『第9回 優駿スプリント(SII) 予想』斉藤イサオ
南関東では唯一の3歳馬限定の短距離重賞として2011年から行われており今年で9回目となります。過去の8回で1番人気2勝、2番人気3勝と上位人気馬はまずまずの数字を残しています。近年は5番人気以下が馬券圏内に来ることもあり昨年は11番人気が1着になるなど2桁人気の馬が馬券圏内に来ることもあります。中心となるのは優駿スプリントTRの上位馬、大井1200mで勝利実績がある、もしくは重賞で連対実績のある馬がレースの中心となります。
推奨馬は3頭になります。
- 2枠4番アジュディカグラ
デビュー戦こそ2着でしたが、その後4連勝して臨んだ前走の優駿スプリントTRは先行策を取った同馬には厳しいペースとなり直線伸びきれず4着と終わりました。今回の出走メンバーで大井1200mで唯一の4勝馬と最もこの距離を得意としていると言えますので巻き返すことは十分に可能と思いますので同馬を推奨します。 - 8枠15番マルヨキング
達城騎手に乗り替わる前のレースでは掲示板止まりが多く続いていましたが、乗り替わり後は2連勝と結果を出しています。連勝以前でも1200m戦では6戦して全て5着以内には来ていましたので短距離適性は高く格上とのレースとなりますが、斤量は1㎏軽い56㎏で出走できることもあり人気を集めないようでしたら狙いたい1頭として同馬を推奨します。 - 7枠13番ホールドユアハンド
前走の東京湾カップは人気を裏切り8着に終わりましたが、2走前のクラウンカップで1着と重賞を勝利している実績は高く評価できます。今回は距離短縮がポイントになりますが、デビュー戦はJRAの1150mで1着と勝利していますので距離短縮はプラスになると見ています。前走の大敗で人気を落としているようでしたら積極的に狙いたい1頭として同馬を推奨します。
優駿スプリントTRで上位に来たポットギル、ヴァルラーム、ロイヤルビクトリーに下位人気のカンゲキ、グローリアスライブを多少押えたいです。
今回の予想は以上となります。
次回は6月26日(水)第42回帝王賞(JpnI)の予想をお届けします。
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