『第18回 鎌倉記念(SII)(全日本2歳優駿TR) 予想』斉藤イサオ

今年の南関東で行われる最初の2歳重賞でここから平和賞、ハイセイコー記念、ローレル賞と10月~11月の間に2歳重賞が続き、12月の全日本2歳優駿、東京2歳優駿牝馬に向けて南関東だけではなく他地区からも出走馬が集まります。
同レースは過去10年で地元の川崎が1勝と苦戦しており南関東では船橋が3勝で門別が4勝と最も多く勝利しています。人気別では1番人気は2勝、2着2回、3着3回で勝率、連対率の面では信頼度は高くなく、2番人気が3勝、2着4回と1番人気以上の成績を残しています。また、鎌倉記念トライアルの若武者賞からも優勝馬が出ておらず2着2回までとなっています。
上記を踏まえて推奨馬は3頭になります。

 

  • 6枠7番ヒイロメープル
    デビュー戦ではスタートで遅れてしまい3着に敗れていますが、2戦目以降スタートが改善されていき前走は好スタートを決めてそのまま逃げ切り1分27秒4という馬場差はありますが、同日のB3クラスより早い時計で勝利を収めています。今回は他にもスタートが良く前に行く馬が多くいますので同型馬との兼ね合いや初の左回りへの対応と克服すべき点もありますが、前走好時計をマークしており素質では負けていないと思い同馬を推奨します。
  • 7枠9番レイワデジタル
    前走のシーチャリオット・メモリアルは2番手でレースを進め3コーナーから前との差を詰めて4コーナー手前で先頭に立って人気を集めていたピアノマンを振り切っての好内容のレースでの勝利でした。今回も前に行くであろう馬が多くいますので前走と同じようなレース運びが出来ればチャンスはありますので2走前のように出遅れる事なくレースを進められたら上位争い可能と思いますので同馬を推奨します。
  • 3枠3番アベニンドリーム
    門別からの遠征馬2頭はどちらも認定競争を勝利していますが、もう1頭のイッキカセイは1200m以上の距離は未経験です。対してアベニンドリームが勝利した認定競争は1700mのレースを勝利しています。また、出走メンバーで7戦とキャリアも豊富にあります。前走は初の門別内回りで2着でしたが小回りコースでレースが出来た事もプラスになったと思います。こちらも左回りへの対応がポイントですが、豊富なレース経験もあり上位争い可能と思いますので同馬を推奨します。

 

トライアルの若武者賞を大差勝ちして人気が集まっているインペリシャブルは若武者賞から勝ち馬が出ていませんので相手として押さえる1頭としました。前走は園田に遠征して重賞勝利を収めているスティローザは-12kgと減った馬体重が戻っているかどうかや牝馬が好成績を残せていない点からこちらも相手として押さえる1頭としました。

今回の予想は以上となります。
次回は10月30日(水)第65回平和賞(SIII)の予想をお届けします。

投稿者プロフィール

斉藤イサオ
斉藤イサオ
常識にとらわれない南関コンピ職人
南関コンピをベースに、過去のレース傾向、騎手の成績、持ち時計などのファクターを駆使して予想を組み立てる職人。馬券は本命重視で、過去データの扱いに長けている。

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