『フェブラリーSの穴馬探し予想PART2』シベリアン

引き続き「フェブラリーS」の
穴馬探しです。

PART1では、当レースで
最注目の傾向について
記しました。

今回は、他の当レースの
ポイントを記していきます。

【ポイント2】
前走「東京大賞典」組が
なかなか勝てない

→近10年の出走全馬の
前走別成績を診てください。
前走「東京大賞典」組が
なかなか勝てません。

JCダート  複勝率50% 3.1.2.6
川崎記念   複勝率47% 2.3.2.8
東京大賞典  複勝率36% 0.2.3.9
東海S    複勝率31% 2.1.1.9
オープン特別 複勝率 9% 1.0.0.10
根岸S    複勝率11% 2.2.2.51

※JCダート=近4年の
 チャンピオンズC分も含む

前走でオープン特別や
根岸Sを使ってきた馬が不振。
前者に関してはレースレベルの
違いの問題、後者に関しては
当レースとレースの質が全く
違う事が、フェブラリーSでの
不振に繋がっているのでしょう。

ちなみに「前走の根岸Sで
4着以下だった馬」は
近10年のフェブラリーSで
(0.0.0.35)と全滅中。

それ以上に注目したいのは
前走「東京大賞典」組が
勝てない点です。馬券には
よく絡みますが勝てません。

東京大賞典はメンバーこそ
揃うものの、相当ゆったり
レースが流れますので、
そんなヌルい流れを直近で
走ってくると、一転して
フェブラリーSで忙しい流れに
遭っても(力の元値の高さで
ソコソコには対応しても)
流れに戸惑って勝ちきれない
ケースが多いのでしょう。

【ポイント3】
距離短縮馬が断然強い

→前項目【ポイント2】と
関連するハナシになりますが
さすがは「距離ぶん以上の
スタミナが必要」とよく
言われる当レースらしく、
前走で1800m超の距離を
使って今回距離短縮してきた
馬の成績が非常に優秀です。

今回距離延長 複勝率 9% 2.2.2.64
今回距離短縮 複勝率30% 8.8.8.57
今回同距離  複勝率 0% 0.0.0.8

【ポイント4】
ゴールドアリュ-ル産駒が
近5年連続で連対中

→ゴールドアリュ-ル産駒が
当レースで(4.2.0.9)。
複勝率40%。近5年連続で
連対中です。

マイルG1戦に対応できる
「軽快なスピード」も欲しい
レースですからスピード型が
多いゴールドアリュ-ルの
産駒が台頭しているのでしょう。

【ポイント5】
大型馬が勝ち切るレース

→「前走が500キロ以上だった
大型馬」が非常に強いのも
当レースの特徴。なんと、
近10年の勝ち馬すべてが
該当しています。

タフな流れのレースですし
混戦で道中揉まれるシーンも
多くなりますから、馬力満載で
相手とのタイトな勝負に強い
大型馬に利が働くのでしょう。

昨年も該当馬のワンツー。
逆に前走500キロ以下だった
1・4番人気は連対を
果たせませんでした。

【ポイント6】
「ダート重賞勝ち」が
無いと厳しい

→近10年の当レースで
馬券圏に好走した30頭は
すべて「それまでに
ダート重賞を勝った実積を
持っていた馬」でした。

以上6点を鑑みた上で、
今年の推奨馬をPART3で
会員様にお伝えします。

PART3・穴馬結論編に続きます。

投稿者プロフィール

シベリアン
シベリアン
高い情報収集能力で他を圧倒する予想家
2010年に発表した競馬教材「マグマの法則」が異例の大ヒットとなり業界で一躍有名に。高い情報収集能力から導き出される論理的な予想と、読み込ませる文章力にファンが多い。ザ・シークレット・ホースで『穴馬結論編』を公開中。
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