『ジャパンCの穴馬探しPART1』シベリアン

「ジャパンC」の
穴馬探しをお届けします。

ジャパンCは
11月27日(日)に東京で
行われる国際G1レースです。

 最近は日本馬が圧倒的に強い
当レース。今年も、普通に
考えれば「日本馬同士」での
決着が極めて濃厚でしょう。

ただ、今年のジャパンCの
出走予定馬を見て感じるのは
日本馬が、トップグループの
数頭以外はレベルがそれほど
高くないな…ということ。
 「量はともかく質は微妙」な
面々に思えてなりません。

いや、トップグループの
数頭の日本馬についても、
 東京適性が微妙な馬、今回の
勝負気配に疑問を感じる馬…
実力の高さは承知でも、ココで
「磐石」のイメージまで持てる
馬は私には見当たりません。

ならば、日本馬の一角がもし
崩れれば、今年は外国馬が
「3着」に食い込む可能性も
無くは無いのでは…そう
感じるのです。

そこで、今年は、まず
日本馬からいつものように
推奨馬を1頭チョイスしますが、
さらに「どうしても外国馬を
買うなら」というお題で(笑)
 外国推奨馬を1頭挙げる形を
取らせて頂きます。

もちろん、その推奨外国馬が
◎本命や○対抗というワケでは
 ありません。あえて言うなら
唯一「△印」を付ける外国馬は
 コレ、という意味合いです。

 『せっかくのジャパンC。
ダメもとで外国馬絡みの目も
買うよ』という遊び心のある
競馬ファンの方は、参考にして
 いただければと思います。

 【ポイント1】
 穴を出すのは
「秋天凡走馬」または
「軽斤量の3歳馬」

→タイトルどうり。
 近年のジャパンCで妙味を
提供している馬の大半は、
 「秋天で凡走した馬」か
「軽斤量の3歳馬」です。

 昨年も、当項目該当馬の
 ワンツーで馬連101.6倍。

 近5年のジャパンCの
(1・2番人気馬を除く)
 好走馬10頭の該当状況を
診て下さい。いちばん右は
各馬の「前走成績」です。

11年2着  トーセンジ(6番人気) 秋天1着
11年3着  ジャガー (14番人気)★秋天9着
12年1着  ジェンティ(3番人気)●3歳馬
13年2着  デニムアン(7番人気)●3歳馬
13年3着  トーセン (11番人気)★秋天11着
14年1着  エピファネ(4番人気)★秋天6着
14年2着  ジャスタウ(3番人気) 凱旋門賞経由
14年3着  スピルバー(6番人気) 秋天1着
15年1着  ショウナン(4番人気)★秋天4着
15年2着  ラストイン(7番人気)★秋天12着

★=前走の秋天で4着以下に
凡走した馬、●=3歳馬ですが
上記のように10頭のうち7頭に
 どちらかの印が付きました。

 最近のジャパンCは
強い外国馬の出走がサッパリ
減りましたが、にもかかわらず
賞金は相変わらず「国内最高」。

ゆえに、賞金が少し安めの
秋天では最初から割り切って
負け覚悟の叩き台に徹する→
実際に凡走する→ひと叩きして
良化したジャパンCで勝負に
出る馬が最近は多いのですが、
 何せ3週間前の秋天で凡走した
 ばかりですから、そういった
馬はジャパンCでさほど人気を
集めません。しかし実際には
上記のように結構好走します。
ゆえに、馬券的には狙い目…
ということなのです。

また、ジャパンCは
斤量ベースが57キロですから
3歳馬は55キロ、3歳牝馬は
53キロで出走できます。

さすがに秋も深まって3歳馬の
成長が古馬にほとんど追いつく
 この時期に牡55キロ牝53キロで
走れる斤量のアドバンテージは
非常に大きい。

ということでジャパンCでは
秋天凡走馬、または3歳馬が
毎年のように低人気を覆して快走、
 穴を連れてきているのです。

 当欄は今年も、会員様に
 お伝えする推奨馬は当項目の
該当馬から選択する予定です。

 次項PART2では、その他の
 ポイントについて記します。

PART2に続きます。

投稿者プロフィール

シベリアン
シベリアン
高い情報収集能力で他を圧倒する予想家
2010年に発表した競馬教材「マグマの法則」が異例の大ヒットとなり業界で一躍有名に。高い情報収集能力から導き出される論理的な予想と、読み込ませる文章力にファンが多い。ザ・シークレット・ホースで『穴馬結論編』を公開中。