『京都金杯2020の穴馬探し予想PART1』シベリアン

「京都金杯」の
穴馬探しをお届けします。

2020年の中央競馬は
1月5日(日)6日(月)の
2日間開催でスタート。

京都金杯は
1月5日(日)に行われる
新年恒例のG3重賞です。

さっそく、当レースの
ポイントをお伝えします。

【ポイント1】
枠の傾向が
明らかに変わってきた
ここ2年の京都金杯

→2017年まで、
この京都金杯は
おそろしいほどの
「内枠天国」でした。

2017年も1~3枠の
内枠馬で1・2・3着。

何せ2009~2017年の
9年に馬券に絡んだ
27頭のうち24頭が
「4枠から内」という
内枠天国っぷりでした。

京都金杯に限らず1月の
京都開幕週&2週目の
芝レースは、内が良い
馬場の影響で、内枠馬や
先行できる馬が有利な
状況が、2017年までの
お約束だったのですが…。

しかし。
2018年の京都金杯は
様相が一変。外枠から
差しこんできた馬が
ワンツーしたのです。

そして。
昨年2019年の京都金杯も
その傾向は続き、外枠馬や
差した馬が上位に好走。

この結果を診ると
2018年から馬場状況が
変わった(=内枠天国で
無くなった)と言えます。

京都金杯に限らず、
昨年の1月の京都の芝の
レースは全体的に外差しが
届いていました。これで
2018年・2019年と
2年続けて1月の京都芝は
外差し有利の状態になって
いたのです。2017年迄の
前残り&内枠天国の芝とは
明らかに様子が違います。

2018年・2019年の
1月京都芝の外差し傾向=
前年秋の京都の芝の傷みが
相当進んでいた事が原因と
診ますが、今年も、前年の
秋の京都の芝はここ2年と
同様やや傷み加減でした。
ならば、今冬の京都の芝も
結構外差しが効くのでは…
と診ますがどうでしょうか。

2017年までの強烈な
印象をひきずって
「1月の京都=とにかく
内々前々」という論調も
まだ見かけますが、その
イメージに左右されない
ことが大切でしょう。

【ポイント2】
「距離延長馬」が弱い

→近10年の距離延長&
短縮別の成績を診て
ください。前走から
距離を伸ばしてきた馬が
未勝利。かなりの苦戦を
強いられています。

前走から距離延長 複勝率14% 0.2.3.32
前走と同距離   複勝率19% 6.3.5.61
前走から距離短縮 複勝率22% 4.5.2.39

【ポイント3】
若いほど走っている
レース

→近10年の馬齢別の
成績は下記のとおり。
キレイに「若いほど
好成績」で、7歳超の
ベテランには勝ち星が
ありません。

4歳  複勝率24% 4.4.2.31
5歳  複勝率21% 2.2.2.22
6歳  複勝率18% 4.2.2.36
7歳超 複勝率12% 0.2.4.43

【ポイント4】
軽ハンデ馬が苦戦

→近10年のハンデ別の
成績は下記のとおり。
軽ハンデ馬の成績が
さほど良くありません。

54キロ以下 複勝率16% 1.2.6.49
55キロ   複勝率17% 4.1.0.24
56キロ   複勝率11% 1.2.1.32(56.5含む)
57キロ   複勝率30% 4.4.2.23(57.5含む)
58キロ超  複勝率33% 0.1.1.4

逆に、57キロ以上の
ハンデをしっかり貰って
いたような実力上位馬の
ほうが、重めのハンデに
負けず好走している事が
多いレースと言えます。

以上4点を鑑みたうえで
今年の推奨馬をPART2で
会員様にお伝えします。

PART2・穴馬結論編に続きます。

投稿者プロフィール

シベリアン
シベリアン
高い情報収集能力で他を圧倒する予想家
2010年に発表した競馬教材「マグマの法則」が異例の大ヒットとなり業界で一躍有名に。高い情報収集能力から導き出される論理的な予想と、読み込ませる文章力にファンが多い。ザ・シークレット・ホースで『穴馬結論編』を公開中。

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