『サウジアラビアロイヤルCの穴馬探し予想PART1』シベリアン

「サウジアラビアロイヤルC」の
穴馬探しをお届けします。

いよいよ、次週末から
秋の東京&京都競馬が開幕。

次週末は土・日・月の
「3日間開催」となります。

また日曜深夜に凱旋門賞、
月曜にはG1・南部杯も
行われますが、両レースの
予想も「狙いめ」記事内で
お届けします。

サウジアラビアロイヤルCは
開幕日の10月6日(土)に
行われる2歳重賞です。

2014年に、いちょうSとして
重賞に格上げされた当レース。
2015年から現在のレース名に
「改称」されています。

早速、当レースの
ポイントをお伝えします。

【ポイント1】
「左回りで連対した実積」が
ある馬が、めっぽう強い!

→重賞格上げ後、まだ4年しか
行われていない当レースですが、
早くも当傾向が顕著に現れて
います。

ともあれ、過去4年の
サウジアラビアロイヤルCで
馬券圏に好走した全12頭の、
「当レースを迎えるまでの
左回りでの実績」を診て
ください。

14年1着馬 それまで左回りで0.1.0.1
14年2着馬 それまで左回りで1.0.0.0
14年3着馬 それまで左回りで1.0.0.0
15年1着馬 それまで左回りで0.3.0.0
15年2着馬 それまで左回りで1.0.0.0
15年3着馬 それまで左回りで1.1.0.0
16年1着馬 それまで左回りで1.0.1.0
16年2着馬 それまで左回りで1.0.0.0
16年3着馬 それまで左回りで1.0.0.0
17年1着馬 それまで左回り出走ナシ
17年2着馬 それまで左回りで1.0.0.0
17年3着馬 それまで左回りで1.1.0.0

このように12頭中11頭が、
サウジアラビアロイヤルCを
迎える前に「左回り」で
連対した実績があったのです。

唯一の「例外」は昨年の
1着馬ダノンプレミアム。
つまり、後にG1を勝つほどの
好素質馬なら左回り実績が
無くともいいなのでしょうが
そうでなければ左回り実績が
(好走するためには)欲しい
レースなのです。

「本格的な左回りコース=
東京」でのシビアな重賞を
経験の浅い2歳馬が初めて
走る一戦ですから、左回りで
好走してきた実積が大切に
なっているのでしょう。

また、ここ数年は左回り場=
東京・新潟で夏に行われる
新馬戦のメンバーレベルが
上がっている点も、当傾向に
繋がっているのかもしれません。

【ポイント2】
「差して勝ってきた」
実積が欲しい

→重賞昇級後の近4年に
好走した12頭のうち10頭が、
それまでに「好位or中位から
差して勝ってきた」経験が
ある馬でした。

経験の浅い2歳馬が始めて
体験する「シビアな質の、
直線が長い場でのレース」
ですし、近年の秋の東京の
開幕週は差しが効くことが
多いですから、それまでに
差して買ってきた実績が
活きやすい状況になって
いるのでしょう。

【ポイント3】
人気薄の馬が
ほとんど馬券に絡んでいない

→重賞格上げ後に好走した
近4年の好走馬12頭のうち
11頭が「4番人気以内」の
上位人気馬。

それ以前のオープン特別の
時代を含めた近10年で
診ても、5番人気以下で
好走した馬は、たった4頭!

じつは、JRA屈指の
「銀行レース」なのです。

紛れの少ない本格コースで、
ダノンプレミアムのような
後のG1馬と、後の1勝馬が
あいまみえますから
人気馬が順当に走りやすい、
ということなのでしょう。

以上3点を鑑みた上で
今年の推奨馬をPART2で
会員様にお伝えします。

PART2・穴馬結論編に続きます。

投稿者プロフィール

シベリアン
シベリアン
高い情報収集能力で他を圧倒する予想家
2010年に発表した競馬教材「マグマの法則」が異例の大ヒットとなり業界で一躍有名に。高い情報収集能力から導き出される論理的な予想と、読み込ませる文章力にファンが多い。ザ・シークレット・ホースで『穴馬結論編』を公開中。