『きさらぎ賞の穴馬探しPART1』シベリアン

「きさらぎ賞」の穴馬探しを
 お届けします。

きさらぎ賞は、日曜に
京都芝1800mで行われる
3歳馬のG3重賞です。

 早速、きさらぎ賞で
留意すべき点について
 お伝えしましょう。

 【ポイント1】
ディープ強し

→当レースの最大の特徴は
「ディープインパクト産駒が
 とんでもなく強い」ことです。

 当レースでの、ディープ産駒の
全成績を診てください。

11年1着 トーセンラ-
11年6着 コティリオン
12年1着 ワールドエース
12年2着 ヒストリカル
12年3着 ベールドインパクト
13年6着 ラストインパククト
13年8着 リグヴェーダ
14年1着 トーセンスターダム
14年6着 サトノルパン
15年2着 ポルトドートウィユ
15年4着 グリュイエール
15年7着 レガッタ
16年1着 サトノダイヤモンド
16年2着 レプランシュ
16年3着 ロイカバード

上記の多くが上位人気馬とは
 いえ、上記15頭の通算成績は
(4.3.2.6)なんと複勝率60%。
12・16年は、出走していた
 ディープ産駒は各々3頭でしたが
 その3頭でワンツースリーを
 キメてしまいました。

スローからのよーいドンに
 なる確率が非常に高い京都の
芝1800m。しかも序盤から
様子見モードがいっそう強い
3歳早期の重賞ですから尚更、
ディープ産駒の特長である
「道中スローで溜めてからの
瞬発力&キレ勝負に強い特性」
が大いに活きている…という
 ことなのでしょう。ましてや
直線平坦のコースは、産駒の
 キレがいっそう引き立ちます。

また、当レースは
父が「ディープではない
 リファール系」の産駒もよく
走るレースです。11・13・
14年の2着馬がいずれも
「父がディープではない
 リファール系」。しかもその
3頭の人気順は8・5・1。
 妙味も連れてきています。

そして、ディープ自身も
 リファール内包の種牡馬…。

ですので、ディープ自身の
適性とともにリファールの
血の当レースへの適性にも
注目しておきたいレース、と
私的には診ています。

 【ポイント2】
 川田強し

→京都芝1800mにおける
騎手面の最大の特徴は
「川田騎手がとんでもなく
強い」ことです。

 昨年の川田騎手の、この
京都芝1800mでの騎乗成績は
(7.5.2.12)複勝率54%。
 道中が相当なスローで流れる
 ことが多い舞台ゆえ、腕力で
 ガッチリ馬を押さえ込める
彼の騎乗スタイルがマッチして
 いるのかもしれません。

 以上の【ポイント1】および
【ポイント2】を鑑みると
 サトノアーサーが最有力…と
 いう当たり前の結論に達して
話が終わりますので(笑)、
さらに次項PART2でその他の
 ポイントについても掘り下げて
 お伝えしていきます。

PART2に続きます。

投稿者プロフィール

シベリアン
シベリアン
高い情報収集能力で他を圧倒する予想家
2010年に発表した競馬教材「マグマの法則」が異例の大ヒットとなり業界で一躍有名に。高い情報収集能力から導き出される論理的な予想と、読み込ませる文章力にファンが多い。ザ・シークレット・ホースで『穴馬結論編』を公開中。