『関屋記念2019の穴馬探し予想PART1』シベリアン

「北九州記念」の
穴馬探しをお届けします。

北九州記念は、
8月18日(日)に小倉の
芝1200mで行われる
G3ハンデ重賞です。

さっそく、当レースの
ポイントをお伝えします。

【ポイント1】
激流の新潟千直で
目を覚ましてきた馬に
要注目?

→近年の北九州記念の
最大のキモはこれかも
しれません。近10年の
出走馬の前走別成績を
診てください。

アイビスSD 複勝率21% 3.3.4.38
バーデンC  複勝率16% 2.0.1.16
CBC賞   複勝率12% 1.0.3.29
準オープン  複勝率29% 1.5.1.17
1000万    複勝率29% 1.1.0.5 

アイビスSDを前走で
使ってきた、いわゆる
「前走で新潟千直の
激流の流れで走ってきて
目を覚ましてきた馬」の
成績が良好です。特に
近5年は、下記のように
毎年きっちり連対中!

14年1着 リトルゲルダ 前走アイビス4着
15年1着 ベルカント  前走アイビス1着
16年2着 ベルカント  前走アイビス1着
17年2着 ナリタスター 前走アイビス9着
18年2着 ダイメイプリ 前走アイビス1着

アイビスSDはそれほど
馬をピリッとさせる効果が
あり、千直出走の「次」の
レースは要注目となる、
ということなのでしょう。

また、準オープンや
1000万(2勝クラス)を
前走で走った「格下馬」が
ハバを利かせているのも
大きな特徴。「格よりも
今の調子」が大切な夏の
重賞の特徴がよく現れて
いると言えます。

【ポイント2】
ミスプロ vs
ダート血統 vs
バクシンオー

→近5年の当レースで
馬券圏に好走した15頭の
血統を診てください。

14年1着 リトルゲル ○◆
14年2着 メイショウ ○◆
14年3着 カイシュウ  ◆
15年1着 ベルカント ◆□
15年2着 ビッグアー □
15年3着 ベルルミエ ○◆
16年1着 バクシンテ □
16年2着 ベルカント □
16年3着 オウノミチ
17年1着 ダイアナへ
17年2着 ナリタスタ ◇
17年3着 ラインスピ ○◆
18年1着 アレスバロ ○
18年2着 ダイメイプ ○
18年3着 ラブカンプ ○□

○=ミスプロ持ちの馬。
◆=父か母父がダート血統。
□=父バクシンオー系。

上記15頭中、13頭に
いずれかの印が付きました。
印が複数付いた馬も6頭。

一昨年は、2・3着が
2ケタ人気の大穴でしたが
いずれも上記のように
印が付いていた馬でした。
昨年も6・4・7番人気の
決着でしたが、3頭とも
印付きの馬でした。

この3ポイントが
当レースの血統において
大切な事がよく分かりますし、
穴馬が人気馬を倒すための
ファクターとなっている
ことも分かります。

北九州記念は毎年、
テンから速めに流れて
ラップが前掲になります。
そしてそれは、ダートの
短距離戦でよく見られる
ラップと同じ。ですから
ダート短距離に滅法強い
ミスプロの血を備えた馬、
あるいはダート血統馬が
数多く好走している、と
いうことなのでしょう。

サクラバクシンオー系も
変わらず奮闘しています。
3年前は1着2着、一昨年は
ショウナンカンプ産駒が
大穴をあけ、昨年も3着に
好走しました(7番人気)。
平坦コースで芝状態が良い
時の短距離戦に抜群に強い
系統だけに、当レースで
ハバを利かせるのでしょう。
特に近年は妙味も連れて
きており、馬券のキモと
化している印象です。

以上3要素のいずれかを
備えている馬しかほとんど
好走してないレースとも
言えますから、まずは
今年も出走予定馬について
血統内容のチェック作業が
肝要となります。

【ポイント3】
最内枠が大苦戦

→近10年の枠別成績は
下記の通り。包まれやすい
最内枠のアベレージのみ
低調です。

1枠 複勝率 6%  1.0.0.17
2枠 複勝率16%  2.0.1.16
3枠 複勝率21%  1.1.2.15
4枠 複勝率30%  1.4.1.14
5枠 複勝率15%  2.0.1.17
6枠 複勝率20%  1.2.1.16
7枠 複勝率13%  0.2.1.21
8枠 複勝率23%  2.1.3.20

小回りコース=内有利と
どうしても安易に考えて
しまいますが、多頭数の
上質なスピード勝負で
内々もごちゃつきがちな
当レースにおいてそれは
当てはまらない、という
コト。要注意テーマです。

【ポイント4】
「逃げた馬」が全滅中

→近10年の逃げた馬は
下記の通り(0.0.0.10)。
タフな流れになるため、
逃げるとなかなか厳しく
なってしまいます。

09年 コウエイハート  10着
10年 ケイティラヴ   13着 
11年 テイエムオオタ  4着
12年 エーシンダック  15着
13年 アイラブリリ   8着
14年 アンバルブライ  4着  
15年 ニザエモン    18着
16年 ラヴァーズポイ  11着
17年 アクティブミノ  7着
18年 ナインテイルズ  15着

【ポイント5】
牝馬の激走に要注意

→昨年は4・7番人気の
牝馬が2着・3着に好走。
近10年の牡牝別成績も
下記のように牝馬が
優勢です。

牝馬 複勝率23% 5.6.6.56
牡馬 複勝率14% 5.4.4.80

「夏に強い牝馬」
「短距離に強い牝馬」は
共に競馬の鉄則ですが
その2つが揃う一戦ゆえ
牝馬が好アベレージなのは
必然なのかもしれません。

以上5点を鑑みたうえで
今年の推奨馬をPART2で
会員様にお伝えします。

PART2・穴馬結論編に続きます。

投稿者プロフィール

シベリアン
シベリアン
高い情報収集能力で他を圧倒する予想家
2010年に発表した競馬教材「マグマの法則」が異例の大ヒットとなり業界で一躍有名に。高い情報収集能力から導き出される論理的な予想と、読み込ませる文章力にファンが多い。ザ・シークレット・ホースで『穴馬結論編』を公開中。

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