『阪神大賞典 2017の穴馬探しPART1』シベリアン
「阪神大賞典」の
穴馬探しをお届けします。
阪神大賞典は19日(日)に
阪神芝3000mで行われる
天皇賞春の前哨戦です。
さっそく、当レースの
ポイントをご紹介しましょう。
【ポイント1】
荒れない
→まずは当たり前かつ単純な
ことから記しておきます。
阪神大賞典はあまり荒れません。
競馬のレースは、距離が長い
ほど、そして上位人気馬の質=
確実性が高いほど荒れにくい
ものですが、両方に該当する
当レースはその典型です。
最近の阪神大賞典は少し
メンバーの「質」が低調に
見えることもありますが
それでもG1の根幹ステップ。
依然として「荒れにくい」
レースの質は維持しています。
近4年すべて3連単1万円割れ。
1番人気馬も崩れておらず
近10年(3.4.2.1)と馬券圏を
ほとんど外していません。
今年はサトノダイヤモンドが
間違いなく1番人気ですが、
馬券の対象から外すのは
「阪神大賞典だけに」無謀と
キモに銘じておきましょう。
ただ、1番人気馬は近10年で
(3.4.2.1)。つまり2・3着に
取りこぼすケースはしばしば
ありますから、そこは馬券の
狙い目のひとつにはなるかも
しれません。
【ポイント2】
グレイソヴリン持ちの
馬を要チェック
→屈指のパワーコース阪神。
しかもタフな長距離レース。
ゆえに、阪神大賞典は
パワー&スタミナの権化・
トニービンらに代表される
「グレイソヴリン」の血を
持つ馬の好走が非常に多い。
ある意味「必然の事象」と
言えましょう。
近5年好走馬15頭の血統を
見てください。◆印付き=
組成内にグレイソヴリンを
含む馬ですが下記15頭中、
半分の7頭を占めます。
12年1着 ギュスター(3)◆
12年2着 オルフェ-(1)
12年3着 ナムラクレ(5)◆
13年1着 ゴールドシ(1)
13年2着 デスぺラ-(3)◆
13年3着 フォゲッタ(5)◆
14年1着 ゴールドシ(1)
14年2着 アドマイヤ(5)◆
14年3着 バンデ (3)
15年1着 ゴールドシ(1)
15年2着 デニムアン(7)
15年3着 ラストイン(2)
16年1着 シュヴァル(1)◆
15年2着 タンタアレ(4)
15年3着 アドマイヤ(3)◆
(カッコ数字)は人気順
【ポイント3】
「前走が2月重賞」の馬の
成績があまり良くない
→タイトルどおり。
当レースの近10年の前走別・
成績を診て下さい。
有馬記念 複勝率50% 3.1.1.5
日経新春杯 56% 2.1.2.4
京都記念 28% 2.1.2.13
ダイヤモンド 23% 3.1.1.5
オープン特別 25% 0.2.0.6
準オープン以下 10% 0.1.1.19
前走で有馬記念や日経新春杯を
使い、一息入れて当レースに
出走してきた馬のアベレージが
秀逸です。
逆に前走で「2月の重賞」=
ダイヤモンドS・京都記念を
使っていた馬の成績が低調。
ダイヤモンドS・京都記念を
使ってさらに阪神大賞典と
なると「スタミナ戦の連戦」で
厳しいのかもしれませんし、
パワーも必要な阪神大賞典と
両レースの質が、あまり似て
いないことも不振に繋がって
いるのかもしれません。
【ポイント4】
関東馬がサッパリ
→近10年で(0.1.0.19)。
そもそも近年は要スタミナの
レースで関東馬が全体的に
不振の傾向です。
【ポイント5】
「6歳以上」は好走確率が
一気にダウン
→近10年の馬齢別・成績を
診てください。4・5歳と
6歳以上とではアベレージが
ダブルスコア以上の開きが
あります。
4歳 複勝率41% 4.7.1.17
5歳 36% 2.2.5.16
6歳 12% 2.0.1.22
7歳上 18% 2.1.3.27
以上5点を鑑みたうえで、
今年の推奨馬をPART2で
会員様にお伝えします。
PART2・穴馬結論編に続きます。
投稿者プロフィール
-
高い情報収集能力で他を圧倒する予想家
2010年に発表した競馬教材「マグマの法則」が異例の大ヒットとなり業界で一躍有名に。高い情報収集能力から導き出される論理的な予想と、読み込ませる文章力にファンが多い。ザ・シークレット・ホースで『穴馬結論編』を公開中。
最新の投稿
- レース考察2024年4月20日『マイラーズC2024の穴馬探し予想PART1』シベリアン
- レース考察2024年4月20日『フローラS2024の穴馬探し予想PART1』シベリアン
- レース考察2024年4月20日『福島牝馬S2024の穴馬探し予想PART1』シベリアン
- レース考察2024年4月13日『アンタレスS2024の穴馬探し予想PART1』シベリアン