『ヴィクトリアマイル(GⅠ)2020アーモンドアイ血統考察』YRA

 

血統調査員のYRAです。

「血統表は競走馬の設計図!」ということで。

 

今週は5月17日に開催された春の女王決定戦 ヴィクトリアマイル(G1)を勝ったアーモンドアイを取り上げます。

 


6枠12番アーモンドアイは絶好のスタートを切ると、控えて5~6番手の位置からレースを進める。

3コーナーに入ってもポジションは変わらず、手応えは持ったまま。

4コーナーから直線を、コーナーワークで4番手の位置で迎える。

そのまま持ったままで前をとらえると、残り200mを切っても後を追うものはなし。

最後まで鞍上は追うことすらなく、大楽勝でゴール板を駆け抜けた。

 

 

アーモンドアイの父ロードカナロアは現役時代、国内外で19戦13勝(2着5回3着1回と馬券圏外は一度もなし)。

主な勝ち鞍は香港スプリント(2回)、スプリンターズステークス(2回)、高松宮記念、安田記念とG1を6勝。

2013年には年度代表馬に選出されている。

自身はスプリント~マイルで活躍したが、産駒はサートゥルナーリア(ホープフルステークス、皐月賞)やステルヴィオ(マイルチャンピオンシップ)、そして本馬(牝馬3冠、ジャパンカップ、ドバイターフ、天皇賞・秋)と種牡馬としての距離の守備範囲は広い。

2017年デビュー(2015年産駒)がファーストクロップ。

2019年の種牡馬ランクは第3位。

 

 

母フサイチパンドラは現役時、21戦4勝。主な勝ち鞍はエリザベス女王杯(G1)

血統背景は、父サンデーサイレンス×母父Nureyev(ノーザンダンサー系)の組み合わせ。

繁殖として、これまで本馬を含め9頭。

父シンボリクリスエス(2勝)→父シンボリクリスエス(1勝)→父キングカメハメハ(1勝)→父キングカメハメハ(中央未勝利)→父ハービンジャー(1勝)→父キングカメハメハ(未デビュー)→父ロードカナロア(本馬)→父ヨハネスブルグ(2勝、現役)→父ルーラーシップ(未勝利、現役)

勝ち上がり率は高いが、1勝クラスが多く、条件馬ばかりであった。

そんな中で突如、大物として出現したのが本馬である。

 

父ロードカナロアは非サンデー系なので母方にサンデーを持つ肌馬との交配が強みであり、成功の近道。

種牡馬として本馬が代表産駒。血統配合の成功例も当然本馬となる。

本馬の血統表を見ていくと、母にSex Appealを持つこととNureyevのクロスを持つことが核心部分。

 

Sex Appealは母の祖母(母母母)で米国馬。自身は未出走。

繁殖としてはトライマイベスト(イギリス・デューハーストS)、El Gran Senor(アイルランドダービー、イギリス1000ギニー)と2頭のG1馬を輩出した名繁殖牝馬。

本馬の他にはヴァルディゼール(シンザン記念(G3))も母方にSex Appealを持っている。

 

Nureyevはアメリカ型ノーザンダンサー系で、そのクロスはスピード力を増幅する効果がある。

父との配合では他にルガールカルム(アネモネ・L)が該当する。

 

今後もこの2つの血は、父の成功配合パターンとして意識しておきたい。

 

 


これってレースだったんですかね?

公開調教にしか見えませんでした(笑)

これでG1を7勝目として、歴代の名馬たちと肩を並べました。

G1最多勝記録を更新する日も近いでしょう。

現役最強馬の行く末にますます目が離せません!

 

 

 

 



私事ですが、最近禁煙を始めました(もう何十回目かわかりません笑)。

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投稿者プロフィール

YRA
YRA
血統の設計図から好走率を占う予想家
趣味の一口馬主が高じて牧場通いをするも「馬関係者でも走る馬はわからない」という結論に至る。そこから少しでも走る馬を見極めるために血統に没頭。血統から展開されるレース回顧は好評を得ている。

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