないので、
景気のリスクを分散させるという狙いもあります。
これが「ポートフォリオ」と言われるものです。
これを馬券術にも応用しましょう。
そのためには、1つの勝ちパターンではなく、
複数の勝ちパターン(馬券術)を考える必要があるということ。
「ポートフォリオ」を手に入れれば、
リスクを小さくなるので、安定するはずです。
そして競馬で勝ちたいという目標に、
一歩前進するわけですね。
目標と手段を明確にして、
しっかりと歩みを進めていくことが、
勝ち組に入る秘訣です。
何となく毎日を過ごすのではなく、
目標を認識して、それに向かって突き進みましょう。
投稿者プロフィール
-
田中洋平(日刊スポーツ公認のコンピ指数研究家)
かつてはダイニングバーの経営者だったが、現在は競馬研究ひと筋。「競馬最強の法則」の馬券ブラックジャーナルコーナーにおいて、2009年に逃げ穴馬馬券術を紹介。2010年には同誌にて「コンピアナライズを追え」で巻頭でデビューを果たし、2012年にKKベストセラーズより「新コンピアナライズ・ゾーンレベル」を出版。現在は日刊スポーツ公認のコンピ指数研究家として日刊公式ウェブサイト「極ウマ・プレミアム」にてコラム、テクニカル6を連載中。また重賞特集号として日刊スポーツが発行しているタブロイド紙のコンピ予想も担当している。
最新の投稿
- 馬券力アップ2024年4月15日『万馬券の使者!原祐介騎手が社台グループの馬に乗れば!』田中洋平
- 馬券力アップ2024年4月9日『女性ナンバーワン!永島まなみ騎手が激走する3つの条件!』田中洋平
- 馬券力アップ2024年3月27日『メイショウタバルで重賞初制覇の石橋守調教師にフォーカス!』田中洋平
- 馬券力アップ2024年3月18日『圧勝のテーオーロイヤルは天皇賞・春を勝てるか?』田中洋平