『第63回 ニューイヤーカップ(SIII) 予想』斉藤イサオ
3年連続で勝ち馬がクラシックホースとなっていて今後に繋がる1戦となる重賞です。過去10年で最も1着が多いのは3番人気の4回、次いで4番人気の3回、1番人気の2回と続いています。連対率の面でも4番人気までの成績が良く5番人気以下は3着こそ6回ありますが2着以上となると厳しい成績となっています。浦和の1600mは特殊なコース形態で枠の有利不利が非常に大きいコースで内枠有利、外枠不利が極端なコースでもあります。枠順も予想の考慮に入れて上で推奨馬は3頭です。
- 2枠2番グリーンロード
前走の川崎ジュニアオープンは2歳重賞でも好走歴のある馬も出走していた中でも2着以下に7馬身差をつける完勝といえる強い内容でした。2戦目のゴールジュニアーこそ初の右回り、前に行くことが出来ずに10着に敗れていますが、それ以降は3連勝していて前走は逃げずに2番手からの競馬をしていてハナにこだわらなくてもレースが出来た点も評価したいポイントです。重賞初挑戦ですが3連勝の勢いをかって同馬を推奨します。 - 3枠3番ファルコンウィング
前走の浦和ジュニアチャンピオンは浦和所属馬のみのレースでしたが格の違いを見せるかのような内容で大差勝ちの楽勝でした。浦和では4戦して2勝2着2回と連対率は100%と好成績を残してします。前に行きたい脚質から今回の枠に入ったのはプラスとなる材料でハナを取って先行争いも激しくならないようなら逃げ切ってしまうことも可能な1頭と思い同馬を推奨します。 - 4枠4番マンガン
2走前の平和賞では最後の直線で良く伸びて2着で、勝ち馬のヴァケーションは後に全日本2歳優駿も勝利した馬でレベルの高かったレースで好走しています。前走のハイセイコー記念で初めて馬券圏内を外しましたがそれ以外のレースでは最後は確実に伸びてくる末脚はここでも魅力十分です。直線が短くなる浦和でのレースになるので直線だけの勝負にこだわらず早めに仕掛けて行くレースが出来れば上位争いの候補になる思い同馬を推奨します。
相手の候補は2歳時に出走した重賞で全て掲示板に入っているチョウライリンを挙げたいです。
今回の予想は以上となります。
次回は1月22日(水)第23回 CK女王盃(JpnIII)の予想をお届けします。
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