『チューリップ賞2019の穴馬探し予想PART1』シベリアン

「チューリップ賞」の
穴馬探しをお届けします。

チューリップ賞は
3月2日(土)に
阪神芝1600mで行われる
桜花賞トライアルです。

さっそくチューリップ賞の
ポイントをお伝えします。

【ポイント1】
今季の阪神JF組の
「レベル」について

→今年は、昨冬の阪神JFを
勝ったダノンファンタジー、
4着シェーングランツが
出走してきます。この
2頭が1・2番人気濃厚。

阪神JFで2・3着だった
2頭=クロノジェネシス・
ビーチサンバは、先日の
クイーンCに出走して
ワンツー。

そのクイーンCは降雪に
よる開催順延で、東京の
出張馬房で予定外の3泊を
強いられたにもかかわらず、
内容・結果とも2頭で他を
圧倒していました。

さらに、阪神JFで
16着だったジョディーが
そのクイーンCで3着激走。

また、阪神JFで
5・9・11着だった3頭も、
先日のリステッド競走で
2・4・1着に好走…。

今季の「阪神JF」組は
一部の上位馬だけでなく、
出走馬全体のレベルが
高かったと診て差し支え
ないでしょう。

よってダノンファンタジー、
シェーングランツの
「阪神JF上位コンビ」の
牙城を崩すのは。今年は
なかなか大変なように
感じますが…。

これら「阪神JF組」と
遜色のない力量の馬を探す
作業は有効かもしれません。

【ポイント2】
収得賞金900万円以下の馬が
必ず1頭は馬券に絡むのが
「お約束」のレース

→当レースのキモです。
チューリップ賞が、今の
「新・阪神コース」で
行なわれるようになった
近12年で「収得賞金が
900万円以下の馬」が
馬券に絡まなかった年は、
一度もありません。

3年前は収得賞金400万円の
ラベンダヴァレイが、
一昨年は収得賞金400万円の
ミスパンテールが好走して
好配当を提供。

そして昨年も、阪神JF組の
ワンツースリーでしたが
3着に好走したマウレアは
このレースの前の時点で
収得賞金900万円でした。

昨年のマウレアのような
収得賞金900万円以下の馬=
現時点で「チューリップ賞で
3着以内に入り優先出走権を
取らないと、桜花賞出走が
賞金的に厳しい」状況の馬。

そんな「崖っぷち」馬の
このトライアル戦に賭ける
モチベーションが、好走の
要因の一つとなっている、
ということなのでしょう。

しかも、そのような馬は
総じて人気は低めですから
馬券でも狙い目と化します。

この法則に照らし合わせると、
今年は「収得賞金1000万を
現時点で超えている馬」の
3頭=ダノンファンタジー・
シェーングランツ・
メイショウショウブの3頭で
ワンツースリーする結果は
無いということになりますが、
果たしてどうなりますか。

【ポイント3】
「乗り替わり」の馬は
狙いづらい

→まだまだ繊細な3歳牝馬。
鞍上が替わると何かと影響が
出る時期ですが、当レースは
その傾向が顕著です。

近10年の出走全馬を
「前走からの騎手の
乗り替わり」の有無で
分けると、下記のように
乗り替わらなかった馬の
ほうが成績良好です。

前走から騎手が…
替わらなかった馬 7.6.5.39 複勝率32%
替わった馬    3.4.5.69 複勝率15%

【ポイント4】
関東馬が大奮闘中

→近10年出走馬の
東西所属別・成績を診て
ください。関東馬が奮闘。
昨年も関東馬マウレアが
2着に奮闘しました。

関東馬 複勝率53% 3.5.1.8
関西馬 複勝率18% 7.5.9.97

東にも桜花賞トライアルが
ありますが、そんな地元の
レースには目もくれず、
桜花賞本番と同じ舞台の
当レースに勇躍遠征してくる
関東馬=実力面も適性面でも
関西馬と互角以上にやれる
ほどの資質を持っている馬が
多いという事なのでしょう。

以上4点を鑑みたうえで
今年の推奨馬をPART2で
会員様にお伝えします。

PART2・穴馬結論編に続きます。

投稿者プロフィール

シベリアン
シベリアン
高い情報収集能力で他を圧倒する予想家
2010年に発表した競馬教材「マグマの法則」が異例の大ヒットとなり業界で一躍有名に。高い情報収集能力から導き出される論理的な予想と、読み込ませる文章力にファンが多い。ザ・シークレット・ホースで『穴馬結論編』を公開中。