『日刊コンピ指数を攻略して予想に活用する方法』田中洋平
今回は日刊コンピ指数と
お得なゾーンについて考えてみましょう。
パソコンを使わずに、
競馬新聞のみで予想をしている場合、
馬券のお得なゾーンとかは、あまり考えないと思います。
とりあえず、
目前のレースを当てるために予想をしている
ということの繰り返しだからですね。
ルーレットに例えると、
次のゲームで「どの目がでるのか?」にばかり夢中で、
カジノやディーラーの傾向は考えていないということです。
何にでも必ず傾向というものがあるので、
それを利用しない手はないと私は思います。
他人よりも優位に立ちましょう。
そこで今回は日刊スポーツの競馬情報サイト、
極ウマ・プレミアムでコラムを執筆しているテクニカル6を使ってみます。
まずは通常のパターン別の成績をご覧ください。
まずまず普通の成績と回収率かと思います。
とくに特徴はないですよね。
では次に日刊コンピ指数1~3位のパターン別の成績です。
いかがですか?
パターン6の成績と回収率が素晴らしいですよね。
コンピ1~3位を使った馬券術を作るなら、
このゾーンで作ったほうがプラス回収になりやすい。
誰でも理解できる理屈だと思います。
では次にコンピ4~9位のパターン別の成績を見てみましょう。
今度はパターン1の成績と回収率が良くなります。
そして反対にパターン6は、
成績、回収率ともにボロボロになっています。
もうお分かりだと思いますが、
コンピ4~9位を使った馬券術を作るときは、
パターン1のゾーンがかなりお得で、
パターン6のゾーンで作ったらヒドイことになりますよね。
つまり自分がどのゾーンで勝負できるのか?
これを把握して自覚しておき、
自分が優位に立てる場所でだけ勝負をする。
これを徹底すれば、
勝率が確実にアップするはずです。
「彼を知り己を知れば百戦殆からず」
まさにこの通りです。
参加するレースを選ぶ必要があることが、
ご理解いただけたでしょうか?
もちろん遊びや趣味の域であれば、
好きなレースに好きなだけ参加してOKです。
でも勝つことは諦めましょう。
馬券を買っている人は、
1)超まじめに研究している人
2)まあまあ勉強している人
3)完全に遊びで、趣味としてやっている人
大まかに分類すると、こんな感じだと思います。
しかし本当に勝てるのは1番で、その中でも一部の人間だけ。
これが現実なのです。
2番や3番の人はお呼びでないわけで、
ラッキー待ちしか手段はありません。
受験勉強と同じですね。
勝ちたいなら真剣に向き合いましょう。
投稿者プロフィール
-
田中洋平(日刊スポーツ公認のコンピ指数研究家)
かつてはダイニングバーの経営者だったが、現在は競馬研究ひと筋。「競馬最強の法則」の馬券ブラックジャーナルコーナーにおいて、2009年に逃げ穴馬馬券術を紹介。2010年には同誌にて「コンピアナライズを追え」で巻頭でデビューを果たし、2012年にKKベストセラーズより「新コンピアナライズ・ゾーンレベル」を出版。現在は日刊スポーツ公認のコンピ指数研究家として日刊公式ウェブサイト「極ウマ・プレミアム」にてコラム、テクニカル6を連載中。また重賞特集号として日刊スポーツが発行しているタブロイド紙のコンピ予想も担当している。
最新の投稿
- 馬券力アップ2024年4月24日『調教師はなぜ好走率の低い連闘策を採用するのか?』田中洋平
- 馬券力アップ2024年4月15日『万馬券の使者!原祐介騎手が社台グループの馬に乗れば!』田中洋平
- 馬券力アップ2024年4月9日『女性ナンバーワン!永島まなみ騎手が激走する3つの条件!』田中洋平
- 馬券力アップ2024年3月27日『メイショウタバルで重賞初制覇の石橋守調教師にフォーカス!』田中洋平