『ドバイワールドカップデーの穴馬探し予想PART1』シベリアン

「ドバイワールドカップデー」の
穴馬探しをお届けします。

 日本時間の31日土曜深夜に、
ドバイ・メイダン競馬場で
全9レース(G1は5レース)が
1日にまとめて行われる
 ドバイワールドカップデー。

1R 20.50 ☆ゴドルフィンマイル  (ダ1600/日本馬2頭)
2R 21.20  カハイラクラシック  (ダ2000/日本馬ナシ)
3R 21.55 ☆ドバイゴールドカップ (芝3200/日本馬ナシ)
4R 22.30 ☆UAEダービー    (ダ1900/日本馬2頭)
5R 23.05 ★アルクオーツスプリント(芝1200/日本馬ナシ)
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以下は日本国内でPAT馬券発売アリ
6R 23.40 ★ドバイGシャヒーン  (ダ1200/日本馬1頭)
7R 24.35 ★ドバイターフ     (芝1800/日本馬5頭)
8R 25.10 ★ドバイシーマクラシック(芝2410/日本馬3頭)
9R 25.50 ★ドバイワールドカップ (ダ2000/日本馬1頭)

・★=G1 ☆=G2
・発走時刻は日本時間
・グリーンチャンネル生中継(無料)23時から

今年は9レース中6レースに
日本馬が出走します。
その数、じつに計14頭。
 中でも7Rドバイターフには
5頭の日本馬が出走しますし、
8Rシーマクラシックに出る
日本馬3頭はオールG1馬。
 質量とも豪華な顔ぶれです。

さて、世界一の芝と称される
 メイダン競馬場の芝ですが
今期は「堅い」「速い」という
声が、騎乗した騎手や現地の
関係者から聞こえてきます。

 芝が堅くて速いうえに、
ドバイワールドカップデーに
日本馬を大量14頭も招待。
しかも、日本国内で馬券が
発売される後半4レースに
(条件上がりの馬も含めて)
10頭を招待。
しかも米国勢が断然強い
 ワールドカップでは無く、
 日本馬に実績がある
芝レースに大量招待…。
ニオいます(笑)。

 日本馬が多く出走すれば
日本国内で馬券がたくさん
売れます。すると現地の
主催者に(日本国内での
販売額に応じて)入る
手数料もそのぶん増えます。

 凱旋門賞や香港国際競争で
各現地主催者は、JRAから
(日本での馬券発売による)
かなりの手数料収入を得たと
聞きます。

ですからドバイの主催者も
 その点を強く意識し、芝を
日本馬が走りやすい状態に
仕上げたうえで、日本馬を
大量に招待することで
「日本のファンが馬券を
買いやすい→日本での
馬券の売上が上がりやすい
 ドバイワールドカップデー」を
強く意識し始めたのでは…
と思うのです。

ならば「今年は日本馬が
 かなり有利」と言いたい
 ところですが…ご承知の
 とおり日本国内で発売される
馬券のオッズ=日本国内での
発売票数で構成されます。

しかも、ドバイターフや
 ドバイシーマクラシックには
著名な日本馬が大量出走。
 前評判も「日本馬が上位を
独占するかもしれない」と
各メディアで煽られており、
 特に両レースでは外国馬に
大きな妙味が発生しそうな
状況。

ならば、外国馬の中から
前述の「堅くて速い芝」に
対応できる馬を見繕えれば
 レースも、馬券も、かなり
楽しめるのでは…と
診たいのです。

そこでPART2結論編では
今年のドバイターフや
 ドバイシーマクラシックで
「今年の馬場が向きそうな
外国馬」を取り上げて、
 推奨馬としてお伝えする
予定です。

 日本馬がもし上位独占すれば
「快挙」を素直に喜べばヨシ。
もし推奨外国馬が快走すれば
馬券の的中を喜べばヨシ。
 海外レースはその2本立てで
楽しむのがベストと考えて
 います。

PART2・穴馬結論編に
続きます。

投稿者プロフィール

シベリアン
シベリアン
高い情報収集能力で他を圧倒する予想家
2010年に発表した競馬教材「マグマの法則」が異例の大ヒットとなり業界で一躍有名に。高い情報収集能力から導き出される論理的な予想と、読み込ませる文章力にファンが多い。ザ・シークレット・ホースで『穴馬結論編』を公開中。