『レパードステークス2019の穴馬探し予想PART1』シベリアン

「レパードS」の
穴馬探しをお届けします。

レパードSは、
8月4日(日)に
新潟で行われる
ダート重賞です。

さっそく、当レースの
ポイントをお伝えします。

【ポイント1】
「JRAダートでの
トラック1周経験」が
欲しいレース

→レパードSの隠れたキモ。
過去全10回の当レースで
馬券圏に好走した30頭の
「レパードSを迎えるまでの、
JRAダートのトラックを
1周する競馬での成績」を
診てください。

09年1着 トラン 3.0.0.0
09年2着 スーニ 1.0.0.0
09年3着 スタッ 2.4.1.2
10年1着 ミラク 3.0.0.0
10年2着 グリッ 2.4.0.0
10年3着 ソリタ 3.0.0.1
11年1着 ボレア 2.3.0.0
11年2着 タカオ 3.0.0.1
11年3着 タナト 1.1.2.3
12年1着 ホッコ 2.0.1.2
12年2着 ナムラ 3.0.1.0
12年3着 イジゲ 3.0.0.1
13年1着 インカ 3.0.1.2
13年2着 サトノ 3.0.1.1
13年3着 ケイア —-(出走ナシ)
14年1着 アジア —-(出走ナシ) 
14年2着 クライ 1.0.0.0
14年3着 ランウ 1.0.0.0
15年1着 クロス 3.0.0.0
15年2着 ダノン —-(出走ナシ) 
15年3着 タマノ 2.1.0.0
16年1着 グレン 2.1.0.0
16年2着 ケイテ 2.1.2.0
16年3着 レガ- 2.0.0.1
17年1着 ローズ 2.1.0.1
17年2着 サルサ 2.0.0.1
17年3着 エピカ 1.0.0.0
18年1着 グリム —-(出走ナシ)
18年2着 ヒラボ 2.1.0.2
18年3着 ビッグ 2.2.0.1

このように上記30頭中、
26頭がレパードSまでに
すでに「JRAダートの
トラック1周競馬」で
勝った事がある馬でした。

逆に言えば、
当傾向に該当しない=
「JRAダートの
トラック1周競馬で
勝った事がない」馬が
圏外に消える事が多い
レースとも言えます。
一昨年などは
4・6・7番人気馬が
圏外に消えました。

東京ダート1600mなどの
「トラック半周競馬」と
新潟ダート1800mなどの
「トラック1周競馬」は
レースの質が大違い。

ここは実戦経験がまだ少ない
3歳馬のレースですから
「トラック1周競馬」で
勝った経験がある馬に
アドバンテージがある、と
いうことなのでしょう。

【ポイント2】
JDD出走馬vs
古馬混合2勝クラス戦経由馬の
構図だが…

→過去全10年で3着以内に
好走した30頭中20頭が
JDDか2勝クラス(1000万)を
前走で使っていた馬です。

特にJDD経由馬はかなり堅調。
過去全10回の当レースに
おける「前走別成績」を 
診てください。

1000万   複勝率21%  2.5.4.42
JDD     複勝率38%  5.2.2.15
ユニコーンS 複勝率19%  3.0.0.13
500万    複勝率 8%  0.2.0.23

※1000万には準オープンも含む

たとえば菊花賞などでも
「古馬混合1000万を
勝ってきた馬が穴」などと
よく言われますが、G1に
限らず当レースのような
夏秋の「3歳重賞」では、
夏の古馬混合1000万で
好走した馬が即通用する
シーンが多めです。
つまり古馬混合1000万の
レベル=3歳限定重賞の
レベル、というコト。
レパードSでもその傾向が
顕著に現れています。

ただ今年から「降級」が
無くなったことで、今夏の
古馬混合1000万のレベルが
多少下がっているとも
言えます。3歳馬の勝利が
多くなっていることもその
証ですが、今夏の1000万を
戦ってきた馬については
その各レース毎のレベルを
はかることも大切になって
きそうです。

また500万勝ち直後の馬は
あまり信用できないことも
上記データから読み取れます。

【ポイント3】
両極端な枠が不振

→全10年の枠別・
成績は下記のとおり。
1枠・8枠の「極端」な
枠の成績が不振です。
また「内枠有利」では
ないレースとも言えます。

1枠 複勝率10% 0.0.1.9
2枠 複勝率12% 1.0.1.15
3枠 複勝率33% 1.3.2.12
4枠 複勝率25% 2.2.1.15
5枠 複勝率25% 2.2.1.15
6枠 複勝率20% 1.0.3.16
7枠 複勝率25% 3.1.1.15
8枠 複勝率10% 0.2.0.18

【ポイント4】
「単調なスピード」に
長けた米血スピード血統を
狙いたい

→新潟ダート1800mは
JRA屈指の「逃げ先行馬が
断然有利」コース。

軽快な先行スピードで
前々へ行ってしまえば
コースレイアウトを味方に
そのまま押し切ることが
難しくない舞台です。

ですから、先行スピード&
馬力で粘り込むタイプの
馬が多い「バリバリの
米国ダート血統」の好走が
目立つ舞台でもあります。

レパードSも例外ではなく、
実際に過去好走馬の多くに
ヴァイスリージェントや
ミスプロ系など、米系の
ダート血統が父or母父 or
その両方に配されています。

【ポイント5】
キャリア4戦以下、
11戦以上の馬は厳しい

→全10年のキャリア別・
成績は下記のとおり。
キャリア4戦以下の馬と
11戦以上の馬が厳しい
アベレージとなっています。
経験不足でも、上積みが
少ないキャリア過多馬でも
ダメ、ということ。

4戦以下 0.1.0.15 複勝率 6%
5戦   0.3.1.11 複勝率27%
6戦   4.2.3.13 複勝率41%
7戦   2.1.1.15 複勝率21%
8戦   2.2.1.13 複勝率28%
9戦   1.0.1.17 複勝率11%
10戦   1.0.3.12 複勝率25%
11戦以上 0.1.0.19 複勝率 5%

以上5点を鑑みたうえで
今年の推奨馬をPART2で
会員様にお伝えします。

PART2・穴馬結論編に続きます。

投稿者プロフィール

シベリアン
シベリアン
高い情報収集能力で他を圧倒する予想家
2010年に発表した競馬教材「マグマの法則」が異例の大ヒットとなり業界で一躍有名に。高い情報収集能力から導き出される論理的な予想と、読み込ませる文章力にファンが多い。ザ・シークレット・ホースで『穴馬結論編』を公開中。

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